昨日、ある番組の中で今のドライバーは急ブレーキをかけられないと。
交通事故の専門家がそう言っていた。
対向車と衝突しそうになるとブレーキでなくハンドル操作で交わそうとする傾向が強いらしい。
大津で起きた直進車と右折車の事故。
散歩で信号待ちをしていた園児と保育士の中に突っ込んで死傷者を出した。
右折の運転手だけが裁判でその行為を咎められている。
直接園児の中に突っ込んだのは直進車だ。
これは右折車を避けるためにハンドルを左に切ったまま突っ込んだ。
一般的に対向車でも横からくる来るまでも衝突の危険を感じたらまずブレーキだろう。
ところが最近のドライバーはハンドル操作で避けようとする傾向が強いという。
なぜ、そうなる。
よほど運転操作に長けていて状況判断も適切にしかも瞬時にできるなら回避という手段もあるだろう。
だが、普通の普段街中を数十分しか運転しない人間にハンドル操作で危険を回避するのは無理だ。
とにかく危険を感じたら急ブレーキだ。
何年も前の話だが、アメリカの教習では突然の合図で急ブレーキをかけさせると聞いた。
その時の状況を覚え込ませるのだろう。
私事だが、雪の時期になり路面が凍結しだすころに周りに車のいないことを確認して
急ブレーキをかけてみる。
どのていどスリップするか体で覚えるために。
とにかく、危ないと感じたらブレーキだ。