JARL-NEWSや専門誌を見ていると『若い人に入ってきてほしい』ばかりです。体裁だけ『体験運用』だの『ニューカマーに優しくしましょう』だの『スローガン』ばかりが目立ちます。メーカーも、便乗値上げで自分らの首を絞めていますし、フラッグシップ機と銘打って『40万円くらいの価値しかない機械を「ほぼ2倍の値段」で売っています。ホンマに『やる気、あんのかよ?』と感じます。
【写真:ボールペン習字の教材一式で31,680円。履修できれば一生ものですが】
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◆ユーキャンのペン習字から学べない無線業界。
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ボールペン字を書けるようになる講座、
約3万円で売れています。
たかが『ボールペン習字』です。
しかもこの講座、
・26年間売れ続け、
・230万人が受講しています。
・その売上なんと638億円です。
29,000円×230万人=638億円(※値段改訂は加味していません)
教材の内容は時代ごとに多少は改定しているものの・・・。
一度作った講座が30年近く売れ続け、
講座だけで『600億円を超える市場(売上)』につながっているということです。
想像してみてください。
もし、ボールペン習字講座のようなアマチュア無線の通信教育講座を、
新しい人材発掘の手段や収入源として持つことができたら、
言い方を変えれば『復活できれば?』です。
原価は、ほとんどかからず、売れば売るだけ利益になります。
しかもいい講座が作れれば、3年、5年、10年と売れ続けます。
かつての『通信教育』のように国家試験で失敗しても、
JARDのe-ラーニング講習会で免許取得が可能となれば、
必然的に、老若男女問わず『新規参入』は増えます。
私がいつも言う『業界の怠慢』は『こういうこと』です。
ユーキャンのボールペン字講座は20年以上、頑張っています。
アマチュア無線業界は『20年間、何をしていたのか』。
無線をやっている人を対象にした無線雑誌にe-ラーニング広告を載せて、
無線をやっていない人が目にする媒体には広告を全く出稿していませんね。
これで、どうやって無線人口が増えるのかお聞きしたいものですな。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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