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SiriusとAldebaranとPolaris

生前退位をめぐって

2017-04-30 18:43:58 | 日記

有識者会議で一定の結論を出した。

一昨日だったか、NHKで皇室と言うか天皇制と言うかその専門家が集って議論。

途中をチラッと何の気なしに見た。

 

面白いこと言う人がいた。

天皇は皇室典範により男系と定められている。

明治以前には女性天皇が存在した時代もあった。

と言ってもかなり前だが。

で、件の先生曰く、血統が大事なのだと。

つまり、女性天皇がなれば夫はまあどう呼ぶか知らんけどもどこの馬の骨か知らんのが

皇室に入るのはだめだと。

どこの馬の骨、云々はなかったけれど平たく言えばそういうことだ。

 

血統を言うのであれば現皇后も皇太子妃も皇統ではないはず。

それはいいのか?と感じる。

 

天皇を男系とするなら継承可能なのは4人しかいないはず。

皇太子、秋篠宮とその子、それと現天皇の弟常陸宮。

実質的に秋篠宮と常陸宮は除外だろう。

皇太子が天皇に即位し、生前退位を申し出たころには秋篠宮がどうかは、”?”だろう。

 

秋篠宮の子が結婚して男子を成して、その子が結婚して男子を成してと続けばまあ、男系は続くと思うが。

 

いずれにしても、今上天皇も大胆な発言をしたなあ、と。

 

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憲法記念日

2017-04-30 08:48:45 | 日記

1946年11月3日公布。1947年5月3日施行。

私より半年遅く誕生し、満一歳の誕生日より数日早く施行された「憲法」が70歳を迎える。

新憲法により徴兵にとられることなく、戦火に怯えることなく過ごしてきた。

もちろん、大過なく過ごしてきたわけではない。

だが、徴兵とか戦火に怯える経験を経なかったことが、憲法をよく読み理解してこなかったのではと

「改憲」が現実のものとなろうとしているこの時、しかも戦前回帰を企てる者たちが蠢いているこの時こそ

「平和」を最大限盛り込んだ現行憲法をしっかり読んで現政権が企てていることに、目を向けないと。

 

自民党の一部から「高等教育の無償化」の声が出ている。

進学希望があっても経済的な理由で断念せざるを得ない若者を救済するのだと。

どうも胡散臭い思いでニュースを聞いていた。

 

ある大学教授の話。

大学で学ぶために学費の無償化だけでは済まない。

学費だけでなく生活費も当然かかる。それは個々人が得なければならない。

無償化ということは税金で賄われることになる。

それは国が負担するということ。

つまり国民の税金で、学費を十分賄える子供にも無償という恩恵を与える。

高校を卒業して就業した子供は税金を払う。

その税金で本来学費を賄える子供らの学費を援助してやる。

そして、大学卒業後に高給で就職する。

 

ということは、ますます格差を生む結果となる。

また大学に対しては、国がさじ加減一つでいかようにもできる。

 

彼らは「改憲」でこの無償化を憲法に書き込むことを目論んでいるという。

つまり、「教育無償化」と言う甘言で国民の「改憲反対」意思を削ごうと言う企みだ。

 

安倍政権が「改憲」のための策動を次々とやってきたが世論の反対で頓挫してきた。

そこで持ち出されたのが「教育無償化」だ。

 

彼らが本来言いださないことを言いだした時、その背景をしっかり見なければならない。

そして、それを見る目を学習の中で養わなければと気づかされた。

 

 

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