しばらく工事中だった近くの日帰り温泉「夢の森」が再開しましたので、昨日久しぶりに行ってきました。とても良い湯質と湯加減でゆったりと温泉を楽しんできました。
トコトコと家に帰る途中で栗林の中を見ると、白い花がたくさん咲いています。はて、と近寄ってみるとキクザキイチゲの群生でした。その時はタオルとシャンプーしか持っていませんでしたので、今日、カメラを持っていって撮影しました。
撮影を始めて気づいたのですが、よく見ると2種類のイチゲが咲いていました。
栗の木の根元にたくさん生えていたのが、アズマイチゲでした。
そして、少し離れたところに生えていたのが、キクザキイチゲでした。
よく似ているのですが、葉の形が違います。キクザキチゲの方が葉の切れ込みが大きいのが分かります。花弁の数は両方とも10枚前後とされていますが、アズマイチゲが12枚、アズマイチゲが14枚でした。
どちらも春に咲く清々しい可憐な花です。春を迎えた喜びを感じます。2種類のイチゲを見分けることができたので、なんだか、牧野富太郎になった気分になりました。Hi
ふと路傍を見ると、オオイヌノフグリが一面に生えていました。
光をいっぱいに受けて咲く春告げ草オオイヌノフグリ。実の形からつけられた名前なのですが、ちょっとかわいそうですね。別名は「星の瞳(ホシノヒトミ)」だそうです。こっちの方が良いですね。