わたしは独りだ。
いや、優しい奥さんもいるし、いいお姉さんになった猫のハナちゃ
んもいる。
でもそういうことではなくて、分かるだろうか、分からないかな。
ココロの中が独りなのだ。
おいしいご飯も食べられる、あったかいお布団で眠られる、ほしい
物もある程度買うことも出来る。
普通のひとからしたらそれで何の不満があるんだと言われるだろう
けれど、不満ではなく「孤独」なのだ。
何をしても何かがたりないと言うか、それは贅沢がしたいとかそう
言うことでなくて、満足が得られない・・・・いや、それも違う。
満足感はないことはない。
だからと言って不満があるわけでもない。
そういうことではなくって、ココロの中のわたしが独りぼっちなの
だ。
空しい? それとも違う、さみしい? ちょっと違う。
自分でも何だか分からないけれど、わたしは独りぼっちであるのだ。
思った事を書き付ける。
誰も反応しない。
わたしの存在がないと言うか否定されているような感じだ。
否定されるのとも違うな、否定されるなら相手がいるからな。
わたしにはココロの相手がいないのかな。
叫んでもそれは超単波のように電離層を突き抜けて宇宙へ放出される
だけだ。
低周波のようにラジオの音になったり人の耳に聞こえる事はないのか
もしれない。
お嫁さんもいる、ネコさんもいる、だけれどそういう物質的なもので
なくて心理的な独りぼっちなのだ。
本日の種:フジフイルムX-H1