ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

なぜか捨てられないカメラ

2017-08-14 08:24:10 | ブログ

2008年9月発売と同時に駅西のビックカメラで衝動買いしたこ
のカメラ、リコーR10

もう10年近く前のカメラなんだよねぇ・・・。
ご覧の通りボロボロ、でも安心、まだこれが壊れても新品の同じの
がもう一台(!)と極上中古の同じのが一台、部品供給用の完動品
のブラウンが一台あるのだ。

4台も集めてるのにはなぜかこのカメラに捨てられないものがある
からだ。
スペックとしてはCCDの1000万画素で最高ISO感度は16
00までしかないし、ズームも28-200の7.1倍でしかない。
ちょっと暗くなるともうダメだし手振れ補正が付いているといって
もこの当時の事でオマケのような物なのであまり期待できない。

この後に出たCXシリーズの中ではCX6を1台と新品スペアが1
台で2台あるけれど、こちらはCMOSの1000万画素、ISO
感度は3200まで、ズームは28-300の10.7倍で手振れ
補正も強力だ。2011年製。

同じようでズームが伸びただけのような感じだがこれが使ってみる
と月とスッポンでCX6ってなんて快適なカメラなんだろうと思う
のだ。
だが、違うのだ、CX6では撮れない写真がR10では撮れるので
ある。

それはイメージセンサーがCCDであるからだと思うのだけれど、
(GR DIGTALも4まではCCDだったんだよ)なんと言う
か、人間味のある味のある絵が撮れるのだ。
勿論暗くなったらお話にならないから三脚かフラッシュだけれども
この当時のフラッシュなんてただバカッと光ってるだけのような代
物なので今時のコンパクトカメラのフラッシュを想像してはいけな
い。

あとリコーのカメラのお家芸である1cmマクロも大いなアドバン
テージだ。
何しろこの小さな箱ひとつで1cmから超望遠までこなしてくれる
のだから素晴らしい。

今コンパクトデジタルカメラでよく使っているのはニコンのAPS
ーC28mm固定のクールピクスAとフジフイルムのXF1、それ
からリコーのCX6のこの3台を使い分けているけれど(本当はも
っと使ってあげなきゃいけないカメラは山のようにあるのだが)な
ぜかあれだけ大好きだったリコーのGRD4の出番が減ってしまっ
た。

これはなぜだか分からないけれど、このカメラも28mm専用でC
CDなのでとても良い絵を吐き出すのだが、クールピクスAを箱か
ら出したらそっちばかり使うようになってしまった。
多分大きなセンサーフォーマットのせいだろうと思うのだが、この
カメラにも欠点がある。
マクロが10cmまでしか寄れないのだ。
リコーのカメラは1cmまで寄れるからそこん所は負けている。

R10に話を戻してなんでこの10年も前の何世代か前の時代のデ
ジカメが捨てられないのだろうか。
何となくだが、自分の好きな色を出してくれる(とは言え殆どモノ
クロだが)ところとある程度の使いにくさと丁度良いスペックであ
るからではないかなと思うのだ。

実際コンパクトデジカメに必要なのは600万画素もあれば十分で
1000万画素のこのカメラは用件を十分満たしており、なおかつ
これ一台で何とかなってしまうというギリギリの線であり、扱いや
すい操作系や大きさなんかが「丁度良い」のではないのではなかろ
うかと思うのだ。

これがCX6になると「出来すぎ」感が出てきて、いや、言ってし
まえばCX6こそオールラウンダーなのだが、面白みと言うところ
で物足りなさを感じるのだ。

デジタルカメラで出かけるときに一眼レフと一緒に持って行くとな
ると同じメーカーの二コンクールピクスAになり、卓上の小物撮影
とか(要するにブログ用写真)なんかはフジフイルムXF1でリコ
ーCX6はお散歩用だ。
以前はお散歩用にフジフイルムのXQ1を使っていたけれど良すぎ
るので使うのがなんだか惜しくなりもう一台買ったらまた使おうか
と言う感じになってしまった。

デジタルで写真を撮りに行く時にはそれなりのものを持っていくけ
れど、お散歩では「ある程度」の物のほうが楽しいのだ。
そして使い慣れていて好みの絵が撮れると言う事でいまだ現役でR
10は働き続けているのである。
リサイクルショップに行ってももう無いようなカメラだがこのギリ
ギリで要件を満たしてくれる最低限のカメラはこれからもポッケの
中で生き続けることだろう。
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