輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

PERE MICHEL-MARIE /BONJOUR LA VIE

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/3/24

<JAN(規格番号)>0190295866099

<内 容>
歌う街門に祝福を。人生の喜びに光あれ。フレンチ・ポップスにのせて謳うは“素晴らしき哉、人生!” フランスの人気現役司祭が“生きる喜び”を説く、心温まる人間賛歌!

■ フランスでは説教者、また作家として広く知られる現役カトリック司祭、PERE MICHEL-MARIE(ペレ・ミシェル=マリー)。彼が何とワーナー・クラシックスからポップス・シンガーとしてデビューが決定!!

■ 司祭になる前は、キャバレーでパフォーマンスを行っていたというユニークなキャリアを持つ、ミシェル=マリー司祭。少年の頃から司祭になることを望んでいたものの、彼は、ニースの大学で歴史を学んだ後、神学校ではなくキャバレーのステージに立つことを選んだ。キャバレーのパフォーマーとしてパリを中心に数年間活躍し、聖職とは全く違う経験を積んだ彼は、そこからトゥールーズとローマで学び、ドミニコ会とフランシスコ会で修業を積んだ。そして1999年、40歳の時、司祭となった彼は、マルセイユの教区で17年間職を務め、地元コミュニティで大きな役割を果たしてきたという。

■  そして現在、人気司祭として彼は、教会で、そしてYouTubeチャンネルを通して、大勢の信者に神の愛を説いている。その人気ぶりは素晴らしく、2016年、パリの歴史的教会サン=シュルピス教会で説教を行ったとき、4000人もの聴衆を集めたほど!また多才なミシェル=マリー司祭はこの他にも15冊の著書を世に送り出しているという。

■ その彼が発表したポップス・アルバム『BONJOUR LA VIE』には、“キャバレーのパフォーマー、そして司祭”という彼の異色のキャリアが鮮やかに光を放っている。ここに収録されている13曲は全てミシェル=マリー司祭の手によるもの。シャルル・トレネやイヴ・モンタンなどを彷彿させるようなシャンソンの伝統に則ったフレンチ・ポップス・ナンバーには、アルバム・タイトルの“こんにちは、人生”が意味するように、“生きる喜び”が溢れている。彼の曲に対するアプローチは、いずれも地に足がついていて温かく、また時々ユーモラスで、慈愛に満ちた楽観主義が所々に滲んでいる。彼の説教と同じように、彼の歌もまた、大勢の聴衆の心に光を届けるような明るさと優しさに満ちているのだ。

■ アルバムの発売に先駆けて公開されたアルバムの1曲目「Par-ci, Par-la」(https://youtu.be/p-cRlZIas9g)を見て欲しい。ミュージカル仕立てで歌うミシェル=マリー司祭が”あちこち”を歌で明るく包んでいくのが見えてくるはず!人生、歌があればそう悪いものじゃない!!

https://www.youtube.com/user/lesvictoiresdelamour

STORMZY /GANG SIGNS & PRAYER

2017-02-21 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
<発売日>2017/3/10

<JAN(規格番号)>0190296979279

<内 容>
英国から世界的ムーヴメントへ。 今最も注目を集める英国が生んだグライム・シーン。その若手MCの代表格であり今後のグライムを牽引する急先鋒、STORMZY(ストームジー)が、満を持して遂に発表する渾身のデビュー・アルバム! スキルに満ちた圧巻のフロウが次々と放たれるこのサウンドは、グライムをより大きなうねりへと導く起爆剤となる…!

◆2000年代に英国で生まれ、その後世界的なムーヴメントへと徐々に台頭しつつあるグライム・シーン。USヒップホップとは異なり、ジャマイカやカリブのサウンドに影響を受けた早いBPMに太く響くベース・サウンドを持ち、そこに早回しのラップをかぶせながら英国東ロンドンのストリートにあるゲットー的なサウンドを生み出していくこのシーンは、今世界で最も注目を集めるシーンへと成長している。

◆WILEYやDIZZEE RASCALといったグライムのオリジネイターによって確立されていったグライム・シーンに、まさに現在のUKシーンを代表する若手代表格が登場する…! 2014年にデビューEPを発表し、BET Awardsにてベスト・インターナショナル・アーティスト賞を受賞、BBCが最も有望な新人を選出する「BBC Sound Of...」へのノミネートも果たし、UKチャート・トップ20に2曲のフリースタイル・グライム・トラックをチャートインさせるという歴史的偉業を成し遂げるこの男こそ、今回満を持してのデビュー・アルバムを発表するSTORMZYだ!

◆2014年のMOBO Awardsでベスト・グライム・アクト賞を受賞、英国の人気TV番組「Later... with Jools Holland」への出演を果たし、Kanye WestからBrit Awardでのパフォーマンスに招待されゲスト出演を果たすなど、現グライム・シーンにおいて最も熱い注目を集めるSTORMZY。シングル「Shut Up」と「Wicked Skengman 4」の2曲をUKチャート・トップ20に送り込み、史上初めてグライム・トラックをTop 20に入れた男として、既に大きなうねりとなっているグライム・シーンからだけでなく、全音楽シーンからも熱い視線を注がれる存在となった彼が遂に発表するデビュー・アルバム『GANG SIGNS & PRAYER』は、まさにそのグライム・シーンを世界的なシーンへと成長させる起爆剤であり、STORMZYという存在をさらに大きく世界に轟かせる作品となる。

