CommRadio CR-1のロータリーエンコーダーのチューニング
側がどうもおかしいので開けてみた。
基板一枚、調整するような(動かせるような)物は見事にない。
当たり前だSDR受信機にフロントパネルを付けただけである
のだからそうだろう。
上側
で、ひっくり返すと、ガラーンと何もなし。
と言うか今後何かユニットを付けようとしたのか基板自体が汎
用品なのかハンダラグがあるのと、後は18650充電池が入
って居る。
普段はDCアダプターで充電しながら駆動していて、停電した
りコードが抜けたり、又はアウトドアで使うに電池駆動できる
ようになっている。
さて問題のロータリーエンコーダーだが、回転、プッシュの複
合型であるのはいいけれどこんなの今のところ見たことがない
ので仕方なくコツコツ叩いたら直ってしまった・・・。
しかし見てしまったとは言うものの、基板はかなりいい線行っ
ているけれど、このちっちゃなロータリーエンコーダーでプッ
シュ兼用とは(多分ミツミかどこかだろうけれど)これからは
ちょっとは優しく扱う事にしよう。
尤もかなりしっかりしているので余程の事では何ともないだろ
うが。
CR-1についてはもうどこかの誰かが書いているだろうから
詳しくは http://www.commradio.com/ ここへ飛んでくだ
さい。
簡単に。
HF:0.15MHzHz~30MHz
VHF:64MHz~260MHz
UHF:437MHz~512MHz
アマチュアもしくは放送メーターバンド呼び出し
720CHメモリー
メモリースキャン
受信モード切替
フィルタ帯域切替
周波数ステップ切替
普段触るのはそんなところ、スケルチも照度調節もスキャンス
ピードもまだまだ色々触れるけれどそんなに用事はない。
PCと繋ぐ事もできるとは言っていたけれどファームアップ以
外繋いだ事がない。
NBやらノッチやら皆DSP処理されてしまっているので、ど
ちらかと言えば、本格的にこれでSWLやBCLをやると言う
よりはベッドサイドラジオ(とは言えもはやラジオではなく立
派な受信機であるが)的な使い方を想定しているのではないだ
ろうか。
勿論発売後二度ファームアップがあって、改善されたがCWの
フィルターが500HzまでとかSSBは1.8KHzまでと
か、本格的にやるなら同じ六万円ならアイコムのIC-R75
でも買ったほうが遊べるだろう(フィルターやら何やらで六万
円じゃ済まなくなるけれど)
しかし無線機なり受信機なりの前に構えてジリジリやるより手
軽にワッチするのにはこちらの方に軍配が上がる。
それなりに、いや、普段なら十分実用になる性能でもあるし、
何より小さい。
一番上の画像の比較対象がいつものフリスクじゃないので判り
にくいかと思うけれど、上から見た面積は丁度CDのジャケッ
トを普通に(横開き)にしたのとほぼ同じ大きさであるし(ツ
マミや端子は除く)厚さはCDジャケット4枚分程である。
足が異様に大きく高いが、これはこのサイズで一般的な足だと
操作しにくいのと、腹下にスピーカーがあるのでこれの音を効
率的に出す為と、ウエイトにもなっている。
まあともかく小さくPCを必要としない必要操作に絞り込んだ
SDR受信機であるという事で、結構なものです。
私は普段はラジオ代わり、HFのバンドが開けそうな時はこっ
ちでチェックして良さそうならリグの火を入れる、そんな使い
方で、枕元で鳴っております。
車に無線機を積んでいるので私は必要ではないけれど、そうで
なければ足を外せば十分車のコンソールに綺麗に収まってしま
うだろう。
いや、無線機とは別に積んでも・・・・いやこれ以上アンテナ
の林を増殖させるわけにはいかんな(わ
オフィスの机の隅にちょんと置いてあったりベッドサイドテー
ブルにあったら、様になるんじゃないだろうか。
(二本の同軸ケーブルと電源線をどうするかは考えてください)