OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●20年後も『昔はよかった』といえるハム界になるか?

2025年01月01日 | アマチュア無線

喪中の方もいらっしゃいますから、新年の挨拶は致しません、hihi。さて、20年後も『昔はよかった』といえるような『基盤が、今のアマチュア無線界にはない』と考えます。20年後は『2045年』です。私は生きていたら『80歳』です。今の70歳代、80歳代は『いい時代、豊かな日本』を享受してきました。しかし、それは『もう、幻想』です。円安≒貧乏になる・・・この構図が、いつまでも続くとは思えませんが、少なくとも労働人口の激減で『豊かさは、他国に移っている』のを認識すべきでしょう。2045年、果たして『アマチュア無線というホビーが残るのか?』の視点で切り込んでいきます。

【写真:20年後にアマチュア無線界を残すなら『CWが必須』かも】
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◆サブカルチャーから、新規のCWerを発掘すべし。
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・ゲーム界

・アニメーション界

・ムセン界

 

いわゆる『オタク系』を『どう組み合わせるか?』が大きな課題です。

 

いまのところ、その程度しか思いつきませんが、

2045年・・・20年後もアマチュア無線界を存在させるには、

もう一度、原点に立って『サブカル』から新規ユーザーを発掘すべきでしょう。

 

2045年は、どんな環境かな・・・?。

 

・2025年:太陽活動のピーク

・2030年:太陽活動のボトム

・2035年:太陽活動のピークの1年前(ピークは2036年)

・2040年:太陽活動ボトムの1年前(ピークは2041年)

・2045年:太陽活動ピークの2年前(ピークは2047年)

 

2045年、太陽活動は活発期に入っていると思われますが・・・。

 

ボトムネックになるのは『2040年頃のボトム期』に、

アマチュア無線から離れる人が増える条件が揃っています。

ボトム期に『大量廃局』が止められなかったら、

2045年の太陽活動ピーク時『HFから聴こえるのは軍事レーダー波』くらい?。

 

・2040年、BCLブーム世代が『後期高齢者』に

・ボトム期に、飛距離が伸びない無線界から離れる

・2025年頃の、将来対策が活かされず

・JAのムセン人口は、ほぼゼロ

 

こんな予測が容易に成り立ちます。

 

現在、ノーライセンスでも遊べる『モールスチャット』もできました。

いまのところ『CW練習のためのもの』のような位置づけです。

これを『若年層が興味をもつ「サブカル」にできないものか?』と考えます。

 

・電信=無線でやるもの・・・この考え方自体が『偏向』なのです。

 

もともと、電信は『有線』で行われていました。

特筆なのは、米国で鉄道の信号制御で使用する電線などに、

電気のON-OFFで『信号を伝えられる「電報」が原点』でした。

ならば、インターネット経由の無線LANや有線回線など、

暴論承知で言えば『無線、有線の区別など、どうでもいい』状態で、

 

サイトやアプリの拡充、若年層へのアプローチやプロモーションが重要。

 

高額な無線機を使うために、上級ライセンスをカネで買って、

『さも、カネがおまっせ(ありますよ)』的な『見せ金』は、

唱和(昭和)の豊かな時代の発想でしょう。

 

ノーライセンスの若年層、幼児教育の一環・・・いろいろ考えられます。

 

ノーライセンスで使えるのは『ネット社会』の特権でしょう。

そこで、就学前の幼児・児童が興味を持つ『遊び』に、

CWが取り入れられない者か・・・、私は、そう考えます。

 

3歳からCWに接していたら『ものすごく覚えが速い』です。

 

音楽業界を見ても『3歳からピアノをやっていました』という人は非常に多い。

そういう人は『ほぼ全員、絶対音感を身につけている』のです。

天才的に絶対音感を持っている人も稀にいるかも知れませんが、

実際のところは『幼少期の訓練、練習のたまもの』です。

 

高校生になってからアマチュア無線の免許を取って・・・では、遅すぎる。

 

アマチュア無線が、今も『先進的なホビー』であれば、

勉強次第で『CWの達人』も生まれるかも知れません。

しかし、今は『は?アマチュア無線?何スか、それ?』の時代です。

 

今年は、CWをサブカルに持っていけないか・・・を自由研究課題にしてみましょう。

 

今年もよろしゅうに。ほんじゃーね!!

 

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