JH7UBCブログ

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パソコンが壊れた その3 CPUの換装

2023-08-17 06:53:46 | パソコン
 壊れたパソコンHP Pavilion dv6 (2009年製)は、同じプロダクトナンバーの物をヤフオクで落札し、HDDからSSDへの換装、RAMの増設(4GBに)、OSをWindows10にクリーンインストールを行いました。更に液晶パネルを交換し、ほぼ新品同様になりました。

 最後の仕上げは、CPUの交換です。交換前のCPUは、AMD AthlonⅡ Dual Core M300 2.00GHzです。
 

 これを壊れたパソコンに装着していたAMD TurionⅡ Ultra Dual Core M600 2.40GHzに交換しました。

 AThlonⅡ,TurionⅡともにSocketS1(s1g3)で、TDP35Wですので、問題はありません。しかし、CPUとACアダプターがかなり熱くなります。

 CPU換装の方法は、当ブログのこちらの記事を見てください。CPUを換装して立ち上げた時はCPUをTurionと認識しなかったのですが、少しして再起動されて無事下のように認識されました。



 このパソコンでは、CPUにアクセスできるようにするには、ほとんどのビスを外し、マザーボードを外さなくてはなりません。けっこう面倒です。

 これでパソコンの動きも少し良くなり快適に使えるようになりました。

パソコンが壊れた その2 液晶パネルの交換

2023-08-16 09:27:18 | パソコン
 壊れたHP Pavilion dv6 (2009年製)が一応Windows10で動作するようになりました。

 液晶パネルはの映りは問題ないのですが、フィルムの表面がガサガサの状態になっていました。そこで、壊れたパソコンの液晶パネルと交換することにしました。壊れたパソコンは2016年にもらった時に新品と交換しています。

 HP Pavilion dv6の液晶パネル交換の記事は、以前Yahooブログに記事を書いたのですが、Yahooブログ消滅と共に消えてしまいました。改めて記事を書きたいと思います。

 このパソコンの液晶パネル交換は、比較的簡単です。
 まず、下の図の丸印のところにあるネジを隠すプラスティックのカバーを取ります。


 カバーを取るとネジが見えます。これを左右両方とも外します。(白い丸印)



 次に液晶パネルを押さえているプラスティックの枠を外します。これは、パネルと枠の隙間に手を入れて広げると、パチッパチッという音とともに外すことができます。

 プラスティックの枠を外した状態です。



 液晶パネルを固定している4個のビスを外します。(黄色の丸印)

 パネルを外し、前に倒します。この時液晶画面を傷つけないようパネルとキーボードの間に布などを挟んでおきます。

 液晶パネルと本体を接続しているコネクタを外します。(黄色い丸印)
 コネクタから伸びているケーブルはパネルに接着されていますので、慎重に外します。(赤い丸印)

 以上で、液晶パネルを外すことができます。
 新しい液晶パネルと交換し、コネクタの接続、ケーブルの接着を行います。
 後は、外すときと逆に組み立てれば、交換完了です。

 きれいな液晶パネルになりました。映像の映りもよくなったように思います。

パソコンが壊れた その1

2023-08-15 16:33:16 | パソコン
 パソコンHP Pavilion dv6が7月中旬に壊れました。

 このPCは2009年製で、息子からもらった時にはディスプレイが壊れていましたので新品のディスプレイに交換し、その後、RAMを4GBに増やし、CPUはsempron 2GHzからTurionⅡ2.4GHzに換装しました。最初はシャックで無線用に使っていたのですが、最近はメインのPCとして使っていました。

 異常は、少し前から出始めました。まず、ディスプレイの画面が時々乱れるようになり、次にスリープ状態から復帰しなくなり、ついにはパソコン自体が立ち上がらなくなってしまいました。

 どこに異常があるのかを確認するために、次のようなことをしました。
 1.RAMを外してから再度セットしてみましたが、立ち上がらず。
 2.CrystalDiskinfoでSSDをチェックしてみました。異常なし。
 3.BIOSのバックアップ用のボタン電池を外して、再度セットしてみたが、立ち上がらず。
 4.SSDを以前使っていたHDDに戻してみたが、立ち上がらず。
 5.CPUを初期のsempronに戻してみましたが、立ち上がらず。
 このように考えられることをやってみましたが、立ち上がらないのでマザーボードの故障と判断しました。

 SSDのデータを生かすためには同じPCを手に入れれば良いと考え、ヤフオクで探すと、偶然に同じプロダクトナンバーの物が出品されていました。私の他に入札者がなく、格安で手に入れることができました。



 壊れたPCとヤフオクて手に入れたPCを並べてみました。どちらがどちらだか分かりませんね。左が壊れたPC、右がヤフオクのPCです。

 ヤフオクのPCは、電源を入れると普通に立ち上がりました。OSはWindows7でした。システムを調べると



 CPUは AMD AthlonⅡ Dual Core M300 2GHzで、RAMは2GBでした。
 ストレージは、250GBのHDDでした。

 さっそく、壊れたPCのSSDを装着して立ち上げてみるとWindows10で立ち上がりました。
 しかし、マイクロソフトにサインインできません。壊れたPCと同じID,パスワードを入力してもだめでした。そのため、SSDのドキュメントやピクチャーにアクセスできません。困りました。

 しかたがないので、他のPCでSSDのデータを一旦USBメモリーに保存してから、WIndows10をクリーンインストールし直しました。RAMも4GBとして、システムを見てみると
 Windows10で前と同じID、パスワードでマイクロソフトにサインインできました。

