sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

限界集落から崩壊へ

2016-09-28 18:15:36 | 日記

日曜日のNHK、縮小ニッポンの衝撃ー次世代を守りたい。

かつて限界集落と呼ばれた集落、今や過疎化が止まらず水道メーターの検針など

本来行政が行う業務を集落ごとに担当者を決め実施している。

それも高齢者ばかりで世帯も減少し集落だけではもはや不可能になっていると。

 

北海道夕張市も取り上げられていたが深刻さは変わらず。

元々、山の中でこれといった産業もなかった土地だ。

石炭が採掘されることで多くの人間が集ってきた。

だが、国のエネルギー政策の転換で炭鉱は次々と閉山。

そうなると過疎化は進み元の何もない山に戻るだけ。

石炭の歴史村とかレースイスキー場があったが、スキー場は早々と閉鎖。

石炭の歴史村も今はもう閉鎖になってしばらく経つはず。

 

いずれにしてもここは国の政策によって置き去りにされた町。

 

東京も2020年には人口減少が始まるとか。

少子高齢化が言われてどれほどの時日が経ったろうか。

国の政策と言えば、場当たり的なものばかり。

根本的な解決策などどれだけ政権が変わってもその場限り。

腰を据えた対策には程遠い。

 

個人的にはこの先10年?15年?、その程度の時間しかない。

これからの人たちが年金暮らしをする頃にはどうなっているか。

 


近くの国と似てきた

2016-09-28 11:05:45 | 日記

安倍の所信表明演説中、目を潤ませて自衛隊・海保などに敬意を表すと言って中断。

議員席では自民党議員が起立拍手。

さすがに議長も注意を促した。

立法府の長と言って憚らず、沖縄の裁判では政権の意を汲んだ裁判官が政権と寸分たがわない判決。

如何に恣意的な人事であり判決であるかを見事に見せつけた。

翁長知事ならずとも「あぜん」とするしかない。

 

戦車に乗ってポーズを取って笑みを見せたりは、滑稽の何ものでもない。

リオでは「マリオ」のパフォーマンス。

いずれにしても「正気」の沙汰ではない。

 

安倍べったりの二階は代表質問で「アベよいしょ」の露骨な質問。

ヤジに対して「黙れ!」と一喝。

まったく品性に欠けるところも、安倍と同様。

国内経済に失敗しながら外国訪問では大企業のセールスマンに徹する。

それを国連理事国入りのカードとして使おうとする「セコ」さ。

 

参院選の野党共闘に恐れをなして、「体制」ができないうちに総選挙を年明け早々にやるつもり。

時代の趨勢を見ることができない愚策としか思えないが。

まあ、政権延命のためには自党の党則さえも都合のいいように帰るというのだから

進退も極まったと見るべきか。

 

いずれは歴史の舞台から退場することは歴史の必然。

 

 


日本人

2016-09-28 08:19:18 | 日記

いつの頃からか、この季節はハロウィンで賑やかになる。

日本に合った風習ではないがかなり定着しているみたいだ。

TVはこぞって取り上げている。

クリスマスの時期にはバーやクラブでサラリーマンが頭に三角の帽子を乗っけてホステスと

嬌声を上げて騒ぐ時代があった。

やがてそれも家庭の一家団欒の中でケーキをテーブルに置いて楽しむ風習へと変わった。

 

子供のころにクリスマスについて親に言ったかどうか記憶にないが

母親に、「うちはキリストではない」と言われた記憶だけが鮮明だ。

たぶん、貧乏でそんな余裕がないことのいい訳だったのかもしれない。

 

「浅見光彦シリーズ」で津和野が舞台になる本を読んだ。

そこで、戦前キリスト教徒の弾圧があったと出てくる。

西日本各地から弾圧から逃れた場所らしい。

本の中で「光彦」が言う。

日本人ほど宗教に関していい加減なのも珍しいと。

新年は初詣に神社へ行く。死ねばほとんどは仏教で葬儀をする。

年末はクリスマスケーキを食べて過ごす。

考えようによってはこれもいいのか、と。

どこかの国みたく同じ宗教でありながら宗派間の些細な違いで殺し合いをする。

日本だって戦時中は「国家神道」が絶対でその他の、キリスト教徒やその他の宗教は弾圧された。

 

そう考えると「多宗教」も平和な証拠なのかも。