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MILES DAVIS /THE LAST WORD – THE WARNER BROS. YEARS

2015-11-07 | Jazz
発売日: 2015/11/27

JAN:0081227950101  

内容:
進化し続けた巨人、マイルスの最終章。1986年から1991年に亘ってワーナーブラザースで録音した音源を一つに纏めた8枚組ボックス・セットが2015年最新リマスターで登場!過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルをとり込んだアグッシヴな音楽活動を展開していた、今まさに再評価されるべき、“時代の先を進みすぎていた”マイルスの5年間がここに!

■ 1985年、CBSからワーナーブラザースへの移籍を発表し、世界を震撼させたマイルス・デイヴィス。移籍を発表するやいなや、彼はトミー・リピューマ&マーカス・ミラーをプロデューサーとして迎え、後に『TUTU』としてリリースされるアルバムの制作に入った。

■ 1986年にリリースされたワーナーブラザース第1弾アルバム『TUTU』は、2つのグラミー賞(「ベスト・ジャズ・インストゥルメンタル・パフォーマンス・ソロ」& 「ベスト・パッケージ」)に輝き、80年代復活後のマイルスが残した金字塔的作品として語り継がれることになる。

■ 今回発売となる、マイルスの“ワーナーブラザース時代”に焦点を当てた8枚組ボックス・セット『THE LAST WORD – THE WARNER BROS. YEARS』は、1986年から1991年に亘ってマイルス・デイヴィスが同レーベルに遺した音源を一挙に集めた作品である。しかも全編2015年最新リマスター!!!

■ この時代(80年代)のマイルスは過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルをとり込んだアグッシヴな音楽活動を展開。編成もビッグ・バンドに小規模なグループなど様々な他、サウンド的にもジャズの定番楽器にロック・ギター、シンセサイザー、ドラム・マシーンなどを組み合わせたり、スペインのアンダルシアの音楽やニューヨークのヒップホップ、さらにはハードバップの要素を取り入れたりと、貪欲なまでに新たしいものを取り込もうとする姿勢が伺える。またこの時期のマイルスは、マーカル・ミラーや、ミシェル・ルグラン、クインシー・ジョーンズ、ケニー・ギャレット、アダム・ホルツマンなどとコラボレーションも行っている。

■ あまりにも進みすぎていたため、当時は賛否の声もきかれたが、その実験性だけに終わらない熟成感のあるパフォーマンスの凄さ、見事さは、特にロバート・グラスパーなどのジェネレーションが登場している21世紀の今こそ、再評価されるべきものである。 【注目ポイント】

■ 全音源2015最新リマスター!

■ 2011年の『Tutu Deluxe Edition / TUTU デラックス・エディション』にのみ収録されていた1986年ニースでのライヴ音源をボーナス・ディスクとして収録。

■ 各時代のマイルスを捉えた写真や、ライナーノーツを収録した60ページのブックレット。

■ オリジナルのLPを可能な限り再現した紙ジャケ。