OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●ムセン関係の素人動画を見て、感じること。

2024年12月09日 | アマチュア無線

アマチュア無線の楽しみを伝えたい・・・という気持ちは理解しているつもりです。しかし、メディア発信者としての『責任』の所在は『あいまい』だと感じます。あくまでも『主観的に述べていらっしゃるだけだな』と思う方は多いのではないでしょうか。専門誌などの『紙媒体』は、確かに『時間がかかる』ものですが、出版物には『多くの人が関わっていて、工程が終わるたびに担当者のハンコを押したり、署名をして責任の所在を明らかにして、記録をきちんと残しているもの』です。撮って出しの素人動画とは、やはりレベルが違うということを、きちんと線引きして接していくことが大事だと、私は思っています。

【写真:話し言葉ならわかるようです、というホリエモンが言うように動画はわかりやすいですが】
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◆自分の趣味だからこそ、楽しみ方は自分で構築するのが大人です。
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学生時代の延長で、アマチュア無線をやっている人が多い気がします。

 

・テストの点数

・偏差値

 

こういったフレームの中でサバイバルしていたら済むのが『学生時代』です。

評価の仕組みが『テストの点数』や『偏差値』ですから、

わかりやすいといえますね。

 

ところが、大人の趣味として楽しむには『点数』も『偏差値』もありません。

 

せいぜい、シンニアマまでは講習会で資格取得が可能になりました。

とはいえ『点数』で合格不合格が評価されるのは資格取得までの話です。

アマチュア無線に限らず『社会』に出たら『評価』は、

学生時代とは大きく異なります。

 

社会人は『自分自身』で評価基準を作れないといけません。

 

1,自分自身で『課題』を設定する

2,自分自身で『スコア』をつける

3,自分自身で『採点システム』を作る

4,採点そのものも『自分自身』で行う

5,自分自身で構築した『フレーム』で行動する

 

幸いなことに、他の趣味以上にAWARDなどの民間認定制度があります。

 

これは、自分自身でプログラムを作らなくても、

既存の規定に沿って行動すれば、

評価基準に達し、書類や申請料の不備さえなければ、

きちんと評価された『AWARDという認定証が手に入る』のです。

 

いつも言う『AWARDせんかったら、何して遊ぶんや?』です。

 

個人の趣味ですから、

基本的に『周囲のコーチ』を受けられるケースは稀ですし、

資格を取ってからは『テスト』という『わかりやすい枠もない』のです。

 

交信や受信をした『ログ』は『積み上げたデータベース』です。

 

データベースは『ストック』の宝庫です。

これを、必要な情報のみピックアップして、

QSLのリストを作ったり、申請書をつくったりするのが『フロー』です。

 

1,ストックを活用しなければ『不良在庫』になるだけ

2,フローを行わないと、何のためにやっているのかわからなくなる

 

動画を教科書にしていると、考える力を奪われがちです。

 

これは『過保護で育った人』には、特に言えることです。

過保護で育った人は、還暦を過ぎても『補助輪』が外せません。

アマチュア無線で『いつまでも補助輪が外せない人が多くいる』のが現状です。

 

1,自分で分析して

2,学んでいく機会を作る

3,自分をきちんと客観視して

 

問題意識や課題を自分で設定してクリアするのが、

大人の趣味ではないでしょうか。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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