ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

SANGEAN ATS-909X A (US) の受信周波数拡大

2020-09-04 13:58:56 | ブログ

アメリカから買ったサンジャンのATS-909XのFMの受信拡
大をする。

当然アメリカ物なのでFMは87.5~108MHz仕様なので、
これを日本で聞けるようにする。
ついでにロシア仕様の64~108MHzにする。
LWは最初から153~519KHzなので100KHzにするまで
もないからいじらない、どうせろくに聞こえないからな、100KH
zからにしたい人は追加でどうぞ。


まずは最初に断っておくけれど、ラジオの分解改造なんかヘッチャラ
位でなければ止めておいて大人しく「FM日本仕様」のを買ってくだ
さい、壊しても知りません、自己責任で。
という事で「出来る前提で」最小限しか書きません。


最初にすることはファームウェアの確認。
電源OFFでエンターキーを押すとファーム確認できる。
わたしのはP01だったが、同じP01でもコマンド改造できるもの
と、わたしのように開腹しないといけないものがあるからまずはコマ
ンド改造を試してダメだったら開腹する。

用意するものは40~60Wのハンダごてとハンダ吸い取り線、吸い
取り線は2mmくらいの細いものを用意するほうがやりやすい、シュ
ッポンでも出来る。
ハンダごては20Wとかのでなく40~60Wのでササッとやったほ
うが部品やパターンを壊しにくいので大きめのを。
あと3x1サイズのチップダイオード、小信号用スイッチングなら特
に何でも良い。
足があると作業がやりにくいけれど、出来ないこともない。

ハンダはペーストハンダがあればなお良いけれど、なければなるべく
細いものを用意する。
苦労しそうなのはロータリーダイヤルの取り外しだろうけれど、嵌っ
ているだけなので傷つけない様に外す、ボリュームは引っこ抜くだけ。
嵌める時に苦労すると思うが、位置があるので見れば分かる。

裏側でなく表側のPLL基板の作業なので前側カバーを外す、と言う
かデフォルトで前から外れるようになっている。

で、2階建ての液晶が着いている方がPLL基板なので取り外してシ
ールド板を取り外す。
と、ダイオードが並んでいるランドがあるのでそこに追加する。

わたしの個体はD310だけ着いていた。
ここのランドのD307にダイオードを追加する。
D310は触らなくても良い。
で、付けたら仮組みしてFMが64~108になっていたら完成。

最初FMにすると87.5から表示されるので上下させて確認する。


で、地元局を聴いてみて聞こえたらシールド板を戻して組み立てる。

MWも問題なし。

SWも問題なし
ちょっと離れたD311はFMのディエンファシスなのだけれど、
アメリカと日本では違うけれど特に問題ないからこのままでいい。

完成、わたしはFM聴かないけれど、聞こえるような方が良いから
ね、興味のある人はどうぞ。

それから、このPLL基板、色々バリエーションが有るようで、必
ずしもこの画像と一緒ではないので注意。
ただD307に追加するのは一緒、76~でいいならD306へ。

ATS-909Xは、PLLロックの変更だけなので簡単だよ、コマ
ンド改造できるものならなお簡単。
まずはファーム確認してコマンド改造してみてダメだったらこれしか
無い。

どんどはれ。

@ ラーメン食べたい


本日の種:リコーWG6
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