◆STORMZYのその圧巻のスキルは、先に公開された楽曲「Big For Your Boots」を聴けば明らかだろう。聖歌隊的なコーラスとボイス・サンプリングを織り交ぜたサウンドは荘厳さすら感じさせてくれるのだが、そこに彼の早いフロウが乗ることで、さらなる凄まじい存在感と説得力を放ち始める。このデビュー・アルバムには、グライムMCとしての高い才能だけではなく、楽曲の構築力、プロダクション力、そして楽曲そのものの完成度の高さをもまざまざと見せつけてくれる楽曲がたっぷりと16曲収録されているのだ。

◆今作には、同じくグライム・シーンで活躍するGhetts and J HusやUK発のR&Bシンガー、Raleigh Ritchieの他、MNEKやKehlaniといったゲスト陣が参加。また、彼のキャリアにおいて重要な意味合いを持つ楽曲「Shut Up」のニュー・ヴァージョンも収録。

https://www.youtube.com/user/StormzyTV

GARY CLARK JR. /LIVE NORTH AMERICA 2016

2017-02-21 | Blues
<発売日>2017/3/17

<JAN(規格番号)>0093624913924

<内 容>
鬼気迫る魂のパフォーマンス、それは音楽という宝石が最も光り輝く瞬間… 褐色のブルース・ギター・ヒーロー、GARY CLARK JR.(ゲイリー・クラーク・ジュニア)の真骨頂はライヴにあり! 自らの楽曲に新たな命を吹き込む壮絶なパフォーマンスを、一切手を加えることなくそのまま収録したリアルなライヴ・アルバム第二弾がここに登場!

◆昔、音楽を手に入れる手段がアナログ・レコードしかなかった時代、アーティストの究極的ドキュメンタリーとしてとらえられていたのが、ライヴ・パフォーマンスをそのまま収録したライヴ・アルバムだった。様々なフォーマットで多種多様な情報や音楽を入手できる現代に、その古き良き伝統を伝承するかのような作品がリリースされる。新世代ブルース・ギター・ヒーローとして多くのアーティストや世界中のファンからの人気を集める「選ばれし者」、GARY CLARK JR.が、2014年9月に発表したライヴ作品に続く第二弾ライヴ・アルバム『LIVE NORTH AMERICA 2016』を発表するのだ…!

◆Eric ClaptonやTHE ROLLING STONESといった大ベテラン勢から、Alicia KeysやDave Grohlといったアーティストまでも魅了するGARY CLARK JR.。ブルースをベースに、ソウルやファンク、そしてフリー・ジャズといったサウンドを織り交ぜたそのスタジオ作品はもちろんのこと、なんといっても彼の才能/魅力を最大限に発揮するのが、究極のインプロヴィゼーションで楽曲に新たな息吹を吹き込みながら展開していく、その彼のライヴ・パフォーマンスだ。先日行われたグラミー賞(R)授賞式でもその魂を込めたパフォーマンスを見せてくれたのだが、その彼の真骨頂とも言えるライヴを、一切のオーバーダブなしに、ライヴのパフォーマンスをそのまま生々しく収録した作品が、この『LIVE NORTH AMERICA 2016』だ。

◆2015年に発表した、様々なジャンルを飛び超えて新たなるGARY CLARK JR.サウンドを聴かせてくれた作品『THE STORY OF SONNY BOY SLIM』に伴うツアーとして2016年を通して行われた彼のライヴの中からベスト・パフォーマンスを収録したこのライヴ・アルバム。最新作からは「The Healing」や「Grinder」、「Our Love」、「Cold-Blooded」、そしてLeon Bridgesをフィーチャーした「Shake」などが披露されており、彼の名を一気に広めることとなったデビュー作『BLACK AND BLU』からは「You Saved Me」や「When My Train Pulls In」といった楽曲を収録。さらに、彼のライヴで一つの見どころともなるカバー曲も、もちろん今作にも収録されている。今作には、Jimmy Reedの「Holest I Do」と、Elmore Jamesの「My Baby's Gone」という2曲のカバーが収録されているのだ。

◆このライヴ・アルバム発表後となる3月には、Eric Claptonの50周年記念ライヴへスペシャル・ゲストとして出演することが決まっている。彼の才能にほれ込むEric Claptonは、こうコメントを残している: 「GARY CLARK JR.は信じられないくらいの刺激を僕に与えてくれる存在だ。なぜなら、僕が実際にやりたいと思っていることを、さらっとやり遂げてしまっているんだからね」

https://www.youtube.com/user/garyclarkjr


TREY SONGZ /TREMAINE THE ALBUM

2017-02-21 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
<発売日>2017/3/24

<JAN(規格番号)>0075678662027

<内 容>
“プリンス・オブ・R&B”の赤裸々な真実―。 人気&実力ともR&Bシーンのトップに上り詰めた“R&Bアイコン”=トレイ・ソングス。 世界中の女子を狂喜乱舞させる音楽界随一の”モテ男”、約3年ぶりとなるファン待望の新作は、本名を冠した自身初のリアリティ・ショウと連動した円熟の7thアルバム!!

■その精悍なルックスと甘い歌声により""プリンス・オブ・R&B""と異名を取り、全米はもちろん世界中で圧倒的な人気を誇るトレイ・ソングス。全米ではヴァレンタイン・デイ明けからスタートする自身初のリアリティ・ショウ『トレメイン・ザ・プレイボーイ』と連動した約3年ぶり待望の7thアルバムが緊急リリース!

