「不思議なニュース、一杯国に借金があって建て直さなくちゃいけないのに、
ずーっとお金がかかり続ける体育館を建てて世界に驚いて貰おうとする」
「建てちゃったから使わないと勿体ないと発電所を動かそうとする。
事故が起きて人が住めなくなったことは、もう忘れたんだ。
あちこちで火山は噴火してるのに」
これは渡辺謙氏が自身のツイッターで書き込んだ言葉。
何か難しい理屈を並べなくとも、普通に考えるとこうなるのでは?
あの震災も、あの津波も、原発で住めなくなって庭は草が生い茂り、
建物はあっても人のことばのやり取りはどこからも聞こえてこない。
未知の星から異星人がやってきて町中の人を連れ去ったのか?
次から次へと事故・事件が起こりメディアはそちらへ飛んで行き、
映像を、解説をひたすら流し続ける。
避難した人達の生活は?
元の生活に戻ることはとうにあきらめ、今いる土地で生きる方策を考えるだけに追われている。
いつか、
街中に子供の走り回る姿が、
おとなが家の前で、店先で、笑いながらしゃべる声が戻るだろうか?
未来が明るいと信じて、少なくとも悪いほうへ向かうことはないと信じて・・・