
わからない。
分からないけれどたまらなくさみしい。
居てもたってもいられないほどさみしい。
あったかい家もある、優しい女房もいる、おいしいご飯もある。
だけれどそういうことじゃあなくって、何か自分でもわからないけ
れどさみしくて仕方がない。
秋から冬になるときには、暗くなるのも早いし、みんなそんな感じ
がするもんだ、と言う人もいるけれど、それともまた違う。
消えてしまいたいような・・・それともまた違うな、そういう願望
はない、むしろ生きたい。
おなかがすいたらご飯だってバクバク食べられる。
体のどこかが痛いとかそういうこともない。
でもただひたすらさみしい。
昼間一人ぼっちでいるからというものでもない。
ココロと言うか、直に心臓が締め付けられるようなさみしさだ。
別に心臓が悪いわけでもなく身体は五体満足だ。
なぜだかわからない、分からないから余計つらい。
どこか出かけてみれば何か分かるかな?
しかし一体どこへ行けばよいというのだろうか。
何もかんも訳が分からなくてとにかくさみしい。
どうしたというんだろうか。
そしてどうしたらよいのだろうか。
本日の種:リコーR10