■ これまでも自身の恋愛関係や心情、経験に基づいた“私小説”的な作品が多いことで知られる彼だが、『トレメイン・ジ・アルバム』というタイトルが表すように(トレメインはトレイの本名)、本作はトレイにとって更にパーソナルな作品になるという。そこには、一人の男として、そしてアーティストとして、今も尚成長を続ける彼の姿が赤裸々に綴られているそう。

■ 勿論、”現在R&B界で最高にホットな男性”としてのトレイも健在!最新作でも、レイディーズへの愛を隠すことなく髄所で歌っている。またアルバム・アートワークもフォトブックのように、トレイのルックスをフィーチャーしたものになる予定だ。

■トレイ初のリアリティ・ショウ『トレメイン・ザ・プレイボーイ』 ヴァレンタイン・デイ明けの2017年2月15日からスタートするトレイ・ソングス初のリアリティ・ショウは、ポピュラー音楽界随一の“モテ男”であるトレイが、厳選された10人以上の美女と豪邸で生活を送り、“運命の人”を見つける、という内容で、全5回の予定。全米では音楽チャンネル、VH-1のデジタルプラットフォームにて2/15より公開がスタートし、毎週木曜日に最新エピソードがアップされる。毎週、新エピソード公開に合わせて1曲づつ新曲が配信されるという展開。 ""Tremaine The Playboy"" VH1.com 2017.2.15よりスタート! 番組予告トレイラー:https://youtu.be/4NBDElvhXZQ

https://www.youtube.com/user/TreySongzVideos



KRIS KRISTOFFERSON /THE AUSTIN SESSIONS : EXPANDED EDITION

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/24

<JAN(規格番号)>0081227943684

<内 容>
シンガー・ソングライター/俳優として活躍するクリス・クリストファーソン。「Me and Bobby McGee」や「For the Good Times」、「Sunday Morning Coming Down」など自身の代表曲をカヴァーした、オーガニックでシンプルな1999年発表のセルフ・カヴァー・アルバム『THE AUSTIN SESSIONS』が最新リマスターと2曲の未発表ボーナス・トラックを収録したエクスパンデッド・エディションで登場!

■ シンガー・ソングライター/俳優として活躍しているクリス・クリストファーソン。1997年の夏、彼はテキサスで自身の代表曲とも言える楽曲をシンプルなセッティングでレコーディングした。1999年、アトランティック・レコードは、これらの楽曲を『THE AUSTIN SESSIONS』というタイトルでリリースした。

■ そのレコーディングが行われてから、約20年。オリジナル・アルバムの最新リマスターに、ボーナス・トラック2曲を追加収録した『THE AUSTIN SESSIONS : EXPANDED EDITION』が発売となる。ボーナス・トラックとして収録されるのは、レコーディング・セッションからの未発表曲、「Best Of All Possible Worlds」と「Jody And The Kid」。さらにCDのブックレットには、オリジナル・アルバムのプロデューサーであったフレッド・モーリン(Fred Mollin)によるレコーディング・セッションのエピソードを交えたライナー・ノーツと、未発表写真が数点フィーチャーされている。

■ テキサスにあるアーリン・スタジオで、プロデューサーのフレッド・モーリンが集めた、ロサンゼルスとナッシュヴィルのベテラン・セッションミュージシャンと一緒にレコーディングされた本作には、「Me And Bobby McGee」や、「Why Me?」、そして「Sunday Morning Coming Down」など、クリス・クリストファーソンの代表曲がシンプルでオーガニックなセッティングで収録されている。また、ジャクソン・ブラウン(「Me And Bobby McGee」)、ヴィンス・ギル(「Help Me Make Through The Night」)、スティーヴ・アール(「Sunday Morning Coming Down」)、マーク・ノップラー(「Please Don't Tell Me How The Story Ends」)など、彼の広い交友関係を伺えるような豪華ゲストも参加している。

■ ゴールデングローブ主演男優賞受賞、5回のグラミー賞受賞、そして2016年にもベスト・アメリカーナ・アルバムにもノミネートされた経験を持つ、クリス・クリストファーソン。ローリング・ストーン誌に「80になってもアウトロー」というタイトルの記事でフィーチャーされた現在80歳の彼は、2017年早々に全米ツアーを発表、今も尚精力的に活動を続けている。

https://www.facebook.com/kriskristoffersonmusic

THE MAGNETIC FIELDS /50 SONG MEMOIR

2017-02-21 | Dance、EDM、 DISCO,Club, House/DJ
<発売日>2017/3/31

<JAN(規格番号)>0075597940909

<内 容>
我が心の50曲 1966年-2015年。 USインディ・ポップ界の鬼才、Stephin Merrittが、1966年から2015年という自分の半生となる50年間を、1年に1曲づつ音楽で綴る計50曲にも及ぶ「音」の自分史を発表する…。機知にとんだ豊かな言葉を音に乗せる才人のメイン・プロジェクト、THE MAGNETIC FIELDS(ザ・マグネティック・フィールズ)のこの最新作は、新たな名作として米インディ・ポップ・シーンに刻まれることになるだろう。

◆90年代のアメリカに現れ、生楽器とチープな電子楽器をとりまぜたアイデア満載の曲にのせて、アルバム毎に様々な顔を見せながら活動を続ける、鬼才ステフィン・メリット率いるTHE MAGNETIC FIELDS。宅録ならではの暖かみに満ちたインディ・ポップ・サウンドと抜群のメロディ・センスは勿論の事、何よりこのTHE MAGNETIC FIELDSを特異な存在としているのが、メイン・メンバーのステフィンによる、機知に富んだ豊かな言葉と痛々しいほどの鋭い観察を絶妙のバランスで表現する彼の作詞家としての才能だ。今まで10枚の作品を発表してきた彼らが、前作より5年振りとなる最新作を完成させた!

