この手のカメラも手元に何台かあるけれど、実はあまり
使うことはないの。
(FPシャッターの方が好きと言うのもあるけれど)
でもなぜかたまに取り出しては1本通すかな。
ほとんどノスタルジーで持っている様なものかもしれな
いな~。
私が子供の頃は周りに一眼レフなんて持っている人は居
なかった。
親戚のおじさんとか親父はみんなキャノネットとかオー
トハーフとかだったな。
お正月の夜、お婆ちゃん家に親戚一同集まるのが毎年の
行事だった。
女衆はご馳走作りに大わらわ、男衆は酒飲んでカヤガヤ。
私ら子供は「集金」に大忙し。
帰りにみんなで記念撮影。
そんな時にこんなカメラの上にナショナルのフラッシュ
載せたので「チっ」っと一発。
そんな思い出が蘇るんだよね。
70年代の思い出みたいなもんかもしれない。
今から見ると「どうしてこうなん?」と思わせるような
デザインのカメラがいっぱいで、でもみんな共通して懐
かしいな~と思わせるのは子供の頃の記憶なんだろう。
かんしゃく玉とかロケットパッチン見ると懐かしいと思
うのと一緒かな。
でもそれで「撮った」記憶はないから感触はあまり覚え
ていなくて今あんまり好きじゃないのかもしれない。
感触の思い出で言えば初めて買ってもらった一眼レフの
リコーXR1000Sの「ガッチャン!」って、あれかな。
その後虫が湧いてペンタックスSPとか買いあさるように
なって横走りFPシャッターが好きになったのだけれど、
縦走りも嫌いじゃあないし今見てもXRの「やかましい」
と言われたあのシャッターもそれほどでもなく、もっと
やかましいのが一杯ある。(K2のがもっとやかましい)
人の記憶っていろんな「自分的基準」みたいなものがあ
るんだなあ・・・・なんてね。
たまに取り出してはいじくり回す、で、たまにフイルム
通す。
それくらいのスタンスでずっと身の回りに居るカメラな
のです。
思い立ったころから、オートのカメラだった気がする・・・安物好きの父だからかなぁ。
かなり小さい頃は、ミノルタのSRあたりだったような。
そういうわけじゃないが、僕も子供ができるまでは、カメラなんて興味なし。バカチョン(死語?)でよい、という感じで、リコーのコンパクトを買ったけど、「なんでこんな安っぽいカメラが2万するんだろう?」と思って納得してはいなかったなぁ。
(その後子供が生まれるから、「多分写りがいいはず」との親バカから一眼カメラを買った(が、それが誤りのもと)んだけど。)
最近じゃ、ビデオで残す方がよいのかなぁとか思ったりもしてますけど。
(そういえば、親父が「8mm」(フィルムのだよ)のカメラで僕が子供の頃の動画を記録してました。ある意味(でもなく?)貴重な記録です。もう35年以上前の記録。)
記録媒体としてはSDでしょうから、スチルもビデオも一緒、
ならうごくほうがいいでしょうかねえ・・・・。
でもなんかビデオと一枚の写真って、重みが違うような気がして。
8mmは、以前ビデオテープに起こしましたが、ビデオデッキがいつまで
動くのか分からないので今度はDVDにでもまた移さないと・・・・ぬおおおorz