輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

YOLA / WALK THROUGH FIRE

2019-01-16 | Rock&Pops
<発売日> 2019/2/22予定

<JAN(規格番号)> 0075597927009

<内 容>
ブリストルで芽吹き、育まれたソウルが、ナッシュヴィルの地で今、大輪の花を咲かせる――。 ダン・オーバックが見出した隠れた才能、YOLA。UKソウルとアメリカーナ・サウンドが織りなすパワフルで繊細、ソウルフルでセンチメンタルなデビュー・アルバム『WALK THROUGH FIRE』完成。

■  ナッシュヴィル発、ワン・アンド・オンリーの個性を持つアメリカン・ミュージックの隠れた才能を発掘して世に送り出す、ブラック・キーズのダン・オーバックによるミュージシャンズ・レーベルEASY EYE SOUND。2017年から次々とユニークな音楽性を持つアーティストの作品を自らのプロデュースで紹介している彼だが、その審美眼にますます磨きをかけているようだ。

■ 今回ご紹介するのは、ブリストル郊外の小さな町から出てきたUKの女性シンガー、YOLA(ヨラ)。貧しい家庭で育った彼女は、親から音楽活動を禁じられ、やがてロンドンに出たものの、一時はホームレスとなる憂き目に遭い、またストレスから声が出なくなった経験もあるという。決して楽とは言えない、むしろ苦労の多い人生を歩んできた彼女だったが、やがてBUGZ IN THE ATTICに参加したり、マッシヴ・アタックでゲスト・ヴォーカルを務めたり、またブリストルのソウル・ロック・グループ、PHANTOM LIMBでフロントウーマン、そしてソングライターを担ったりと、着々とそのキャリアを重ねていった。

■ 2016年からはソロ・アーティストとしての活動をスタートさせていた彼女。ダン・オーバックによって見出されるきっかけとなったのは、彼の友人が送ってきたナッシュヴィルのパフォーマンス映像だったそう。映像を観終わったダンはすぐさま電話で彼女と会うための機会をアレンジした。「実際にYOLAにあった時、すごく感心させられた。彼女の魂が、彼女の声と同じように部屋を満たしていくんだ。彼女は、声を思いっきり張り上げたシャウトから、微かな囁きまで色々な歌い方が出来るのだけど、これは本当の才能だ。スタジオにいた全員をたちまち彼女の信者にしてしまったよ」

■ 本作『WALK THROUGH FIRE』を制作するにあたり、ダンはまず、YOLA、John Prineと長年コラボレートしてきたPat McLaughlin、そしてDan Pennを含むソングライティング・チームを結成し、ソングライティングに取り掛かった。さらにレコーディング、ナッシュヴィルを中心に活躍する、現代アメリカン・ミュージック・シーンの名だたるセッション・ミュージシャンを呼び集めた。その中には、ベーシストのDave Rowe(Johnny Cash、Dwight Yoakam、Chrissy Hynde)、キーボード・プレイヤーのBobby Wood(Elvis、Wilson Pickett、George Jones)、ドラマーのGene Chrisman(Aretha Franklin、Dusty Springfield)、スティール・ギター・プレイヤーのRuss Pahl(Don Williams、Leon Russell)、そしてギタリストのBilly Sanford(Roy Orbison、Waylon Jennings, Tammy Wynette)が含まれている。さらに収録曲の「Keep Me There」ではVince Gillがゲストとしてフィーチャーされている。この他、ブルーグラス界からもRonnie McCoury、Molly Tuttle、Stuart Duncan、そしてCharlie McCoyが参加している。これらナッシュヴィルの名手たちとレコーディングする機会を得たことに対して、YOLA本人にとっても大きな経験になったようだ。「ここナッシュヴィルでは、みんな物凄いレベルの経験を積んでいるから、自由にしてくれるし、好きなようにクリエイトさせてくれるの」

■ 完成したアルバムは、ワーリッツアーの音色で幕を開ける1曲目の「Faraway Look」からピアノが印象的なアルバムを締めくくる「Love Is Light」まで、心の痛みや失恋、忘却や破滅などを描いた物語が全編を通して綴られている。ファースト・シングルとなる「Ride Out In The Country」は、70年代のソフト・ロックを思わせるドリーミーなメロディーに、少しハスキーでソウルフルで情感豊かなYOLAのヴォーカルが絡み合ったセンチメンタルなロード・トリップを描いたナンバー。曲の持つ雰囲気そのままのReid LongとKip Kubinによるミュージック・ビデオも公開中だ。

■ かつてオーストラリアのフェスティヴァルで、ジェイムス・ブラウンにあった時、彼は開口一番にこう告げたという。「観たぞ!場をさらったじゃないか!ソウルってものを、あんたは持ってるよ!」 パワフルさと繊細さの両方を併せ持つ、ソウルフルでセンチメンタルなシンガー・ソングライター、YOLA。ブリストルで芽吹き、育まれたソウルが、ナッシュヴィルの地で今、大輪の花を咲かせるのだ。

https://www.facebook.com/iamyolaofficial