◆過去にも69曲のラヴ・ソングを一つの作品にまとめ上げた3枚組69曲収録の作品『69 LOVE SONGS』を発表、同作品に収録されている楽曲は数々のアーティストにカヴァー曲として取り上げられるなど、シーンから絶賛を受けたのだが、その大作にして名作として知られるこの『69 LOVE SONGS』を凌ぐ名作を、今生み出したのだ…。それが、50曲を収録した5枚組作品となるこの最新作、『50 SONG MEMOIR』だ。

◆1965年2月9日に生まれ、今年52歳となるUSインディ・ポップ・シーンの鬼才、ステフィン・メリット。今回彼が提示する作品は、2015年2月9日、彼が50歳の誕生日を迎えたその日からレコーディングを開始し、彼自身が1歳を迎えた1996年から、50歳となった2015年までの50年間を、1年につき1曲、計50曲にまとめあげ、その楽曲を10年づつ1枚のアルバムに収録した、自らの50年という半生への想いを込めて綴る画期的な5枚組のアルバムだ。彼自身の人生を自伝的に、そしてドキュメンタリー的に語る、基本的にフィクションな物語を綴ってきた今までの作品とは異なる風味を持つ作品だとも言えるだろう。

◆全50曲のボーカルは勿論、ウクレレやピアノ、ドラム・マシーンやアバカスなど、実に100を超える楽器も自ら演奏してレコーディングが行われている。既に今作より5曲が公開されているが、その優しく響くメロディと、チープな電子音でありながら暖かさを感じさせてくれるサウンドは、「見事」の一言。全50曲という大作ではあるが、どのように彼の人生観や、彼の想いがサウンドとして表現されるのか、非常に楽しみな作品の登場だ。

https://www.facebook.com/MagneticFields

FLEETWOOD MAC /TANGO IN THE NIGHT [REMASTER]

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/3/10

<JAN(規格番号)>0081227946364

<内 容>
「噂」を越えて、神話がまた一つ、語り継がれる・・・。 前作『ミラージュ』から5年、5人のスーパースターたちが再び集い、16ヶ月の歳月をかけて作り上げたスーパー・ポップ・アルバム。リリース以来となる初のリマスターで鮮やかに蘇る!

■ フリートウッド・マック、通算18作目、彼らのキャリアの中で2番目に売れたアルバムとしてしられる1987年作品『TANGO IN THE NIGHT/タンゴ・イン・ザ・ナイト』。世界で1500万枚以上の売り上げを記録した本作は、全米7位、全英1位を記録し、「Big Love / ビッグ・ラヴ」や「Little Lies/リトル・ライズ」といったヒットを生み出した。

■ その『タンゴ・イン・ザ・ナイト』が発売30周年となる今年、初のリマスター音源で登場!これは2016年の9月に発売された『ミラージュ』に続くものとなり、これまで同様、オリジナル・アルバムのリマスターに加え、2枚組のエクスパンデット・エディション、そして豪華デラックス・エディションもリリースとなる。

■ それぞれのソロ活動も順調だったスティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムが、栄光と挫折を乗り越え、元のフリートウッド・マックの一員としてスタジオ入りし、前作のアルバム『ミラージュ』リリース以来、5年ぶりの作品となる『タンゴ・イン・ザ・ナイト』であった。

■ スティーヴィー・ニックスは、81年『麗しのベラ・ドンナ』、83年『ワイルド・ハート』、85年『ロック・ア・リトル』と3枚のソロ・アルバムをリリースし、ツアーも成功させ、順調なソロ活動だったものの、同時にコカイン中毒のために体調を崩し、1986年にリハビリ施設に入所していた。その入所時の体験をもとに書かれた楽曲が本アルバムに収録の「ウェルカム,セーラ/ Welcome to the Room...Sara 」である。

■ リンジー・バッキンガムはフリートウッド・マックのアルバム『牙(タスク)』、『ミラージュ』(82年)の2枚のプロデュースはもちろん、ソロ・アルバムを81年『Law And Order』、84年『Go Insane』の2枚発表していた。

■ またジョン・マクヴィーとの結婚生活にピリオドを打ったクリスティン・マクヴィーは1986年にシンセサイザー奏者のエドアルド・クィンテラ・デ・メンダンカと再婚するなど、メンバーそれぞれに様々な出来事が起きていた。3枚目のソロ・アルバムの制作中に、フリートウッド・マックとしてのアルバム制作を思いたったリンジーがメンバーを招集し、サン・フェルナンド・バレーの「ランボー・スタジオ」にて3ヶ月間に亘って録音が行われ、ロサンゼルスにあるリンジーの自宅スタジオ「ザ・スロープ」にてオーバー・ダビングやミキシングが行われた。

■ このアルバムの制作についてリンジーは「『噂』の統一性と『牙 (タスク)』の魅力的な要素をミックスした内容であり、プロデュースしたアルバムの面では過去のアルバムを上回る」と語っていた。全米アルバム・チャートの最高位は7位ながら、全米シングル・チャートでは「ビッグ・ラヴ」が5位、「リトル・ライズ」が4位となったのをはじめ、4曲のTOP20ヒットが生まれている。そしてこのアルバムを最後にリンジーはバンドを脱退する。

同時発売情報
●上記アルバムのデラックス盤も同時発売(0081227946388)
●上記アルバムのエクスパンデッド・エディション盤も同時発売(0081227946371)


https://www.facebook.com/FleetwoodMac

CONOR OBERST /SALUTATIONS

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/3/17

<JAN(規格番号)>0075597940176

<内 容>
自己と対峙し、今再び外の世界へ最大の挨拶を送る…。 「真のアメリカン・オリジナル」と称されるシンガー・ソングライター、CONOR OBERST(コナー・オバースト)が自らと対峙しながら作り上げたアコースティックな楽曲達が、バンド・サウンドと共に今生まれ変わる! THE FELICE BROTHERSや伝説的ドラマーJim Keltnerらとともに制作した、前作『RUMINATIONS』の対となる最新作『SALTATIONS』が早くも登場!

