夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

冷水地獄…★

2013年04月14日 | 旅行
朝、疲れが取れていない。
熱めのシャワーを浴びたい。
「今日はお湯出る?」
「夜にならないとわからないわ。」と、おばちゃん。
これは期待薄いな。

今日は夏のような暑さ。今何月だっけ? え、まだ4月中旬?
3日前は“公務員”が教室でダウンジャケットを着ていたくらい寒かった。

夜、お湯が出るか試してみる。
蛇口を開いた瞬間、わああ…熱い熱いお湯が。
あたしの内側からも、熱いものが込み上げてきた。
「………ウォーター…!」
よかった、今日は温かいシャワーを浴びることができる。
温かいというより、熱い……いや、ちょっとこのお湯、熱すぎない?
昨日のことはなかったことにして~、と言わんばかりの熱さ。

温度を調整して、喜び勇んで食器を洗う。
油はやっぱりお湯で落とさないと。
………あれっ。

ものの5分でお湯が止まってしまった。
夢のような5分間。あるいは本当に夢だったのかもしれない。
今日もシャワー浴びれないのかあ…。
ああ、あたし明日教室で臭かったらどうしよう。
ん? いや、あたしだけじゃない…。

クラスのほとんどの子が、この宿舎で暮らしている。
2日間体を洗わなかった生徒が、国際的に集まる教室!
しかも今日は夏のような暑さ!
想像するだけで……。

明日のブログをお楽しみに。

           出産シーズンだったのかな? 別の場所でも子猫が。
           

           

           

チューリップ天国…☆

2013年04月13日 | 旅行
Internet Explorerではもう主要なサイトが見られなくなってしまった。
昨日はブログ、いくら頑張っても更新画面にアクセスできなかった。
今日の昼もいろいろいじってみたら、中途半端なまま更新されて、書き直そうにもその後まったくアクセスできなかった。

1ヵ月半で早くもブログ終了かしら…?
諦めかけたところをゆっちゃんに助けてもらって、Firefoxをインストールし、こうして今日も更新ができた。ありがとうゆっちゃん。

懐いたばかりのベトナム少年の、ちょっとした頼み事を引き受けた関係で、彼の部屋に入らせてもらった。
彼はあたしのベトナムハニーとともに2人部屋に住んでいる。
男の子の部屋…ちょっとうれしい。それだけ。
レアンドロの部屋はよく入るけど、ヤツは(きっと)おっさんだしなあ。

           近くの公園でチューリップが満開。
           


音漏れ地獄…★

2013年04月12日 | 旅行
ベトナム軍団の最後の1人が落ちた。
と言うと言い過ぎだけど、ちょっとなつくようになってきた。
さっき彼とそこで会って、公園に行ってきたと写真を見せてくれた。
火鍋屋での動画も見せてくれた。

「何人で食べたの?」
「6人。前は日本人ともご飯に行ったよ。彼はもう帰国したけど。」
「それって、小山?」
「そう!彼を知ってるの?」
コヤマめ! 彼らとご飯まで食べに行っていたのか!
「今度あたしたちもご飯行こうよ。」
「いいよ。いつでも空いてるから。」
なんか悔しくて、約束してしまった…。

隣のレアンドロの部屋が賑やかだ。部屋を開け放しているので様子が見える。
「中米か!」と言いたくなるほどラテン系の留学生を集まっている。
と思えば欧米系もやってきた。部屋に10人ちょっとが集まった。
「何してるの~?」
「ポルトガル語の勉強だよ。」
レアンドロが先生になってポルトガル語を教えていた。

レアンドロはブラジル人で、中国語をマスターしたら次は日本語を勉強すると言っていた。
数日前、部屋のトイレに入っていたら、廊下から彼の歌声が聞こえてきた。
「テジャクザケ~ エンカヲキキナガラ~」ぎょっとするわ。

レアンドロの歳はわかりにくい。手のしわの感じや、部屋の前を通った時に聞こえた「カ~、ペッ」という痰を吐く音から、まあまあいっていると思う。
宿舎の部屋は壁がしっかりしているので、隣の話し声なんかは聞こえない。
でもドアが木製で、廊下の声や物音は良く聞こえる。

部屋に篭って勉強していると息が詰まるので、あたしは気晴らしに曲をかけて、歌っていたりする。
近くの部屋の韓国人が廊下で歌っているのをよく聞くし、あたしが歌っているのを他の留学生に聞かれたところで彼らはガイジン。恥ずかしくはない。

昨日も部屋で気分よく歌い、満足したところでちょうどゆっちゃんが部屋にやってきた。
もう少しで聞かれるところだった。危ない。

その後夕食を買いに行こうと外に出ると、宿舎の前に日本人の男の子たちがいた。
「今日行かないんですか? 日本語コーナー今日になったんですよ。」
毎週木曜に行われていた日本語学科の学生との交流会が、しばらく取りやめになっていた。
理由は、外部からやってくる1人の中国人。日本人に対してストーカー紛いのことをしたり、恋愛の相談をくどくど持ちかけたり、女性にプロポーズしたりするそうで。
「ヤツは空港の近くに住んでいるんです。1,2時間かけてやってきて、日本語コーナーがなければ、ヤツもいつか諦めるだろうから…」
あたしは1度だけその姿を遠めに見たことがある。

