まもなく一年。
2014年12月総選挙の結果。
個々の選挙区などで無く全選挙区まとめたものです。
その中で自民党の得票率を改めて見る。
小選挙区投票率=52.66% 前回(平24)=59.32% -6.66%
自民党の得票率=48.10% 前回(平24)=43.01
得票率は上がっているが得票数は約181,000票(-0.71%)の減。
比例区について。
投票率=52.65% 前回(平)=59.31% ―6.66%
自民党得票率=33.11% 前回(平24)=27.62%
得票数は103,000票増加。
絶対得票率を見てみよう。
小選挙区、投票率52.66% 自民党の得票率48.10% 絶対得票率=25.32% 獲得議席数223 総議席に占める割合223/300=74.33%
比例区、 投票率52.65% 自民党の得票率33.11% 絶対得票率=17.43% 獲得議席数68 総議席に占める割合68/180=37.77%
これで判るとおり自民党は48%の得票で74%の議席を得ている。
比例はどうか、33%で37%の議席を得ている。
この結果から見えてくるもの、小選挙区制がいかに民意を正確に反映していないか。
比例区はほぼ得票率と議席獲得率が一致。
しかし、これも全国一区でなくブロック制のため大政党有利に作用している。
民意を表すものとしては比例区が適当だろう。
自民党は17%の得票で過半数の議席を有している。
自民党内閣の正当性は全く無いといっていい。
だから、安倍一派。