人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

悪い睡眠で起こること

2019-10-28 06:47:22 | TIPS

 寝ている間にこんなことが起こっているととても睡眠環境悪化してますよ。

1 呼吸が止まる
 睡眠時無呼吸症候群。ストレスや肥満が主な原因と言われる。寝ている間に呼吸が止まるので窒息し、溺れるように夜中突然目を覚ますので心臓に悪く、熟睡できないのに眠気は覚めてしまうので寝直しもできなくなってしまうという”ちゃんと眠れない”というストレスを感じる。
 原因が環境に対するストレスだった場合、そのストレスの原因を取り除くことが一番になる。一説には「仕事上のストレスが嵩むと自分の家族に当たりがきつくなる」という傾向もあるらしく、今の仕事に不満があって攻撃的な性格になったり眠れなかったりスナック菓子をよく食べるようになったら、自分の為にも家族の為にも転職を考えるべきなのだろう。
 肥満が原因の場合。これはもう痩せるしかない。とりわけ仰向けのときに首の肉で勝手に首が絞まってる状態になってしまうので、横向きに寝ればすんなり眠れる。

2 口が空いている
 いびきも含めて、寝ている間にいつの間にか口が開いていることを自覚することがある人はもうちょっと真剣に対応を考えないといけない。寝てる間口空いてんの?wwテープで口留める?wwと嘲る人も多いのが困るが、実際そうなるととても問題が多い。
 口が開くということはずっと空気に触れっぱなしということで当然乾く。年齢に反比例して唾液の分泌量は減るので、20代のころは対処しなくても平気でも30代だとほぼ赤信号だったりする。
 具体的には、口臭の悪化、虫歯、喉の炎症が起きる。口が開いていると言うことは唾液が乾くということなので、当然口の臭いも唾液の濃縮された臭いになり、これがかなり強烈。そして寝ている間に唾液によって歯の修復が促進されるので、唾液が乾くことで歯の修復も止まる。そして喉も乾くどころが粘膜に炎症を起こすようになってしまうと唾すら飲み込む時に痛みが走るようになり、扁桃腺炎から風邪を引く10日機能不全コースに至る。
 当然これらのことで通院が必要になれば仕事も行けないし余計な出費になるので、侮らないでサージカルテープで口を縦に留めてから寝る、というのが一番手っ取り早い対処だと思う。サージカルテープは注射の後で綿を留めておく半透明のテープで、最近はシリコンを使った粘着剤で剥がす時の痛みを軽減するのもある。もちろん値段重視で紙製のものもあるのでどのくらいのスパンで必要なのか考えて買えばいいだろう。
 これもストレスが原因だったりするが、枕が高すぎたり低すぎたりしても口が開く。あごの筋肉が落ちても口が開くので、食事の時に意図的に噛む回数を増やす(満腹中枢の刺激)、固いものを食べる(歯が欠ける可能性もあるので注意)、するめを買って黙々と囓る(イカはタウリンが多いので肝臓に良い)、など咬筋力を鍛えることを意識すれば改善するかも知れない。

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3 寝具が悪い
 我慢して寝る、というのは時間効率を悪化させる。それが布団やマットレスにある場合、我慢して使うより新しい物に買い換えた方が断然良いということは往々にしてある。
 どんな寝具でも大抵腰が当たるところがへたる。これは硬さなど関係なく起こる耐久性の問題なので、固い綿を使って寄らないようになってますよ200ニュートンの堅いマットレスですよ、と言っても結局同じ事になる。
 腰のあたりがへたる、ということは寝ている時に腰だけとりわけ沈んでいるということなので、布団にやんわりとくの字に折られているということになる。当然体が不自然な姿勢になっているので頑張ってスイートスポットを求めて寝返りを打とうとするが腰だけ沈んでいるので上手く寝返りを打てず、結果時間的には寝たことになっているのに満足感がないということになる。これはコイルマットレスも同様で、コイルの場合さらに生地が潰れたことで中のバネの硬さが体に刺さってくるし、場合によってはバネが飛び出してくることも考えられるので、寿命の判断を間違えると危険を背負う。
 またこれが通気性の乏しい布団だったり熱のくぐもるウレタンマットレスだったりすると、布団に籠もる熱によってせわしなく寝返りを打たないといけなくなる。さらに腰の辺りがへたって寝返りが打ち辛かったりすると、熱で寝苦しい・寝返りが打てないという二重のストレスを負うことになるので、こうなったら睡眠など時間の空費になってしまう。
 その場しのぎとしては、体が当たるとこを変える・裏返して使う、ということがあるかもしれないが結局満遍なく使ってもへたりが元に戻ることはないので、思い切って買い換えた方が快適安眠出来るかも知れない。

 さらに、合わない枕を使うことで↑の寝ている間に口が開くという問題にも直面する可能性があるので、布団だけでなく枕の寿命ということも考えながらメンテナンスまたは買い換えを考えた方が良いだろう。

 

 睡眠不足は泥酔と同レベルの意識混濁を起こすという話もあるので、睡眠環境の改善を侮ってはいけない。

 


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