知人が『FT8をやってみたい』と言ってきた。約30年ぶりの『再開』ゆえ『浦島太郎状態』なのは織り込み済み。当時、私があまり使っていなかった『IC-705』を『貸与』し、『SWLからスタートするように!』と、いろいろ課題を出した。2024年7月2日に、RIGとPCをUSBケーブルでつなぎ、wsjt-xをセットアップまで完了。その後『今日やったことは、必ず、おさらいすること』と、SWLでチャレンジできるAWARDの『課題』を出しておいたのだが。
【写真:自分でやってみて、疑問点を潰していかないと成長しない】
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◆3か月間、何もやっていなかったので、RIGを即、引き上げ。
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ちょうど、3か月経過したタイミングに、
14MHz用のDP-ANTを作って、レターパックで送った。
私は『きちんと、課題をやっている』と思っていた。
とりあえず『レターパック、届いた?』と、電話してみた。
レターパックは無事に届いていたのだが、
呆れたことに『3か月、一回も通電させていない』と、
いけしゃあしゃあとぬかしてきた。
さらに、ワイドグラフは動作しているがデータのデコードができない。
仕方がないので、いろいろ電話口で『あれこれ』と指示した。
どうやっても、デコードにまで至らない。
そのうち、PCの責にしたり『言い訳』や『ぼやき』が始まった。
私は『再度、セッティングしに行くわ』と言い電話を切った。
IC-705は『初期ロット』でファームアップもしていなかった。
セッティングなんかどうでもいいと感じ、
ファームアップしたいので、一旦、持ち帰りたい旨、電話を入れた。
そうしたら『別にええよ』とかぬかす。
もう、こいつやる気ないわ・・・。
そう感じ、3日後に取りに行くことに。
その電話で『おさらい、しいやって言うたのに、なんでせんかった?』と聞く。
『ええっと、ま、忙しかってん、えへへ』(しばくぞ!)
1,おさらいは、3日連チャンでやること
2,おさらいしながら、3週間(21日)かけて課題を進めること
3,3か月も続けていたら、カンタンなAWARDは完成しているはず
▲SWLで6大陸のQSLを得れば、SWL版WACの『HAC』が申請可。
▲10MHz-100局は、WARC-AWARDでも一番たやすい。
私は『最初の21日間が最も大事だ』と思っている。
特に『新しいこと』を始めたときでも、
21日間は『みっちり』やらないと『やらない日常に戻るから』だ。
新しい品を手に入れたときでも『21日』も経てば『日常』に戻る。
3日、3週間、3か月・・・特に重要な期間である。
職場でも新入社員が入ってきたとき『3か月間は試用期間』だ。
その『試用期間』は、わき目もふらずやって結果を出さないと、
会社は試用期間内であれば『解雇』できる。
逆にいえば、3か月しっかりやると『ベテランの入り口に立てる』。
その大事な3か月を『何もしなかった』というのは、
こちらの労力を踏みにじったようなものである。
こういう人は、例え友人、知人であっても、
私は、友人をやめる。(つまり切り捨てる)
以前『CWをやりたい』という人が『どうすればいいか』と尋ねてきた。
3日、3週間、3か月の『課題』を出した。
さらに『1か月で、何でもいいからCWデビューすること』を目標にした。
その人は、きちんと課題をこなして1か月でCWデビューを果たした。
1分間100文字の受信をできるように、
というハードルの高い課題を、きちんとこなしてくれた。
PCでCW解析しながらでもいいから、
とにかく1分間100文字に『慣れる』のを課題にした。
コンテストなど、100文字くらいの速度で打ってくるから60文字ではダメ。
極論すれば、メモリーキーヤー&PC解析でも構わない。
最初から、100文字の壁をやすやすと越えられないのはわかっている。
私は『その君の本気度を見て、成功体験を積んでほしかった』のだ。
今後『〇〇〇をやりたい』という人には『本気ですね?』を聞くことにする。
また、身銭を切らないと、人は本気にならないのもよくわかった。
安易にRIGを貸与して・・・なんてのは、
本人のためにもならないから『買ってから言うてきてください』に決めた。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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