況ンヤ菩薩は、直饒自身は破戒の罪を受クとも、他のために受戒せしむべし。
『正法眼蔵随聞記』巻2-4
道元禅師は、菩薩自身については、破戒をしていようが何であろうが、とにかく他人のために受戒をさせて、仏道への縁つなぎをすべきであると説きます。我々僧侶が、檀信徒が亡くなられた後で、受戒をして僧にする(没後作僧)のは、このような教えがあるからです。
そして、戒名料がかかるとか、めんどくさいとか、色々と理由があるとは思いますが、死んだ後にどうなるかは、今の科学では分からないものです。今の科学では、死後の世界の有無を決めることは出来ないのです。よって、わずかでも死への不安があるのであれば、戒名をもらって、成仏していくという階梯を歩んでも良いと思いますが、いかがでしょうか。
【お知らせ】
曹洞宗・満福山城国寺では、12月31日午後10時から「除夜の鐘」をつくことが出来ます。希望される方は、当日当山までお越し下さい。
場所:宮城県栗原市花山草木沢宿34番地
アクセス:東北自動車道築館インターから西に40分
東北新幹線くりこま高原駅から西に1時間
『正法眼蔵随聞記』巻2-4
道元禅師は、菩薩自身については、破戒をしていようが何であろうが、とにかく他人のために受戒をさせて、仏道への縁つなぎをすべきであると説きます。我々僧侶が、檀信徒が亡くなられた後で、受戒をして僧にする(没後作僧)のは、このような教えがあるからです。
そして、戒名料がかかるとか、めんどくさいとか、色々と理由があるとは思いますが、死んだ後にどうなるかは、今の科学では分からないものです。今の科学では、死後の世界の有無を決めることは出来ないのです。よって、わずかでも死への不安があるのであれば、戒名をもらって、成仏していくという階梯を歩んでも良いと思いますが、いかがでしょうか。
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曹洞宗・満福山城国寺では、12月31日午後10時から「除夜の鐘」をつくことが出来ます。希望される方は、当日当山までお越し下さい。
場所:宮城県栗原市花山草木沢宿34番地
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