<発売日> 2017/9/8
<JAN> 0819873015369
<内容>
男の価値を決めるのは、その音を囲む仲間たち――。 モダン・ブルース・ロック・シーンを体現するギタリスト、ウォーレン・ヘインズ。その半世紀(!)にも亘るキャリアの中で培ってきた友情とリスペクトが実を結んだコラボレーション・アルバム『WE'RE ALL IN THIS TOGETHER』完成! エドガー・ウィンター、ロベン・フォード、ケニー・ウェイン・シェパード、ジョン・メイオール、ジョー・ボナマッサ、ウォーレン・ヘイズ、ソニー・ランドレスなどなど錚々たる面々がギターを交えるエキサイティングでエネルギッシュな1枚がここに!
■ Canned HeatやJohn Mayall's Bluesbreakersでのココ・モントーヤとのツイン・ギター、そしてJoe Lee Hookerのバンドでの活躍で知られるブルース・ギタリスト、Walter Trout (ウォルター・トラウト)。その大柄な体格から繰り出す、エネルギッシュでエモーショナルな泣きのギターで、多くのブルース・ファンのみならず、幅広い世代のミュージシャンたちも魅了し続けている。
■ モダン・ブルース・ロック・シーンを体現するアーティストの1人である彼が、その半世紀(!)にも亘るキャリアの中で培ってきた友情とリスペクトが実を結んだ作品、それが最新作『WE'RE ALL IN THIS TOGETHER』である。14曲収録の本作でウォルターとギターを交えるのはエドガー・ウィンター、ロベン・フォード、ケニー・ウェイン・シェパード、ジョン・メイオール、ジョー・ボナマッサ、ウォーレン・ヘイズ、ソニー・ランドレスなどなど錚々たる面々。それぞれの為に曲を書き下ろしたというだけに、ゲスト・ギタリストの魅力が存分に引き出された作品に仕上がっている。これだけの顔ぶれを揃えたことについてウォルター本人はこう語る:「このアルバムを作るのは大変な仕事だった。でも、俺って多分、友達がたくさんいるんだろうな、な。そうだる?」
■ 14曲に14人のギタリストが参加している本作は、やはり数多くのゲストを迎えて制作された2006年のアルバム『FULL CIRCLE』と同じコンセプトを持つ作品と言えるだろう。「もともとこのニュー・アルバムを""FULL CIRCLE VOLUME 2""と呼ぶつもりだった。でも、この気違いじみた時代に、ポジティヴな意味を持つタイトルにしたかったんだ」そうウォルターはタイトルについて説明している。
■ またこれだけのメンバーとの共演が可能になった要因に、”テクノロジーの向上”もあったという。今回収録されている曲の多くは、参加ギタリストが自分の演奏を送り、それに合わせてウォルターと彼のバンドで仕上げていった形を取ったという。しかし、ウォルターが語るように、全く不自然さはない。「でも、スタジオで一緒に演奏してないようには聴こえないだろ?例えばウォーレン・ヘインズとの曲の最後は、ギター同士で会話しているんだ――まるでスタジオで顔を突き合わせながら演奏しているように聴こえるんだよ」 これも、長いツアーやキャリアの中で築き上げた各ギタリストとの友情や信頼関係があったからこそ成せる技なのかもしれない。
■ 本作についてウォルターはこうも語っている:「今がこのアルバムを出す絶好のタイミングだと思った。(2015年の前作)『BATTLE SCARS』は、それこそ涙を流しながら作った、密度の濃い作品だった。そこから少し力を抜いて、楽しく、軽い気持ちでできるものをやりたかったんだ。このアルバムは自分にとって本当に楽しい作品だったよ」
■ 男の価値を決めるのは、その音を囲む仲間たちだという言葉があるならば、本作『WE'RE ALL IN TIS TOGETHER』は、ウォルター・トラウトが現代ブルース・シーンのハブ的存在であることを証明する作品だと言えるだろう。「俺は今66歳だけど、人生で最高の時期に入ったと感じている。体調もここ何年かよりもはるかに良いし、前よりもエネルギーに満ちている。生きていることや、世界、家族、キャリア、その全てに対して、これまでと全く違う感謝の念を抱いている。エキサイティングな気持ちでいたいし、何事も祝える気持ちも持っていたい。情熱を傾けたいんだ。人生をがっちりつかんで離さないようにしたいんだ」 還暦過ぎてますます充実するブルース・ギタリストが友人たちと作り上げた、ポジティヴでエネルギッシュなアルバム、『WE'RE ALL IN THIS TOGETHER』がここに完成した。
※アルバムトレイラー映像:
https://youtu.be/6jH6CgiH07A