人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

楽しかったやる夫スレを思い出す 6 やる夫がドラゴンクエスト5の主人公のようです

2019-11-25 05:28:16 | やる夫スレ

 スレ主は少年ジャンプでキン肉マンをやっていた時の愛読者で、だいたいキャラクターもそのくらいの年代の物が使われている。つまりスライムナイトのピエールはロビンマスクで、嫁の三姉妹の父親のコドランは烈海王(1周目 2周目は中村紀洋)だったりする。そして烈海王が使う技は炎竜焼牙とか水竜斬刃とか「輝竜戦鬼ナーガス」のものだったりで、作者はその当時のガンガンを読んでいたなんてかなりマニアックだねという話になる。

 当初書き進めがポプルの塔だったのがツッコミ所満載でスレ主といえばポプルの塔だったが、その後”2周目”という設定でエンディング後の新展開を行ったことがかなりの反響だったので”2周目の人”と呼ばれるようになった。他にもツッコミ所やマニアックなAAと配役をチョイスすることに定評があり、パパスが阿部高和だったりゲマがフリーザだったり、”株という字を妹と見間違えるオタク(くさったしたい)”や魔法屋ポプル(マーリン)、ラスカル(ゲレゲレ)や首領パッチ(ばくだんキッズ)などカオスを極めた一方、ヒロインは手堅く水銀燈・金糸雀・翠星石・雛苺だったり、父母はキョン・長門有希だったりする。

 カオスな配役が繰り出すギャグの面白さとシリアス展開でのかっこよさのバランスがとてもよく、ミルドラースのDIOがラスボスとしての風格が存分に出ていたことや、彼を倒す為に世界中から魔力を集めてミナディンを唱えるなどの王道展開も熱かった。そんな彼らの冒険が23話で完結、あとは後日談…というところで2周目展開。作者曰く2周目はリアル中二の頃に妄想した展開だったというが、この2周目が1周目以上のボリュームと意外なキャスティング、そしてもうひとりの主人公というべきミルドラースDIOのかっこよさ、それらをまとめる脚本の展開がなるほどと納得しつつ笑って楽しめるのも良かった。

 自分はDQシリーズを遊んだことがなかったが、DQ5の話の展開や当時のやりこみ要素など、このスレによって教えてもらったと言えるので、重厚で偉大な原作とアレンジのスレ主に感謝を言いたい。



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