子供のころ見た学研の図鑑の未来の生活は
壁掛けテレビに無線電話機(ケータイ)電
子レンジなんかが載っていた。
パソコンなんていうものはそのころの思想
になかった。
ケータイ電話からスマホになって今や小型
のパソコンを持っているようなものだ。
スパイ映画のような腕時計型の端末まであ
る。
3速オートマチックが特殊な車だったのが
いまやマニュアルシフトのほうが特殊だ。
話が逸れたが、ケータイ電話ができた時は
画期的で(ショルダーホンや自動車電話を
除く)いち早く購入し今に至るのだけれど
(ミニモって覚えてますか?)それと同時
に年がら年中監視されていると言うか、出
ないと怒られるという変な習慣が出来てし
まった。
私はケータイが鳴っても番号を見て用がな
ければ出ない。
どうしても急ぎなら何度も掛けてくるだろ
うからほうっておくことのほうが多い。
気がつけば後からこちらから電話する。
昔は仕事で出かけて行っていてもお客さん
の所に「一斉手配」がかかってどこかで
「おーい、会社から電話あったぞ」と言う
風につかまるようになっていたのだ。
ポケットベルなんか高くて買ってもらえな
かった。
と言うかあんまり役に立たなかった。
地下に入ると電波は届かないから呼べない
し、平地でもどこでも繫がるわけではなか
った。
図鑑で見た「みらいの暮らし」は当に通り
越して変な時代になってしまったなぁ・・。