JH7UBCブログ

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ユウガギク(柚香菊)

2024-11-01 12:20:39 | 自然観察
 11月に入り、秋が深まっています。最低気温も今朝は5.7℃で、霧がかかりました。この季節の霧は会津の風物詩とも言えるもので、濃いときは昼まで晴れません。

 里山の紅葉は始まったのですが、いまひとぱっとしません。今年は暖かいんですね。稲刈りが終わった田んぼは、ひこばえで青々としています。


 近くの栗林を見ると、キク科の白い花がたくさん咲いています。



 接近して、パチリ。


 家に戻って図鑑で調べてみました。ヨメナに似ているのですが、葉の切れ込みがこちらの方が深い。

 ネットで調べてみると、どうやらユウガギク(柚香菊)のようです。東北地方から近畿地方に普通に見られる野菊の一種で、在来種です。

 私は確かめませんでしたが、葉をちぎると柚の香りがすることから、この名前がついたようです。
 

キクザキイチゲとアズマイチゲ

2024-04-08 11:43:36 | 自然観察
 しばらく工事中だった近くの日帰り温泉「夢の森」が再開しましたので、昨日久しぶりに行ってきました。とても良い湯質と湯加減でゆったりと温泉を楽しんできました。

 トコトコと家に帰る途中で栗林の中を見ると、白い花がたくさん咲いています。はて、と近寄ってみるとキクザキイチゲの群生でした。その時はタオルとシャンプーしか持っていませんでしたので、今日、カメラを持っていって撮影しました。


 撮影を始めて気づいたのですが、よく見ると2種類のイチゲが咲いていました。
 栗の木の根元にたくさん生えていたのが、アズマイチゲでした。



 そして、少し離れたところに生えていたのが、キクザキイチゲでした。


 よく似ているのですが、葉の形が違います。キクザキチゲの方が葉の切れ込みが大きいのが分かります。花弁の数は両方とも10枚前後とされていますが、アズマイチゲが12枚、アズマイチゲが14枚でした。

 どちらも春に咲く清々しい可憐な花です。春を迎えた喜びを感じます。2種類のイチゲを見分けることができたので、なんだか、牧野富太郎になった気分になりました。Hi

 ふと路傍を見ると、オオイヌノフグリが一面に生えていました。



 光をいっぱいに受けて咲く春告げ草オオイヌノフグリ。実の形からつけられた名前なのですが、ちょっとかわいそうですね。別名は「星の瞳(ホシノヒトミ)」だそうです。こっちの方が良いですね。

ドアを開けたら ヒキガエル

2023-09-20 22:15:02 | 自然観察
 今日は水曜日。毎週水曜日は、福島CW愛好会(FCWA)のHF交信会があります。今夜も21時から私がキー局で交信会を行いました。

 交信会を21時30分頃に終了し、母屋に戻るためシャックのドアを開けると見慣れない生き物がいました。こぶしほどの大きさのヒキガエルでした。写真を撮ろうと思って母屋からカメラを持ってきました。

 が、シャックのドアの付近にはカエルはいません。付近を懐中電灯を照らし捜索すると、いました、いました。





 大きさは10cm以上はあります。
 鼓膜が目の大きさより大きいので、東日本に生息しているアズマヒキガエルだと思います。

 我が家の畑や花の鉢には、アマガエルやツチガエルがたくさん棲んでいます。でもこんな大きいヒキガエルを見たのは初めてでした。

アマガエルとムラサキツユクサ

2023-05-30 12:11:16 | 自然観察
 昨日から今日にかけて西日本が梅雨に入ったと思われると気象庁が発表しました。
 こちら東北南部も昨日は一日中雨ふりでした。今年は梅雨入りが早いかもしれません。

 今日は、雨が上がったので午前中農作業をしました。コマツナとハツカダイコンの間引き。そしてナスの支柱を仮のものからしっかりとしたものに立て直しました。


 畑もまわりも全体にじめっとしています。

 カエルを一匹発見。


 「ニホンアマガエル」です。畑や花の鉢で普通に見かけます。

 「落ちこぼれ花壇」では、「ムラサキツユクサ」が咲き始めました。


 昨年までは見かけませんでしたので、お隣さんの花壇からこぼれてきたのでしょう。

ツマグロヒョウモン

2023-05-29 09:38:42 | 自然観察
 ぼーっと畑を眺めていたら、蝶々がひらひらと飛んできました。

 あまり見たことのない蝶だったので、撮影しました。


 近寄ってシャッターを押そうとするとひらりと別な場所に移動します。

 蝶の撮影は難しい。なんとか羽を広げたところを撮影することができました。

 なんという名前の蝶なんだろう。図鑑でしらべると、「ツマグロヒョウモン」でした。(メスです)ヒョウ柄でヘリが黒いのでこの名前がついたのでしょう。

 日本の南部に生息していた蝶のようですが、近年生息域がどんどん北の方に上がってきて、私が住む福島県でも普通に見られるようになったようです。温暖化のせいでしょうかね。

 そういえば、関西地方に繁茂していたセイタカアワダチソウが、こちらでも大規模に生育しています。確かに温暖化が進行していることを感じます。