いつもの番組で「新国立」の話。
遡って時系列を見ていくと結局あの安藤氏があのデザインを決めた人。
そもそも国際コンペで決まったデザインでは線路や道路を跨ぐということで今のデザインに変更された。
だんだん中身が見えてきた。
2016年開催に東京が立候補したがリオに敗れた。
どうもそのころから因縁を引き継いでいるようだ。
デザインコンクールでなく建てられた施設の中で競技することが目的。
番組に出ている方。2016年招致にも携わっていた方。
この人の説明は説得力がある。練習用のサブトラックもない競技場は競技場とは言わないと。
それともう一方、建築家。
ゼロからやり直せば金もそんなにかからず工期も十分間に合うと、筋の通った話。
かつてオリンピックが開催のたびに莫大な金がかかってきだした。
そこでIOCがコンパクトで金のかからないオリンピックにしようと提唱。
その後それが定着している。
どうしても国の威信がかかっているという風潮がある。
今、主要な種目はサッカー、水泳、陸上競技等々世界選手権が開催されている。
オリンピックは確かに歴史的にも「違う場」はわかる。
だからといってこのように国内で揉めるのもそうないのでは?
「リオ」では経済的な理由で反対の声やデモもあった。
が、もう一年後の話だから、それはどうしようもないだろう。
かつて、ヒトラーが国威高揚のために利用したが大戦のため中止。
日本も確か似た話があったと思う。
国会でも取り上げられ財源など議論された。
1000兆円の借金国であることを肝に銘ずべしだね。
オリンピックの父と言われるクーベルタン男爵は、
この騒ぎをどう聞いているか訊ねてみたい。