輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

THE STAVES / GOOD WOMAN

2020-12-18 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/02/05予定

<JAN(規格番号)> 0190295127022

<内 容>
繊細で美しいハーモニーで人々を魅了してきた英国の麗しき三姉妹グループ、THE STAVES。 女性として姉妹として、母として娘として――様々な想いから生まれた楽曲がメロディーとなり、アルバムとなる。愛し、喪い、そして変わろうとする力を得て、“良き人”、そして“GOOD WOMAN”になりたいと願う彼女たちの約6年ぶりとなる最新作『GOOD WOMAN』、完成。

■ 繊細で美しいハーモニーで人々を魅了してきた英国の麗しき三姉妹グループ、THE STAVES。彼女たちが実に6年ぶりとなるニュー・アルバム『GOOD WOMAN』をリリースする。

■ 英国はワトフォード出身のエミリー、ジェシカ、カミラからなる三姉妹フォーク・ロック・グループ、THE STAVES。2015年にボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンのプロデュースによるアルバム『IF I WAS』を発表した彼女たちは2016年夏、拠点を英国からミネアポリスへと移し、クラシック~現代音楽~ポップスを縦横無尽に行き交うニューヨークの室内楽団、yMusicとのコラボレーション・アルバム『THE WAY IS READ』を翌2017年にリリースした。今回発売となる『GOOD WOMAN』は、そのアルバム以来、約4年ぶりとなる新作で、本人たち名義のアルバムとしては約6年ぶりの作品となる。

■ 前作から今作までの間、彼女たちには様々なことが起こっていたという。恋愛関係の終焉に姉妹の母の死、そしてエミリーは母になった。音楽活動の面でも、決してシーンから遠ざかっていたわけではなく、ジェシカがレナード・コーエン最期のアルバムとなった『THANKS FOR THE DANCE』に参加したり、3姉妹でポール・ウェラーの全英1位となった最新作『ON SUNSET』にもバック・ヴォーカルとして2-3曲に参加しているなど、コラボレーションを色々と行いながら、新しい楽曲を作っていたそう。新作のためのソングライティングを始めたのは2017年12月頃から。UKに戻ったエミリーとジェシカ、そしてアメリカに残りボーイフレンドと暮らしていたカミラは、遠距離ながらもガレージバンドやヴォイス・ノーツを駆使して楽曲のアイディアを交換しながら曲作りを進めていた。しかし2018年6月に母が突然亡くなるという不幸に見舞われ、彼女たちの人生にも大きな変化が訪れる。まず母の死からほどなくして、恋愛関係に終止符を打ったカミラがUKに戻り、亡き母の家に住むことになる。そして母の死という喪失感と傷心のカミラを抱え、互いの絆と団結を強める必要性を感じた三姉妹は、レコーディングとツアーを一時中断し、マネージメントからも離れ、自分たちですべてをみようと決めたのだった。そして迎えた2019年、エミリーの妊娠という明るいニュースを経て、彼女たちは再びニュー・アルバムに取り掛かるのだった。

■ 人生の大きな変化を経験しながら制作された『GOOD WOMAN』。そのレコーディングは、2019年最後の数か月を掛けてロンドンにあるRAKスタジオで行われた。プロデュースはTHE STAVESの3人と、シャロン・ヴァン・エッテンやセント・ヴィンセントなどの仕事で知られるジョン・コングルトンが手掛けている。アルバムのいくつかの楽曲は、オリジナルのデモに重ねる形で制作されたそうだが、それはまるで“色々な音空間のパッチワーク”みたいだとジェシカは表現する。またフィールド・レコーディングした音をアレンジに取り入れるという実験的な試みも行っている。例えばアルバムのタイトル・トラックでは、アンビエントなノイズや女性たちが話す声が音のレイヤーとして重ねられ、柔らかなハーモニーとビートの効いたバンド・サウンドにふわりとニュアンスを重ねている。また、曲の中に彼女たちの会話が重ねられた先行トラック「Trying」は、THE STAVESらしい透明感溢れる美しいハーモニーにキーボード、そしてハンドクラップだけで奏でられた、どこか厳かな雰囲気も感じられるナンバーである。この他にも、静かに問いかけるようなバラード・ナンバー、「Satisfied」など全12曲が収録されている。