◆2016年オマハの冬、ガレージでストーブに薪をくべながら、自らの心と向き合って紡ぎだした新曲をアコースティック・アルバム『RUMINATIONS』として発表した、「真のアメリカン・オリジナル」と称され、熱い注目を集めるシンガー・ソングライター、CONOR OBERST。自己と対峙しながら、自らの声と自らがつま弾くギターとピアノ、そしてハーモニカのみでレコーディングされた、彼にとって最もパーソナルな色合いを持つこの作品が、今バンド・サウンドと共に生まれ変わる事となった。それが、前作と対を成す作品とも言えるこの最新作、『SALUTATIONS』だ。

◆ネブラスカ州オマハの雪に閉ざされた世界で作られた楽曲達を最もパーソナルな形でレコーディングし発表した前作は、彼のメロディと歌詞、そして歌声そのものの魅力を強く感じさせてくれる作品だった。その後彼は前作で発表した楽曲を雪のオマハから太陽が降り注ぐマリブへと連れ出し、ニューヨークを拠点に活動するフォーク・ロック・アクト、THE FELICE BROTHERS、そしてNeil YoungやJackson Browne、Bob DylanやGeorge Harrisonらとも活動してきた伝説的ドラマー、Jim Keltnerと共にバンド・サウンドで新たな命を吹き込み、『SALUTATIONS』という新たな作品として発表するのだ。

◆今作に収録されいてるのは、前作『RUMINATIONS』に収録されていた10曲のバンド・ヴァージョンに加え、2016年の秋に行われていた、LAのEcho ParkにあるFive Star Studiosでレコーディングしていたセッション時の音源を追加収録した、全17曲。バンド・ヴァージョンは、マリブにある著名なスタジオ、Shangri-la Studioでレコーディングが行われている。プロデュースはConer Oberst本人とJim Keltnerの共同プロデュースで行われており、エンジニアには彼の盟友でもあるAndy LeMasterが担当している。また、今作にはJim JamesやBlake Mills、Maria Taylor、M. Ward、Gillian Welch、Gus Seyffert、Pearl Charles、Nathaniel WalcottやJonathan Wilsonといったゲスト・アーティストも参加しており、CONOR OBERSTが生み出すバンド・サウンドに多彩な彩を与えてくれている。

◆Jim Keltnerとのセッションについて、Coner Oberstはこうコメントを残している: 「ジム・ケルトナーは間違いなくこのレコーディングの舵を取るキャプテンで、精神的なリーダーさ。彼は僕らが必要としているものを、50年以上にわたって培ってきた音楽的な洞察によって与えてくれたんだ。彼はそうした滋味深さと品格を持ち込んで、僕らみんなやスタジオの雰囲気を盛り上げて進めさせてくれたんだ。彼と共にこうして作業できたことは、本当に力強い運の巡り会わせとしか言いようがないよ。」 ─ コナー・オバースト

https://www.youtube.com/user/conoroberst

ELECTRIC GUEST /PLURAL

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/2/24

<JAN(規格番号)>0190295854959

<内 容>
ソウル・フィーリング満載のエレクトリック・ソフトロック・バンド、エレクトリック・ゲストが約5年の沈黙を破り、シーンの最前線に戻ってきた! 80年代のシンセからiPhoneのドラム・マシーン、ラテンやカリブのパーカッションなどが混じり合った、どこかで聴いたことがあるような、 でも今まで聴いたことのないような、万華鏡のような不可思議な音世界の第2章が今幕を開ける!HAIM、JOANNA NEWSOM、THE VACCINESのJUSTIN YOUNGも参加したセカンド・アルバム『PLURAL』完成!!

■ LAを拠点に活躍する、ソウル・フィーリング満載のエレクトリック・ソフトロック・バンド、エレクトリック・ゲスト。彼らが5年の沈黙を破り、シーンの最前線に戻ってきた!デンジャー・マウスがプロデューサーとして参加して話題を集めた、2012年の前作『MONDO』以来となる本作『PLURAL』は、彼らにとってセカンド・アルバムとなる。

■ 地元ロサンゼルスでレコーディングされた『PLURAL』は前作同様、エレクトリック・ゲストのトレードマークとも呼べるエレクトリック、ポップ、そしてR&Bを取り入れたソフトロック・サウンドを前面に出しつつ、様々な音楽的冒険にも挑戦した作品である。前作で印象的だったファルセット・ヴォイスや微に入り際に亘るアレンジは影をひそめ、代わりに、力強く自然なヴォーカル、直感的な音楽性、そして抑えることを知らないインスピレーションが溢れている。その結果完成したアルバムは、80年代のシンセからiPhoneのドラム・マシーン、ラテンやカリブのパーカッションなどが混じり合い、国境やジャンルどころか、このサウンドが過去、現代、未来のどこから来たのかさえもはっきりとしない、摩訶不思議な音楽的混合物となっている。

■ アルバムの発売に先駆けて、昨年「Dear To Me」が公開されたが、Haimがバック・ヴォーカルだけでなく、ミュージック・ビデオにも登場しているこの曲は、FaderやStereogum、ビルボードやNME、i-Dなどのメディアから高く評価された。この曲にはまた、Andy Sambergもフィーチャーされている。さらに今年に入ってからは、「Best Of Me」が音楽/カルチャー・サイト”TheLine Of Best Fit”で公開され、話題を集めている。

■ 『PLURAL』には、この他、Joanna NewsomやThe VaccinesのJustin Youngもフィーチャーされている。

■ アルバムの発売に合わせ、エレクトリック・ゲストは、ヨーロッパとUKを回るツアーも発表!5年ものブランクをものともしない、彼らのどこかで聴い
たことがあるような、 でも今まで聴いたことのないような、万華鏡のような不可思議な音世界は健在である。

https://www.youtube.com/user/electricguest

JANE BIRKIN /BIRKIN GAINSBOURG LE SYMPHONIQUE

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/3/24

<JAN(規格番号)>0190295867447

<内 容>
世界的なファッション・アイコンのジェーン・バーキンと、セルジュ・ゲンズブールの時代を超越した音楽が再び出会い、ストリングスに乗せて、甘く艶っぽく愛を囁く。アレンジ&ピアニストに中島ノブユキを迎えて生み出された『BIRKIN GAINSBOURG LE SYMPHONIQUE 』 がCDとLPで発売決定!

