夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

シネマな天国…☆

2013年04月19日 | 旅行
作文の授業、なぜか映画を見せられた。
2時間の授業中、ずっと映画を見せられた。
「西遊降魔篇」という映画だった。
監督の名前に「周星馳」と見たとき、大方のテイストが予想できた。
そう、「少林サッカー」で有名なあのチャウ・シンチー。
面白かった。ゆっちゃんは「くだらなすぎる」とあまり好きではない様子。

主役の男の子もかっこいいけど、もう一人、ツマブキに似たイケメンが。
調べてみたら、ああ、羅志祥(ショウ・ルオ)。結構好きなのに気付かないなかった。
それにしても、他の子たちのツボがわからない。
妙なところで大笑いしている。
逆に、エンディングの曲にあたしたちだけ大笑いした。
その理由は、見ればワカリマス。

作文の授業で、なぜこんな映画を見せられたのか。
教科書に載っている次の作文のテーマが「私の恋愛歴」で書きにくいだろうから、この映画を元に何か書け、と言うことらしい。
他になかった?

            普通のレストランのお姉ちゃんの髪型、お水っぽい。
                     

愉快な仲間たち天国…☆

2013年04月17日 | 旅行
面白眼鏡の山崎邦正が、眼鏡を変えた。
面白くなくなった山崎邦正は時々憎たらしくて、その新しい眼鏡をへし折りたくなる。

授業中、あたしが文章を読まされていると、ヤツは後ろの席からあたしをリードするかのように、先にその文章をブツブツ読み上げる。
馬鹿にされているようでならない。
「うるさい!」
日本語で注意したら先生だけが笑った。
この先生は日本で暮らしていたことがあって、簡単な日本語はわかる。

面白くなくなった山崎邦正はサッカーが好き。
夜中にサッカー中継を見て翌朝遅刻してくることもある。
昨日はアメリカチーム、今日はスペインチームのユニフォームを着て教室にやってきた。
「いったいどこのチームが好きなの?」聞いてみた。
「イギリス! マンチェスター最高!」
その時のキラキラした顔、ちょっとかわいいと思ってしまった。不覚。

昼、ご飯を食べに行こうと階段を下りていたら、“公務員”に会った。
「ご飯食べた?」
「まだ。食べた?」
「まだ。」
なんだか捨てられた子犬のような目をしていたので、誘ってみた。
「一緒に行く?」
さびしがり屋の公務員は絶対断らないから、この言葉は「一緒に行こうよ」と同じ効果を持つ。

お互い学食に飽き飽きしているから話が早い。
韓国人と、というか外人と2人でご飯食べるの初めてだなあ。
外に出て軽く食べてきた。
メキシコ人のリカルドに2人でいるところを2回目撃された。つまり行きと帰り。
誤解されたかな。まあいいや。

午後、ある馬鹿げた噂が聞いたので、留学生管理室に確認をしに行った。
「夏に改築工事で宿舎を出なきゃいけなくなるって、本当ですか?」
「うん。7月、授業が終わった後にね。」
「じゃあ、あたしたちはどうなるんですか?」
「自分でホテルを探すか、帰国するか。」
「殺生な~!」また日本語が出てしまった。でもこれ以上に適した言葉が他にあるだろうか。
「今いくらの部屋に住んでいるの?」
「56元です。」
「じゃあ、ホテルのほうが安いよ。」全くの他人事。

もやもやする気分を和ませてくれたのは“公務員”。また偶然会った。
「あれ、シャワー浴びたの?」さっきまで会っていた彼の頭が濡れている。
「部屋が暑いから外で勉強していたら、鳥の落し物が……」
大笑い。
「君がそんなに喜んでくれるなら、僕もうれしいよ。」
いいやつ。






牛乳天国…☆

2013年04月16日 | 旅行
今日はお湯が出るのかな…?
心配していたら、実は昨日の9時ころからすでに出るようになっていたらしい。
でも昨日は公衆浴場に入って、いい経験をしたと思う。
看板には「温泉」と書かれていて、シャワーのお湯は硫黄の匂いがした。
朝、体が少し硫黄臭かった。

ステキなのは、お湯の出る生活と、牛乳のおいしい生活。
近くの外資系っぽいスーパーで「消費期限7日の牛乳」があると聞きつけて、早速探しに行った。
あ、あ、ありましたよ!
飲んでみたら、馴染みのあるあの味。
一気に心が満たされた。あたしが通った道、次々と芽が出て花が開いていないかしら。

明日もがんばれそうです。ありがとう。

                     


熱湯地獄…★

2013年04月15日 | 旅行
鉄は熱いうちに打て。
今、あたしは発音に対して熱くなっている。
昨日は話しかけた学生に「あなたは特殊な標準語をしゃべるね。」と言われた。
「どこの国から来たの?」と言われなかった。ちょっと進歩?