■ 「ここまで来るのにものすごく時間がかかってしまったけど、ニュー・アルバム『GOOD WOMAN』のリリースを発表できるのはとても嬉しい」
新作をリリースすることについてそうコメントした彼女たちはさらに続ける。
「とても長い時間をかけてこのアルバムを作ってきたから、タイトル・トラックを皆さんに聴かせることが出来て心からわくわくしている。このアルバムの制作過程を思い返すと、その時々の自分たちが置かれていた様々な状況をスナップ写真のように思い出すの。いつも一緒にいたころから、海を隔てて離れて暮らしていた時期。ヴォイス・ノートやフィールド・レコーディング、そしてアイディアをメールにして、大陸間をやりとりしていた頃。ホームシックになったことや、家族のことも思い出す。それによそ者だと感じたこと。延々と重なっていくノートに紙きれ。冬のスタジオや夏の日差しのもとでレコーディングしたこと。長雨続きのロンドンやアメリカの長い夜を、コーヒーやビール、猫と犬と一緒に過ごしたこと。愛、計り知れないほどの大きな愛についても考えた。ママやパパ、友人たちのこともね。それから喪失感。生と死。女性らしさ、母親らしさ、姉妹であることも。それから家に戻ってくることについても」

■ THE STAVESの約6年ぶりとなるニュー・アルバム『GOOD WOMAN』は彼女たちの人生に起こった様々な出来事から生まれた作品である。ここには、愛し、喪い、そして変わろうとする力と、“良き人”、そして“GOOD WOMAN”になりたいと願う彼女たちの想いが込められている。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC2OZT8igJg9k72NNpbMgqmQ


同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0190295156763)

NOTHING, NOWHERE. / TRAUMA FACTORY

2020-12-18 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/02/19予定

<JAN(規格番号)> 0075678645938

<内 容>
この混沌とした現在を受け入れ、挑戦し続けろ。それが『TRAUMA FACTORY』のメッセージだ――nothing, nowhere. オルタナティヴ・ロックからポップ、エレクトロにラップ、そしてパンクを融合させたエモくもポップなジャンルレス・サウンドに、精神的な不安や人生の苦しみをテーマにした歌詞で同世代の共感と支持を集めてきた新世代のカリスマ候補が待望のニュー・アルバムをリリース!

■ ヴァーモント出身のラッパー/シンガーソングライター/プロデューサー、Joe Mulherinによるソロ・プロジェクト、nothing, nowhere.。オルタナティヴ・ロックからポップ、エレクトロにラップ、そしてパンクを融合させたエモくもポップなジャンルレス・サウンドに、精神的な不安や人生の苦しみをテーマにした歌詞で同世代の共感と支持を集めてきた彼が待望のニュー・アルバムをリリースする。

■ 2015年頃からSoundcloudで音源を発表してきたというnothing, nowhere.は同年、デビュー・アルバムとなる「The Nothing, Nowhere LP」をセルフ・リリース。その後2017年にDCD2 RECORDSよりギター・ベースのエモラップを中心とした『REAPER』を発表。アルバムからは「hopes up (feat. Dashboard Confessional)」や「skully」などのシングルが生まれ、ニューヨーク・タイムズやローリング・ストーンといった米メディアから高い評価を集めた。続く2018年にはFUELED BY RAMENからの第1弾アルバムとなる『RUINER』をリリース。「ruiner」や「rejecter」といった楽曲をフィーチャーしたこのアルバムはTHE FADERから“この新作は歌唱にヒップホップ、ライヴ演奏が、エモやオルタナティヴと刺激的に融合したサウンドを作り出している”と評された。また昨年にはKERRANG!が“まるで異世界からのサウンドだ”と表現したTravis BarkerとのコラボEP『bloodlust』を発表している。