「今日はどうします?」今から行くと言われても。
「え…今からご飯だし……」
「歌はもういいんですか?」
 ………。
「聞こえちゃった?」
「廊下中に響き渡ってましたよ。」
 ……気をつけます。

           宿舎の近くのクリーニング屋で子猫が誕生。
           

どうして地獄…★

2013年04月10日 | 留学
「十万個のどうして?」という本が中国でベストセラーだったらしい。
子供ならではの素朴な疑問をたくさん載せた本だとか。
十万個とまでは行かなくても、「中国 100個のどうして?」ならあたしでも1日で書けると思う。

CHINGLISHというのがあることを初めて聞いた。
どうしてこんな訳し方をする?と思うような、中国風味の効いた英語らしい。
英漢翻訳クラスで、奇妙な宿題が出た。
4人一組で図書館に行き、8つの「CHINGLISH」を探して写真を撮って来いとのこと。

オーストラリアのおっちゃんと、昨日話した黒人系フランス少女、授業中教科書に頭だけをうずめてわかりやすい居眠りをしていたカザフスタン少年とあたし。
午前の授業が終わって、昼食をとる前に向かうことにした。
カザフスタン人は午後授業があると言って帰ってしまったけど、20分程度で仕事は終わった。

           どうしてダメなのか、あたしにわかるワケがない。
           

25日と26日に遠足があると知らされた。
石窟のある洛陽や少林寺で有名な嵩山に行くらしい。
自由参加で、授業を休んで行く。
立場によって参加費が異なる。
本科生80元、普通の6ヶ月留学生180元、3ヶ月留学生380元、奨学金生はなんと780元!

あたしは180元(2700円)で行ける。
フランス少女は奨学金生なので「高すぎる!」と言っていた。彼女はたぶん行かない。
あたしは行く気満々で、早速ゆっちゃんと申し込みに行った。
メモ用紙に先生が簡単にあたしたちの名前を書いて、各自180元払って、申し込み完了。
そのメモの上から3番目に“公務員”の名前を発見。
「やっぱりあいつは寂しがり屋なんだよ」あたしたちは確信した。

3時から選択科目の書道。
今日は4人いたけれど、先生が回ってくる頻度はやっぱり高い。
3,4回練習した字を直されるのはもちろんいいけれど、1回目の字を直されるのは…。
書いた字に納得できないから何度も書いて練習しているのに、「新しい字を書きなさい」と言われる。
もっとゆっくり書かせてほしい。

だけどこういう機会がないと書道もなかなか出来るものではないし、先生が教えてくれることは結局ためになること。
この授業があと何回あるのか知らないけれど、最後まで続けようと思った。
授業終わりまで15分、意気込んだ矢先に、耳を疑うような先生の発言。
「このクラスは今日が最後だし…」
「最後!?」
4人の生徒がびっくりした。誰も聞かされていない。どうして?

PPT無間地獄…★

2013年04月09日 | 留学
プレッシャーでよく眠れなかった。
クラスメイト20人を前に30分間、日本のことを紹介しなければならなかった。
PPTとはパワーポイントらしい。
教室の壁に用意した写真を投影して、自分の国の文化や習慣を説明する。
クラスメイトはたいてい自国の観光スポットや食べ物を紹介していたけれど、あたしは「日本人の苗字」をテーマに選んだ。

休日を返上してまあまあ詳しく下調べしたけれど、いざとなると(案の定)喋れないこと…。
うまく喋れない人間に中国語で30分って、まさに地獄。
「日本人の姓を紹介する前にー……皆さんにー…聞きたいです…。日本人と聞いて思い浮かべるのはー…誰ですか?」
「………………………」
「………………ミシマ」
思ったより反応が薄い。
「三島由紀雄ね。あとは…?」
「……………サカモトマヤ」
誰それ?

世界的に有名と思われる日本人を写真を交えて紹介したあと、日本で多い苗字を20位まで紹介して(一位 佐藤、2位 鈴木、3位 高橋…)、苗字の由来(“青木”は地名から、“田中”は地形、“伊藤”は伊勢の藤原家系とか)を説明、さらに苗字が佐藤、鈴木、高橋の有名人を説明した。
「佐藤と言えば佐藤栄作、過去の総理大臣で………あと、佐藤かよ。この写真を見て、誰か、彼女を好みだと思う?」
後方でしぶしぶ風に手を挙げてくれるベトナム人。
「彼女は、生まれた時は男の子でした。」
ここでどっかんと来る予定だったのに、またもや反応はいまいち。
もっとガンバリマス。

こんな時こそあたしのベトナムハニーに癒してもらいたいのに、彼は隣に座った黒人系フランス人のかわいい女の子とずうっと親密におしゃべりしている。
抱きしめるのはやめた。

     オノヨーコを紹介したところ、なんと先生だけがジョンレノンを知らなかった。