まあ、ズームは使わないので28mm短焦点にしたらAPS-
CのGRを凌駕するであろうXQ1。
まずセンサーサイズが2/3型と2.3型よりはるかに大きく
GRD4の1.7型より一回り大きくその上画素数は1200
万画素と控えめ、と言う事は見た目の良い写真が取れるという
こと、その画素数控えめなところを補うローパスレス仕様。
動作は何をとっても超速。
センサーはいつもフジは変わったセンサーを積んで高画質を
生み出している。
ずっと昔のハニカム何とかセンサーってのも独創的でまた良
く写ったなぁ。
大きさは今時少ない小さな箱型で扱いやすいがレンズ繰り出し
時の長さをもう少し短くしてほしかった。
インターフェイスはいたってシンプルだが奥は深いので細かい
設定はそちらでやれば良い。
ローパスレスの威力は良くわかんないけれど、GRD4と変わ
らない高画質、というかこちらの方が実際高画質で宜しい。
しかしだからと言って捨てられないのがGRD4で、これはオ
ンリーワンだと思う。
だけれどそれに負けない、それ以上の画を吐き出してくれるX
Q1なのです。
レンズまわりのコントロールリング秀逸で、私はいつも絞り優
先AEなので、背面ダイヤルで絞り、コントロールリングで露
出調整をする用の設定しています。
GRD4ではコマンドダイヤルで絞り、拡大縮小ボタンで露出
補正にしています。
しかしまあこんなもんだろう、とタカをくくっていたカメラだ
けれど完全に惹きつけられてしまいました。
勿論絶対的な信用を置いているのはGRD4なんですけれどね。