■ そして遂にリリースされたnothing, nowhere.のニュー・アルバム『TRAUMA FACTORY』。コロナウイルスの感染拡大の影響でツアーがキャンセルとなった彼は、今年の夏ごろからワンテイクで演奏、れコーティングした楽曲を発表してきたが、その間に制作された本作にも、今年大きな変革を迎えた世界の状況が色濃く反映されているという。
「『TRAUMA FACTORY』は、混乱の時代に作られた曲を集めたものだ。現在を受け入れ、人生の痛みや苦しみを通し、自分の本当に重要な目標を追い求めることについての作品だ。完璧なまでにジャンルレスのアルバムを作り、自分自身に挑戦し続けようと他の人たちに思わせるようなアーティスティックな刺激を与えたいと思った。一番刺激になりそうな点は、予想不可能なところと制限なしなところ。俺にとって、それが『TRAUMA FACTORY』なのさ」
本作について彼はそう語る。 

■ 『TRAUMA FACTORY』に収録された15曲の中には、既にシングルとしてリリースされている「lights(444)」、「pretend」、「death」、「nightmare」、そして最近発表された「blood(feat. KennyHoopla & JUDGE)も含まれている。作品全体を通してnothing, nowhere.は深く自分自身を掘り下げ、奥底に潜むものを抉り出しては、暗闇から浮かび上がり、外界からの余計な期待を削ぎ落しながら、真の創造性が導く光の方向へ進んでいく。その結果完成したアルバムは、陶酔感のあるビートと聴くものを酔わせるような静けさを併せ持つ「love or chemistry」や、冷たいピアノの響きが印象的な「crave」、切迫した感情から生まれた“エモい”「upside down」など、ありとあらゆる形の痛みが、アコースティックやエレクトロニック、ラップにロック、そしてポップにパンクなど様々なサウンドスケープで彩られながら描かれているのだ。

■ かつてThe New York Timesが“初期のBeastie BoysのドラムスにRage Against The Machineの吠えるようなラップを展開した正義感に燃えるラップ・ロック・リヴァイヴァル”と評した「death」からダークなテーマを明るいポップ・ロックへと仕立て上げた「fake friend」まで、本作『TRAUMA FACTORY』には、ここ数年のダウナー系ヒップホップと2000年代のエモ・パンク黄金時代をシンクロさせたnothing. nowhereならではのサウンドを手にし、自分自身が抱える恐怖と闘いつつ、人々と音楽で繋がるためにステージに立ち、自身のアートを分かち合いながら、変化と挑戦を続けていく一人のアーティストの姿がある。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBEWNR_x89cYolTNhuV7-Fw

同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0075678645945)

MORGAN ROSE / CONTROLLED CHAOS

2020-12-18 | Rock&Pops
<発売日> 2021/01/08予定

<JAN(規格番号)> 4050538644678

<内 容>
混沌としたこの時代に轟くダークでエモーショナルなヘヴィネス。ヘヴィ・ロック・シーンの重鎮バンド、セヴンダストのオリジナル・メンバーであるドラマー、モーガン・ローズの初ソロEPが配信に続き待望のCDリリース!

■ 約25年にも亘り、ヘヴィ・ロック・シーンの重鎮バンド、セヴンダストのオリジナル・メンバー、そしてドラマーとして活躍し続けているモーガン・ローズ。今年10月に新作アルバムをリリースしたばかりのセヴンダストだが、そのリリースに続けて11月27日に配信先行で発売されたのが、本EP『CONTROLLED CHAOS』。モーガン・ローズにとって初のソロEPとなる作品だ。

■ 『CONTROLLED CHAOS』でモーガンは、そのアグレッシヴなドラミングだけでなく、ソングライティングやヴォーカル、プロダクションなどでも自身の手腕を遺憾なく発揮している。2多くの予想不能な出来事に見舞われた、変動の一年だった2020年。思ってもいなかった形で時間が出来たモーガンは、この機会を使って新たなアイディアを模索しようと考えた。バンドメイトのクリント・ローリーをギターに、そしてコリィ・テイラーやプロング等で活躍するジェイソン・クリストファーをベースに迎え、彼はわずか10日足らずでカリフォルニア州、カルヴァー・シティにあるスタジオ、The Lairで本作に収録される6曲を完成させた。楽曲はいずれもモーガンとクリントの共作となる。