 ドキュメントとピクチャーのデータを戻し、必要なソフトをインストールして、とりあえず、使えるようになりました。


富士通ノートパソコン LIFE BOOK AH52/DAのキーボード交換

2022-03-14 12:50:18 | パソコン
2011年製の富士通ノートパソコンAH52/DAのキーボードが壊れました。

 このノートパソコンは、2021年6月にHDDが不調となり、SSDに換装。ついでにCPUもCore i3 2350M SR0DN 2.3GHzに換装。Windows 10で快適に動くようになりました。そして、今回はキーボード破損。インターネット閲覧程度ですが、快調に動いているので、キーボードを交換することにしました。

 AH52/DA用のキーボードネット上で探すと、Amazonやヤフオクでまだ手に入ることが分かりました。
 今回は、ヤフオクで新品を落札し、購入しました。3,280円+送料560円でした。本日到着しましたので、さっそく交換作業にかかりました。

 まず、バッテリーを外します。

 キーボードの上部の細長いカバーをは外します。(黄色の四角の部品)
 右側からドライバなどで少しこじれば、手で簡単に外れます。


 キーボードを固定している5本のビスを外します。(黄色い〇)

 キーボードの左下にコネクタがありますので、コネクタの両側のプラスチックの部品を上にスライドすれば、キーボードが外せます。

 キーボードを外した状態です。 


 新しいキーボードを左下のコネクタに取り付け、5本のネジを締め、カバーを元のようにはめて、交換完了です。所要時間は10分ほどです。

  バッテリーを戻し、パソコンの電源を入れて、動作確認をしました。OKです。
 キーボード交換は、簡単ですね。これでもう少し使えそうです。

Fujitsu LIFEBOOK AH52DAのCPU換装

2021-06-23 13:10:56 | パソコン
 富士通 LIFEBOOK AH52DARの調子が悪くなってきました。このパソコンは2011年に購入したもので、使用期間が10年になります。



 症状は、プログラムの立ち上がりに非常に時間がかかるようになったことです。くるくるマークが長い間出るようになりました。

 Crystal Disk Infoで調べると、HDDが「注意」の状態です。HDDがそろそろ寿命でしょうか。

 HDDをSSDに換装すべく、500GBのSSDを発注しました。が、まだ届かないので先にCPU換装することにしました。

 LIFEBOOK AH52DAは、比較的CPUにアクセスしやすく、裏蓋のネジを全て外せば、裏蓋が外せマザーボードが現れCPUが見えます。


 まず、バッテリーを外します。

 次にネジを外します。△印のついたネジとついていないネジの2種類です。
 組み立ての時間違えないように、紙に外した位置と同じ位置にセロテープ止めしておきます。

 裏蓋を外した状態です。CPUクーラー,CPUファンが見えます。CPUクーラーは、ネジ三本を外せば、簡単に取り外せます。

CPUクーラーを取り外した状態です。

CPUクーラー、CPUファンをエアダスターできれいにしてから、CPUを交換しました。
LIFEBOOK AH52DAのCPUは、Pentium B940/2.0GHzです。これをCore i3 2350M SD0DN/2.3GHzに交換しました。

 昨年ヤフオクで600円ほどで購入しました。現在でも、中古で2000円以下で手に入れることができます。
 CPUをソケットに装着して、CPUグリスを塗り、CPUクーラーを取り付けました。

 裏蓋を元通りにねじ止めして、電源ON。
 ちゃんと動き出しました。
 システムを見てみると

 はい、OKですね。
 パソコンの速度は、なんとなく少し早くなったかな、という程度で大きな差は感じられません。HDDからSSDへの換装の方が変化を感じられるかもしれません。

 SSDが届いたら、HDDのクローニングをしてみます。
 うまくいったら、交換して終了となりますが、うまくいきますやら・・・・・

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6月30日追記

 昨日、AmazonからSSD(Crusial 500GB)が届きました。
 さっそく、HHDからSSDへのクローン作製の作業に入りました。
 HHDが640GBで SSDが500GBですが、大丈夫だろうか。

 クローンソフトは、EaseUS Todo Backupを使おうと思って準備していました。Web上の記事を参考にして、EaseUS Todo Backupを立ち上げてみると、なんと無料版では、クローンができないことが判明。えー、うそー!
どうやら、最新版では、クローンができないようです。今更製品版も購入したくありません。

 そこで、リカバリディスクを使って、一旦工場出荷状態(Windows7)に戻してから、Windows10にアップデートする作戦に変更しました。

 HHDを外して、SSDを装着してから作業開始。使ったディスクは、購入時に作成しておいたDVD6枚(トラベル解決ナビ1枚、リカバリディスク3枚、ソフトウェアディスク2枚)で、取説を見ながら作業を進め、約1時間で出荷時の状態に戻しました。

 次に、2019年11月にバックアップしたディスクイメージ(DVDで9枚)があったので、ディスクイメージを復元しました。この所要時間は約1時間半。

 いよいよWindows7からWindows10へのアップグレードです。作成しておいたインストールメディアUSBを使って、作業開始。
 ところが、Windows7のリソースを引き継いだ形でのアップグレードができないと言ってきました。Windows7のサポート終了のせいでしょうか。
 しかたなく、引き継がないことにしたら、結局Windows10がクリーンインストールされてしまいました。Windows7の賞味期限が終了ということでしょうか。

 まあいいか、とクリーンインストールされたWindows10で使うことにしました。でも、これまでの2時間半の作業は無駄になってしまいました。こんなことなら最初からクリーンインストールした方が良かったなー・・

 その後、いくつかの作業(Windowsのアップデートなど)とアプリのインストールをして、使える状態になりました。

 CPUとSSDを換装したLIFEBOOK AH52DAは、立ち上がり、終了が速く、ブラウザもさくさく動き快適です。あと数年はこれで大丈夫でしょう。