金田法務大臣がお粗末な答弁を繰り返している。
「テロ等準備罪」法案。
法務大臣として真摯に答弁しなければならない立場だ。
それが「成案が出ていないので・・・」を繰り返していた。
それだけでもどうかと思うが、成案が出てきても答弁不能。
揚げ句が、今後官僚に答弁させると。
何のための大臣か。
これが安倍が用意したお友達内閣。
共産党の辰巳議員に対して、自民党がだめだというから資料を出せないと。
政権与党であろうと単なる一政党にしか過ぎない。
その政党に「ダメ」と言われたからなど言語道断。
議員が指摘する通り「検閲」に他ならない。
これで「共謀罪」が成立し、施行されるようになると議員活動も国会で政権に対する
質問も「共謀罪」適用で拘禁される怖れが危惧される。
「テロ」は付け足しであり目的は政権に対する抵抗を抑えるため。
まさに、戦前・戦中の「治安維持法」だ。
戦前回帰どころかもっとひどいことが起きる。
放送も新聞も市民活動もすべて監視されあの「特高」が蘇ってきそうだ。
黙ってしまえば何ら咎められることはないかもしれない。
しかし、その時はもう遅い。
今でも組合事務所や選挙事務所がカメラで監視されている。
絶対に成立させてはならない。