本日、安倍内閣は国民の意思を無視して安保法案を衆院特別委で採決を強行。
安倍首相自ら「国民の理解が進んでいないことは理解している」と言いつつ「国民の安全を守るために」と言い採決を強行。
マスコミも問題視し、幾つかの世論調査でも「理解できない」「反対」が半数を越えている。
こういう中で、審議時間が「イラク特措法」時を越えているなど、
屁理屈としか言いようがない。
いくら時間を掛けても「憲法違反」の法案は廃案しかない。
時間が掛かるのはきちんとした答弁が出来ていないから。
法案提出前にアメリカの議会で約束して悦に入っている。
その上前述したように、
自ら「国民の理解が進んでいないことは理解している」と言いつつ、
強行することの自己矛盾をどう考えているのか?
真に、国民の安全を云うのであれば、真摯に国民の批判を受け止め更に審議を尽くすべき。
これで参院に送付され審議に入るわけだが、衆院で審議し尽くされたと強弁し、
短時間で成立を図るであろう。
仮に、時間が掛かっても憲法上の「60日」規定で押し通す腹は見え見え。
ここに来て、各種世論調査の内閣支持率が逆転。不支持が支持を上回った。
かつての自民党であれば、後釜をねらって騒ぎが起きるのが通例であったが、
今の自民党にそれがない。
自民党にとって、幸か、不幸か知る由もない。
国会の審議で具体的な国名が出ない中での議論だが、
政治評論家曰く、安倍さんの頭の中にあるのは中国だと。
そうだろうと思う。
日本を取り巻く情勢の変化など、まさしく中国を念頭に置いた発言。
事を構える気満々、といったところか。
先の戦争ではうまくいかなかったが、今度は違うぞと。