■ 世界的なファッション・アイコンのジェーン・バーキンと、セルジュ・ゲンズブールの時代を超越した音楽が再び出会い、アレンジ・ピアニストに中島ノブユキを迎えて生み出された『BIRKIN GAINSBOURG LE SYMPHONIQUE 』が、3月24日に発売されることが発表された。

■  本作のアーティティック・ディレクションを手掛けるのは、長年ジェーンのプロデューサーを務めてきたフィリップ・ルリショム。彼もまたセルジュ・ゲーンズブルと関わりが深い人物である。ジェーン曰く、彼女が30年近くセルジュ・ゲーンズブルの歌を歌い続けることが出来たのも、自分と同じぐらいセルジュの趣味や繊細さ、好きなもの、嫌いなものを理解しているフィリップがいたからこそ。彼が彼女の舞台監督として、約25年もの間、何を歌えばいいのか、どうすれば毎回、同じ曲を歌うコンサートを新鮮に見えることができるか考えてくれたからだという。

■ そのジェーンはかつて人に、セルジュはクラシック音楽を良く使っていたから、シンフォニー・オーケストラと一緒に出来たらどんなに素敵だろうと話したことがあったという。そのアイディアが実現することになったのは、カナダのモントリオールで毎年開催される、フランス語圏のアーティストを集めた一大音楽&パフォーマンス・フェスティヴァル、Les FrancoFolies de Montrealが2016年、“GAINSBOURG SYMPHONIQUE”というテーマで彼女にモントリオールのオーケストラと共演するコンサートを2公演オファーしたことから。

■ そのコンサートで実現した“GAINSBOURG SYMPHONIQUE”が、ワールド・ツアーを経て、今、アルバムとしてリリースされる。アーティスティック・ディレクションを手掛けるのは、フィリップ・ルリショム、そしてアレンジとピアノを担当するのは、中島ノブユキ。ジェーンと中島ノブユキが出会ったのは、2011年、震災復興支援チャリティーコンサート「Together for Japan」で共演したことから。その後も彼は、2年にも亘るワールド・ツアー「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg “VIA JAPAN”」でアレンジ&ピアノを務めている。

■ アルバムの発売に先駆けて、フランスの代表的なラヴ・ソング「LA JAVANAISE / ラ・ジャヴァネーズ」が公開中!先行シングルとしても配信されている。

■ 「セルジュとフィリップ・ルリショムとノブを擦り合せたら・・・“GAINSBOURG SYMPHONIQUE”が出来上がったの!」ジェーン・バーキンだからこそ、作り上げることの出来た、甘く艶やかなフレンチ・ポップスの愛の結晶――それは時代を超えて永遠にキラキラと輝き続けるのだ。

http://www.janebirkin.net/

PAUL WELLER /JAWBONE (MUSIC FROM THE FILM)

2017-02-21 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日>2017/3/10

<JAN(規格番号)>0190295861674

<内 容>
偉大なるモッドファーザー、PAUL WELLER(ポール・ウェラー)が、約40年にも及ぶキャリアにおいて初となるサウンドトラック・アルバムを完成させた! 元ユース・ボクシングのチャンピオンの生き様を描く、Johnny Harris主演/脚本、Thomas Q. Napper監督の作品『JAWBONE』の世界に、Paul Wellerの作り出すサウンドがさらなる深みを与えていく…。

◆モッズを体現するUKロックの首領(ドン)にして、常に前進し続ける生ける伝説、PAUL WELLER。THE JAMからTHE STYLE COUNCIL、そしてソロ・アクトとしてのキャリアを重ねてきた彼が、約40年にも及ぶその活動において、今回初めて映画音楽を手掛けることとなった! 元々Paul Wellerのファンであったという俳優、Johnny Harrisが脚本と主演を務める、元ユース・ボクシングのチャンピオンであった男の生き様を描いたThomas Q. Napper監督作品『JAWBONE』のサウンドトラックが登場!

◆数年前、今映画の脚本と主演を務めるJohnny Harrisが共通の友人を介してPaul Wellerに熱いラブ・コールを送ったことが、Paul Wellerがサウンドトラックを手掛けるきっかけになったという。当時まだ脚本しか出来上がっておらず、キャストも予算もまだ未決定であったにもかかわらず、その彼が書き上げた脚本に非常に興味を持ち、そこから二人の共同作業がスタートしていった。

◆このサウンドトラックに関して、Johnny Harrisはこう語っている。 「Paulは定期的に新しいアイディアやデモや音源を送ってくれたよ。このアプローチがユニークで素晴らしかったのは、Paulの新しい楽曲が物語にインスピレーションを与えてくれて、物語自体に影響を及ぼしたことさ。彼の楽曲に影響を受けて、僕は脚本を手直ししたりしていた。Paulは楽曲のアイデアを、そして僕は脚本の下書きやアイデアを互いに送り合いながら、次第に形をなしていったんだ。素晴らしいコラボレーションのプロセスだったよ」