■ EPからは先行シングルとして、ヘヴィなギターリフとビートが作り出す壮大な「The Answer」とピアノが陰鬱なトーンを作り出すダークなスローナンバー「Exhale」がリリースされている。セヴンダストではアンクリーンなヴォーカルを聴かせているモーガンだが、本EPではキーボードとストリングスのサウンドをバックにエモーショナルなヴォーカルを聴かせてもいる。もちろん、セヴンダストを彷彿とさせる重厚なギター、聴くものを鼓舞するようなリズム、メロディアスでありながら叫ぶようなヴォーカルが混然一体となったアグレッシヴなヘヴィ・ロック・ナンバーも健在だ。

■ この混沌とした時代に生み出された、ダークでエモーショナル、そしてヘヴィな1枚。ヘヴィ・ロック・シーンの重鎮が今自分を取り巻く困難を乗り越え、果敢に新たなアイディアやサウンドに取り組んだ作品、それが『CONTROLLED CHAOS』なのだ。映画『JOKER』をどことなく思い起こさせるダーク・ヒーロー然したモーガンのヴィジュアルが強烈なインパクトを与えるアートワークとミュージック・ビデオも含めて全ヘヴィ・ロック・ファン要注目のEPとなるだろう。

Hans Zimmer & David Fleming / Hillbilly Elegy (Music from the Netflix Film) (Vinyl)

2020-12-18 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日> 2021/1/29予定

<JAN(規格番号)> 0194398295015

<内 容>
ロン・ハワード監督、エイミー・アダムス&グレン・クローズ主演 の映画『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』 オリジナル・サウンドトラックのアナログ盤

2020年11月24日よりNetflixにて配信、11月13日から劇場公開される映画『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』のオリジナル・サウンドトラック。ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなった、J・D・ヴァンス作『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』を映画化。ロースクールの学生であるJ・D・ヴァンス (ガブリエル・バッソ) は、夢であった仕事を目前に、忘れようとしていた田舎の家族のもとへの帰郷を迫られることに。彼を待っているのは、薬物依存に苦しむ母親ベヴ (エイミー・アダムス) と、それを取り巻く不安定な家族環境。彼を育てた、明朗快活な祖母マモーウ (グレン・クローズ) との思い出に支えられ、消えることのない過去に向き合っていくことになる。監督は『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞を受賞したロン・ハワード。サウンドトラックを担当するのハンス・ジマー & デヴィッド・フレミング。今回ハンス・ジマーとタッグを組むデヴィッド・フレミングは『ライオンキング』や『X-MEN: ダーク・フェニックス』などでハンス・ジマーをサポート。これらの仕事を通し、エルトン・ジョンやレディー・ガガ、ファレル・ウィリアムス等とのコラボレーションを果たし、ビヨンセのオーケストラアレンジも手掛けた。


Gustavo Santaolalla & Mac Quayle / The Last of Us Part II (Original Soundtrack) (Vinyl)

2020-12-18 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日> 2021/2/26予定

<JAN(規格番号)> 0194398230917

<内 容>
PlayStation4用ゲームソフト『The Last of Us Part II』のオリジナル・サウンドトラックのアナログ盤

大人気アクション・サバイバル・ゲーム『The Last of Us Part II』のオリジナル・サウンドトラック。音楽を手掛けるのは『ブロークバック・マウンテン』『バベル』でアカデミー作曲賞を受賞したアルゼンチン出身の音楽家グスターボ・サンタオラヤと、映画、ドラマからポピュラー・ミュージックまで幅広いフィールドで活躍してきたアメリカ人作曲家マック・クエイル。PlayStation4用ゲームソフトは、2020年6月19日発売。

