今ほしいもの、暖かさ、柔らかさ、甘さ、ゆらぎ・・・。
よくよく考えてみるとそういうものが私には不足しているような気
がする。
人は独りでは生きてはいけない。
奥方もうつ病だから、私は奥方をサポートしなければならず、逆に
奥方は人のそういうことに鈍感なのか自分で精一杯なのか私を支え
てくれると言うことは積極的ではない。
なのでどちらかと言うと私は独りに近い感覚である。
夜寝ていても深夜三時くらいに起きて居間のほうへ行って底で着替
えて寝てしまう。
私はいつも十二時頃に寝るのでさして一緒に寝る時間も無い。
私が日中寝ている時も奥方は居間で寝ているので私独りだ。
心のよりどころが無いわけで、それを埋めるのにカメラをいじって
いるわけだけれどそれでは最初に書いたようなものは得られない。
一緒にいてくれるだけでも違うのに家の中で別々ではさみしい。
他人ではないのだけれど、奥方はコミュニケーションが苦手なので
こうなる。
せめて傍にいてくれるだけでいいのだけれど・・・・。