◆全7曲を収録したこのサウンドトラック。オープニングを飾るのは、実に21分にも及ぶ大作の「Jimmy / Blackout」だ。今までPaul Wellerが発表してきたどの作品とも違う、実験的なサウンドがコラージュ的に折り重なっていくこの楽曲は、21分の中で様々なスタイルを持ち込みながら盛り上がりを見せ、後半で実際にPaulのヴォーカルが入ることで一気に盛り上がりを見せていく、Paul Weller本人の入れ込みぶりが強く感じられる楽曲だ。他にもアコースティック・フォーク調のサウンドにあのPaulの歌声が乗る、既に現在公開となっている「The Ballad of Jimmy McCabe」や、サイケなヘヴィ・ギターが鳴り響くタイトル・トラック「Jawbone」など、他のボクシング映画では聴けなかったようなサウンドが次々と押し寄せる、見事な作品に仕上がっている。 《映画『JAWBONE』について》 今作は、元ボクシング・ユース・チャンピオンのJimmy McCabeの半自伝的ストーリーを映画化したもの。主人公Jimmyは人生のどん底に陥ってしまった時に子供時代に通ったボクシング・クラブに戻り、唯一の仲間と言えるジムのオーナーであるビル(Ray Winstone)、トレーナーのエディ(Michael Smiley)、プロモーターのジョー(Ian McShane)と再会する。そして、恐怖と信念の間の闘いのなかでジミーは人生をかけて、勇ましく立ち向かい、世界に自分の居場所を取り戻していく。(イギリスでは3月17日より公開、日本公開未定)

https://www.youtube.com/user/paulwellertv

MASTODON /EMPEROR OF SAND

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/3/31

<JAN(規格番号)>0093624914044

<内 容>
“砂の世界”に鳴り響くメタルの抒情詩 時の有限を暗喩する“砂の世界”。広大無辺な砂時計が急速に流れ落ちてゆく中、我々に残された猶予の時間は、もはや如何ほどであろうか…。唯一無二のヘヴィネスを轟かせるMASTODON(マストドン)が、再びBrendan O'Brienとタッグを組み更なる高みをめざす最新作、堂々完成!

◆現メタル・シーンにおいて唯一無二の存在感を放ち、その独特な中毒性のヘヴィネスで「メタルの未来を担うバンド」として語られる超重量級メタル・アクト:MASTODON。その稀有なヘヴィ・サウンドでありながら、グラミー賞に何度もノミネートを果たし、全米チャートでも常に上位にランクインし続ける彼らの存在は、まさに""現代における最も重要なヘヴィ・アクト""として、シーンに君臨している。そんな彼らが、前作より約3年振りとなる最新作を完成させた!

◆2009年にアルバム『CRACK THE SKY』でタッグを組んだBrendan O'Brien(他にPearl JamやNeil Young、AC/DCやRage Against The Machineなどを手掛ける)を再びプロデューサーに迎え、ジョージア州ケネソーにあるThe Quarry Recording Studioで制作されたこの最新作『EMPEROR OF SAND』。「ブレンダンはカリスマチックなのにとてもファニーなんだ」とメンバーが語る通り、レコーディングは良い信頼関係のもと進み、ブレンダンは常にメンバーと同じ部屋におり、すべてを理解したうえで、文字通りすべてのものが全速力で仕上がっていったという。

◆『EMPEROR OF SAND』は、「Sultan’s Curse」の予測がつかないうねりから幕を開ける筋肉質なギターリフの嵐と、稲妻のごとし怒りのシャウト、そしてリズムの氾濫でその幕を開ける。没入必至の世界観と複雑な音楽的感性のコンビネーションから生み出される、生々しくも荒々しい感情をこれでもかと吸い上げた快作。MASTODONというバンドを定義する、彼らのタイムレスなメタル・サウンドの誕生である。

◆また、今作を語る上で外せないポイントの一つは、この最新作は、時間という概念を深い想像性に富んだ複雑なストーリーで紡ぐ、バンドとしては久しぶりのコンセプト・アルバムとなっている、という点だ。この恒久の時間という永遠の命題について熟慮を重ねて練り上げられたこの作品で語られる、死刑を宣告された人が舞台となる神話では、雄大で邪悪な砂漠に畏れつつも、広大無辺な砂時計が急速に流れ落ちてゆく。MASTODONは、その無慈悲な砂の世界で、メタルの抒情詩を我々の為に鳴らすのだ――。

◆今作に関して、ドラマー/ヴォーカリストのBrann Dailorはこう語っている。 「今作は、いわば具現化した“死”だ。砂は時の有限を表している。君か、君の知っているだれかが、もし末期癌になってしまったとしたら、最初に考えることは、時間のことだろう。それは常に普遍であり、君はこう問うだろう、""あとどれぐらいの時間が残されているのだろうか""と」

https://www.youtube.com/user/MastodonMusic

TIGRAN HAMASYAN /AN ANCIENT OBSERVER

2017-02-21 | Jazz
<発売日>2017/4/5

<JAN(規格番号)>0075597938852

<内 容>
現代ジャズ・シーン注目度No.1ピアニスト、ティグラン・ハマシアン。 彼が故郷アルメニアで得た、歴史と現代に関する音楽的考察から生まれた時代を超える芸術作品、『AN ANCIENTOBSERVER』。現代と歴史を繋ぐ普遍的な音が今、聴くものの心に新たな物語を届ける。

■ 現代ジャズ・シーンで最も注目を集めるピアニスト/作曲家の一人、アルメニア出身のティグラン・ハマシアン。彼にとって2015年の『MOCKROOT』以来、約2年ぶりとなるノンサッチからの2作目『AN ANCIENT OBSERVER』が発売となる。