Willie Nelson / That's Life

2020-12-18 | country,bluegrass,c-pop,USroots,folk
<発売日> 2021/2/26予定

<JAN(規格番号)> 0194398394527

<内 容>
ウィリー・ネルソンの最新作『ザッツ・ライフ』は、フランク・シナトラへのオマージュ作第二弾。ダイアナ・クラールとのデュエット曲も収録。

12月12日に生誕105周年を迎えたフランク・シナトラの不朽の影響力と創造性を讃える新作『ザッツ・ライフ』は、フランクの芸術性と膨大な作品に対するウィリーの深い敬愛の表れだ。フランクが有名にしたスタンダードや古典的名曲を収めた、ウィリーにとって第二弾となる本作『ザッツ・ライフ』でも、ウィリーは “グレイト・アメリカン・ソングブック”の中でもひときわ輝く歌の数々を見事に自分のものにしており、グラミー賞&ジュノー賞獲得シンガー、ダイアナ・クラールとのデュエットの「アイ・ウォント・ダンス」、孤独をテーマにしたバラードの傑作『ノー・ワン・ケアーズ』からのカバー曲「ア・コテージ・フォー・セール」など素晴らしい出来上がりとなった。本作は、1978年の画期的アルバム『スターダスト』、2016年の『サマータイム:ウィリー・ネルソン・シングス・ガーシュイン』(グラミー賞最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム)、そして2018年の『マイ・ウェイ』(グラミー賞最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム)と同じ精神で吹き込まれた作品であり、ウィリーが愛して止まない音楽界の英雄に対する謝意があらためて刻まれている。そして街灯の薄明かりに浮かぶ、ウィリーと愛器トリガーの姿を描いたジャケットは、1955年作『イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ』をはじめ、フランクが残した名盤の数々を想起させる。プロデュースはバディ・キャノンとマット・ローリングス。主に録音したキャピトル・スタジオは、フランク・シナトラが第一号アーティストとして使用して以来、1956年3月から1961年11月にかけて、一連の傑作群を次々と生み出した場所であり、今作へのこだわりを見せる。尚、追加録音はテキサス州オースティンのペダーネイルズ・スタジオでなされた。 壮麗なストリングスおよび躍動感漲るホーン・アレンジが息吹きを注ぐ音風景の中、ウィリーとトリガーが新たに残した11の名演が活き活きと輝いている。ミキシングはレコーディング界の伝説アル・シュミットが担ったが、彼が手がけたゴールドおよびプラチナ・ディスクは150枚を超え、獲得したグラミー賞の数は他のエンジニア/ミキサーの追随を許さない。アイコンとしてシーンに君臨し、各々が米ポップ・カルチャーの1ジャンルを代表する存在、フランク・シナトラとウィリー・ネルソン。ふたりともに、聴き手の胸を揺さぶる曲やパフォーマンスの中で、愛の酩酊から失恋の宿酔に至るまで、恋愛にまつわる幅広い感情を巧みに表現する匠にほかならない。フランクが他界するまで、2人は長きにわたる親友であり、音楽仲間であり、互いの仕事を心から讃え合う間柄でもあった。80年代、フランクはラスベガスのホテル、ゴールデン・ナゲットでウィリーの前座を務め、NASAの米国宇宙財団の公共広告にはふたり揃って登場した。 「フランクの歌声に耳を傾けて、フレージングについて多くを学んだ」と、ウィリーはAARP誌に語っている「彼はリズムが遅れるとか、走るとか、そんなことはまったく気にしなかった――そのどちらでも歌えたからね。そう、そういう感覚がないとダメなんだよ」 ウィリーが最新作『ザッツ・ライフ』に持ち込んだのはまさにその姿勢であり、フランクの代名詞でもある名曲群をこれ以上ない解釈で披露している。

◆Cottage For Sale
https://youtu.be/X1cM_QvLEKk

同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0194398394411)

Stevie Ray Vaughan And Double Trouble / Couldn’t Stand the Weather ~

2020-12-18 | 今月の推薦盤
Stevie Ray Vaughan And Double Trouble / Couldn’t Stand the Weather (Mobile Fidelity Vinyl 45RPM 2LP ONE-STEP)

