こないだカシオプロトレック・マナスル8000を買いに行った時
に頼んでおいた今度は山時計ではなく海時計が入ったよと言うので
取りに行ってきた。
セイコープロスペックス・マリンマスタープロフェッショナルSB
BN025飽和潜水1000mダイバーだ。
飽和潜水とは一般的なスクーバダイビングと根本的に違うので細か
いことはウィキペディアでも見てください、書いたら長すぎるので。
まあ要はスクーバダイビング、一般的に150m程度が限界なのと
は違い深海で作業するための潜水で、500mとか700mとかそ
ういう世界だ。
わたしにゃ飽和潜水は必要ないが、あるならある方がいいと言うか、
もうこれは趣味の世界だな、フェリーが沈んで死んでも時計だけは
形見として生き残る・・・わな。
まあ、大は小を兼ねるということだ。
ダイバーズウォッチは200mを持っていたけれど壊れたので今ま
でしばらく持っていなかったからな。
それとやはり視認性抜群、読みやすい時計が好きなわたしにはピッ
タリだ。
夜光もこの通り、この前のマナスル8000のと同じくよく見える。
ロレックスなどのダイバーと違ってガス抜きの必要がないようにケ
ース一体型構造になっているので厚みはちょっとある。
このガードの形と厚みから通称「ツナ缶」と呼ばれている。
実際性能テストでは海底探査艇に取り付けて1300m潜ってもま
だ壊れなかったそうだ。
海へ遊びに行く時に(行けないけれど)山時計ではおかしいし、山
でキャンプするのに(行けないけれど)海時計というのもおかしい
のでいつもしている女房と出かける時用のペアウォッチと合わせて
その時の気分で決めるのだ。
ちなみにこの時計、クォーツとスプリングドライブとメカニカルが
あるがわたしは断然クォーツ派だ。
これでなくともメカニカルはいくら高くとも狂うし衝撃に弱く壊す
のでメカニカルは辞めた、と言うか家にいる時わたしは時計はしな
いので置いておくと一週間後には止まってしまうので鬱陶しい。
眺めて楽しむならいいだろうけれど、精度と頑丈さでクォーツなの
だ、趣味と言っても視認性重視の時計趣味だからね。
チタンとセラミックスで出来ていて、ムーブメントは7C46、グ
ランドセイコーの9F系の基になったムーブメントなので正確無比。
海に潜る時計だから電波ソーラーではないけれど十分すぎる。
時計好きが見れば「あ、ツナ缶」と思うだろうけれど、そこからよ
く見ると独特の緑がかった風防(ガラス)でこれだと分かる隠れた
おしゃれさんとしてしか使わないけれど、10本ぐらいある時計の
中からこれを入れた3本に絞るのだ。
@ これでこの値段は安い
本日の種:リコーWG6