最近のアナウンサーは勉強不足。というか認識不足だ。
碧山が二敗で白鵬の後を追っていると繰り返し言っている。
解説の親方衆に白鵬の心境はどうでしょうか、と。
聞かれた方も白けている。
だれがどうしようと自分が勝てばいいだけの話。
豪栄道は白鵬相手だと俄然闘志を出す。
三場所連続で勝ったことがある、と。
過去の話を持ちだしても現状には通用しない。
いつの場所にしても終盤が重要。勝負を決めるのは横綱大関同士の星の潰しあい。
これを制したものが賜杯を抱ける。
38回も賜杯を抱いてきた横綱にその道理が分からないはずがない。
豪栄道をあっけなく土俵に這わせた。
確かに全盛期に比べると体にガタも来ているし、初日から全力で自分の型に持ち込んでの
勝負とはならない。
前半はいろんな手を使って省エネ相撲だ。
後半・終盤のために力を蓄えている。
昨日、今日と大関相手だったがここ一番の力をぶつけての勝利。
その前の関脇玉鷲に対する強引とも思える取り口。
ギアを上げる時を分かっている。
1048勝には優勝が似合うだろう。