■ 新たに作曲した10曲をフィーチャーした本作をティグランはこう説明している:「これらの楽曲は、僕たちが今住んでいる世界について、また我々が背負っている歴史の重さについての音楽的観察なんだ」 そのアルバムの収録曲は4年間に亘り彼が書き溜めたもので、その中には最初から最後まできっちりと作曲・構成されているものもあれば、インプロヴィゼーションする余白を遺した曲もある。これらの曲の中には、バロック舞踊からヒップホップ、故郷アルメニアの音楽まで、これまでの作品同様、ティグランが受けてきた幅広い影響を垣間見ることができる。サウンドの面においても、多くの楽曲でヴォーカルやコーラスが取り入れられていたり、ペダルがシンセサイザーにつなげられたりと、さまざまな試みが見られる。

■ このアルバムを制作するにあたって、ティグランは故郷アルメニアに戻り、そこでの何気ない生活から新曲へのインスピレーションを得たという。「窓から外をみれば、聖書にも出てくるアララト山が山頂に万年雪を頂いているのが見え、その前面には電線と鉄塔が風景を分断するように立っている、そして古い家もモダンな家も、屋根には衛星放送用のパラボラ・アンテナが付けられていて、その煙突からは先祖の時代から変わらない煙が立ち上っている――そして鳥が木々の上を飛んでいる空には、飛行機雲が浮かんでいる。これは、神から与えられた昔ながらの自然と現代の人間が作った創造物との対話であり、相互作用である」そう彼は語り、さらにこう続ける。「僕にとって、これは一つの覚醒であり、またアララト山渓谷のクラ・アラクセス文化の時代から現代までずっとアルメニア人が眺めてきた、何百年もの間存在し続けているこの眠れる大火山を、自分もまた眺めることが出来たのは、素晴らしい気分だった。4000年も前の職人が土器に描いたものと同じ鳥や動物、川や山を今、眺めることが出来るんだ。そして僕が今見ているものと同じものを見た職人は、一つの美しい芸術品を今に残している」

■ ティグラン・ハマシアンが故郷アルメニアで得た、歴史と現代に関する音楽的考察。そこから生まれた時代を超える芸術作品、それが本作『AN ANCIENT OBSERVER』である。

【ジャパン・ツアー】 ◆5月24日(水) 東京 浜離宮朝日ホール 音楽ホール  ◆5月26日(金) 沖縄 がらまんホール ◆5月27日(土) 福岡 古民家SHIKIORI  ◆5月28日(日) 屋久島 屋久島自然公園 http://www.shalala.co.jp/tigran/ 

https://www.youtube.com/user/TigranHamasyan


Somi/Petite Afrique

2017-02-21 | Rock&Pops
<発売日>2017/3/31

<JAN(規格番号)>0888751912625

<内 容>
知性香るヴォーカリスト“ソーミ”が唄う、ニューヨーク、ハーレム

アメリカ・イリノイ州生まれ、ルワンダ人とウガンダ人の両親と共に幼少期はザンビアでも過ごし、後に故郷イリノイそしてNYに戻ってからはアーティストとして活動するほか、人類学やアフリカン・アートの研究者として、またそれらの啓蒙につとめる活動家として自在に活躍するソーミ。Okehレーベル移籍第2弾となる今作は、ニューヨークそのもの、またハーレムを語る上で欠かせないアフリカ移民コミュニティにインスパイアされて制作された。そこに住む無数の人々との交流を通して、ニューヨークを形作るアフリカ移民たちが経験する異文化との出会い、そして新たな地で吸収し吸収されていくストーリーが歌詞に反映されている。アルバムの冒頭間もなく収録されている、スティングの「Englishman In New York」のカバー、「Alien」がアルバムの序章になっているかのようだ。前作『The Lagos Music Salon』(2014年)に続いて、キース・ウィッティが共同プロデュース。キース・ウィッティはベースでも参加している。ほかリバティ・エルマン(guitar)、ネイト・スミス(drums)、百々徹(piano)、マイケル・オラトゥージャ(bass)等が参加している。

George Winston/Spring Carousel

2017-02-21 | その他、Easy Listening、inst.New age,Healing
<発売日>2017/3/31

<JAN(規格番号)>0889854012823

<内 容>
ジョージ・ウィンストン、5年振り、14作目のソロ・アルバム2012年リリースの『ガルフ・コースト・ブルース・アンド・インプレッションズ2』以来、5年振り、14作目のソロ・アルバム。収録曲「カルーセル(回転木馬)」は、宇宙の惑星、星、銀河のらせん状の動きや、『スノーマン』に使用された作曲家ハワード・ブレイクの楽曲、作曲家スティーヴ・ライヒの作品、オルゴールやカーニバルの回転木馬の円運動などに影響を受けた楽曲。また「フェスズ・カルーセル」はニューオリンズを代表するブルース・ピアニスト、プロフェッサー・ロングヘアに捧げた楽曲。これら2曲を含めて、今作でも深遠で美しいピアノ演奏を披露しているファン待望の新作だ。ちなみに、ウィンストンにとってニューオリンズのハリケーン「カトリーナ」の救済アルバム2作と9.11の追悼アルバムに続く、4作目のチャリティ・アルバムとなる。2012年に骨髄異形成症候群(MDS)治療の骨髄移植手術を受けるという大病に罹るが、無事全快し、現在は精力的にツアー活動をしている。本作は手術を受け、その後療養を続けていたロサンゼルス近郊のシティ・オブ・ホープ(がん総合センター)で2013年初めに書きためた楽曲57曲から15曲をレコーディングしたもので、今作の売り上げによる収益はシティ・オブ・ホープへの基金となる。