曹洞宗では、坐禅の効能について、強く訴えることはありませんが、しかし、永平寺を開かれました道元禅師は次のように仰っています。
禅僧の能く成る第一の用心は祇管打坐すべきなり。利鈍賢愚を論ぜず、坐禅すれば自然に好くなるなり。
『正法眼蔵随聞記』巻2-2
禅僧とは、只管打坐によって好き人となるのです。それは、生まれながら持った才能などに依存せず、誰でもそうなるのです。今は、
臘八摂心でもあります。多くの皆様に、坐禅に親しんでいただけることを願っております。
宮城県栗原市花山にある当城国寺でも、近い内に、多くの皆様に坐禅をしていただけるような環境整備をしたいと思っております。