そうそう、今日の教室、第二の空気汚染で視界が黄色くなるくらいの地獄絵図を想像したけれど、全然だった。
ちょっとした話があって、近づいた男の子はまあまあ臭ったけど…。
昼、お湯が出たと聞いた。一安心。

公園では金魚すくい…ではなく、金魚釣りをやっている。
少し前にゆっちゃんが“学級委員”に、日本のそれとの違いを中国語で説明しようとした。
「日本の魚釣りと違……」
あたしはあわてて制止した。
「日本の魚釣りとか言っちゃダメ!」

           

夕方、またもや期待を裏切られる。
「お湯が出なくなったよ!」
頭が痛くなる。そして頭がかゆい。
お湯の出るうちに浴びておけば良かった。
「お湯は熱いうちに浴びろ」よくわからない名言を心に刻む。

部屋にシャワーのない宿舎生活を送る学生が使う「温泉」と書いてある浴場に行ってみた。
何のことはない、浴場の壁にシャワーがいくつも設置されているだけ。湯船なし。
あれ、中国人も人前で服を脱ぐの?
意外と平気で脱いでいた。

シャワーの下にプリペイドカードを切る機械があって、1元(15円)で10分くらい使える。
このシャワー、温度の調節ができない。
最初は適温。いきなり冷たくなったと思えば、すぐに熱くなった。
あ……熱過ぎ! キビシー。押すなよ! 押すなよ!
でも、ああ、気持ちよかった…。

                  科学技術文化節だそうで。
                  

筋トレ地獄・・・★

2013年04月14日 | 旅行
POPPINの上級クラスの先生が「OLD SCHOOL NIGHT」というイベントの大阪大会に参加したいということで、昨日はいろいろ聞かれていて遅くなってしまい、宿舎のシャワータイムに間に合わなかった。
レッスンがあった日はシャワーを浴びないと次の日まで疲れが残る。

今日は2時から、“互相”(相互学習)の新しいパートナー、陳ちゃんとの始めての勉強タイム。
王ちゃんと違って陳ちゃんは日本語学科の学生だから、日本語の学習内容は専門的でレベルが高い。
(中国語を教えることについては王ちゃんの方がうまい。)

彼女が書いた宿題の作文を読んで、間違いを訂正した。陳ちゃんは1年生。
書き間違いや変な言い回しがいくつもあったけど、作文の内容はなかなかのもの。
「ここの部分の文章、とてもいいね。」
褒めてあげると、にこやかに笑った。うれしそう。
他人の勉強を見る時は、ちゃんと褒めてあげることも大事だなあ。
簡単なことなのに、初めて気付いたような気がする。
「……そこの文章、教科書を書き写しただけなんです。」
よく書けてるワケだ。

そういえばこの間、王ちゃんがこんな質問をした。
「この文章、お客さんが店員さんに“すみません”って言っていますけど、どうして謝っているのですか?」
そうか、店員を呼ぶときの「すみません」は、言われてみれば奇妙かも。

夜はPOPPIN。
「今日は体能を集中的にやるよ。」
「はーい。で、“体能”ってなんですか?」
先生がネットの翻訳ツールを使って訳してくれた。
「体力」
ゲッ 筋トレか。

予想以上にキツかった~…。
若い男の子たちがヒーヒー言ってるんだもん。
骨と筋肉が分離するかと思った。

上級クラスの先生と帰りにまた話していたけど、10時過ぎには「帰りま~す」と言って帰ってきた。
今日はちゃんとシャワーを浴びないと。

宿舎に戻るとアメリカの美少年“スタンドバイミー”と会った。
「日本語の発音はとてもきれいだね。」
この事は外人からよく言われる。外人が聞くと日本語って美しいらしい。
スタンドバイミーに簡単な日本語を教えてあげた。
「こんにちは、さよなら、あいしてます。」
「コンニチハ、サヨナラ、アイシッマス…何笑ってるの?僕を騙しているでしょ。」

昨日も停水(水道から水が出ない)があったし、もう別に驚かないけれど、帰ってみるとシャワーはボイラーの不具合かなんかで温水が出なかった。
悲しいだけで、驚きません。

               ヘッドホンがかわいかったから即買い。
                     

               写真だとわかりづらいけど、国旗のデザイン。
                     

   売店でこんなノートを発見。万一のことがあれば、保身のためこれを持ち歩こう。