連載期間は2018/2~2020/6という2年に渡る長期連載であり、>>1がこれまた筆まめに投稿していたため、総エピソード119にもなる長編作品でもある。
雪の降りしきる村で魔物たちからの用心棒として働いていた、柊かがみ、柊つかさ姉妹。たまたまやってきた傭兵であるやる夫と共に魔物退治をしていたが、図らずも強大な氷の竜と死闘を繰り広げることになる。かがみとやる夫の決死の機転で竜を撃退するが、そこから彼女たちの出自を知ることになったやる夫は彼女たちを自分の所属するギルドに連れて行こうと提案する。
というのが第1章である。
らき☆すた勢は異世界転生してきた存在であり、そういう転生ものさながら特殊技能を備えていた。かがみの魔法の才能、つかさの料理の才能、…それらを活かし生活してく中で元の世界に戻る方法を探る。しかし…
となる意外性と、世界を揺るがした災害が重要なファクターであり、今またその災害とその根本原因になった力を求める人間の国家のパワーゲームという、重厚なダークファンタジーを堪能できる。
蒼星石は不憫。
連載していた「普通のやる夫板」はありがたいことにフォントがブラウザ依存ではないので、どのブラウザで読んでもいちいちMSPゴシックにフォントを変えなくてもいい、とてもありがたい板である。
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