<発売日> 2021/1/29予定

<JAN(規格番号)> 0821797200721

<内 容>
スティーヴィー・レイ・ヴォーン & ダブル・トラブル 1984年発売 『Couldn’t Stand the Weather』(邦題:テキサス・ハリケーン)を、モービル・フィデリティ社の究極のアナログ盤規格「ULTRADISC ONE-STEP」×「MoFi SuperVinyl」で復刻。

新たなギター・ヒーロー誕生を告げ、ブルースに再びスポットライトを当てた、衝撃のデビュー作の翌年に発表されたセカンド・アルバム。疾走感満点の「スカッフル・バッティン」から始まり、無駄な装飾のないギターを前面に打ち出した方向性はそのままに、ジミ・ヘンドリックスの代表作「ヴードゥー・チャイル(スライト・リターン)」を取り上げ、兄ジミー・ヴォーンをゲストに迎えるなど、楽曲の幅をさらに広げ、前進する姿を見せた。

◆「ULTRADISC ONE-STEP」(UD1S)シリーズ
独自のテクノロジーとマスタリング技術、そして贅沢な時間を駆使し、マスター・テープのデータを限界まで引き出したハイ・クオリティな復刻盤により世界中のオーディオファンから高い評価を得ているモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社より、究極のアナログ盤規格「ULTRADISCONE-STEP」(UD1S)シリーズが登場。標準的なアナログ盤の生産工程である、ラッカー盤から完成品までの「スリー・ステップ・プロセス」から2工程を省き、あくまで音質を重視した「ワン・ステップ・プロセス」を実現。生産工程で発生するノイズを最小限に抑え、音のディテールの再現性とダイナミクスを大幅に向上させている。「音楽は可能な限り原音に忠実に再現されなければならない。」という、モービル・フィデリティ社設立以来の基本ポリシーを文字通り実現した、究極のアナログ盤規格である。
◆「MoFi SuperVinyl」
MoFi SuperVinylは、アメリカ・カリフォルニア州のNEOTECH社とRTI社の共同開発により新たに生み出された独自のアナログ盤素材。新たに開発されたカーボンレス染料(半透明)により、オリジナルのラッカー盤と区別がつかない、より精密な溝の製造を可能にし、マスタリング・スタジオのサウンドに限りなく近い音質を再現する。


Blood, Sweat and Tears / Blood, Sweat and Tears (Mobile Fidelity Vinyl 45RPM 2LP ONE-STEP)

2020-12-18 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
Blood, Sweat and Tears / Blood, Sweat and Tears (Mobile Fidelity Vinyl 45RPM 2LP ONE-STEP)

<発売日> 2021/3/19予定

<JAN(規格番号)> 0821797201629

<内 容>
ブラッド・スウェット & ティアーズ 1969年発売 『Blood, Sweat and Tears』を、モービル・フィデリティ社の究極のアナログ盤規格「ULTRADISC ONE-STEP」×「MoFi SuperVinyl」で復刻。

アル・クーパー、ランディ・ブレッカーの脱退とデヴィッド・クレイトン・トーマスらの加入といった激動を経て発表されたセカンド・アルバム。ピンチをチャンスに変えて送り出された本作は、名曲「スピニング・ホイール」「アンド・ホエン・アイ・ダイ」「ユーヴ・メイド・ミー・ソー・ヴェリー・ハッピー」というヒット・シングルを生み、アルバムも7週連続全米1位を記録。さらにはグラミー賞の4部門を受賞する栄誉にも輝いた。

◆「ULTRADISC ONE-STEP」(UD1S)シリーズ
独自のテクノロジーとマスタリング技術、そして贅沢な時間を駆使し、マスター・テープのデータを限界まで引き出したハイ・クオリティな復刻盤により世界中のオーディオファンから高い評価を得ているモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社より、究極のアナログ盤規格「ULTRADISCONE-STEP」(UD1S)シリーズが登場。標準的なアナログ盤の生産工程である、ラッカー盤から完成品までの「スリー・ステップ・プロセス」から2工程を省き、あくまで音質を重視した「ワン・ステップ・プロセス」を実現。生産工程で発生するノイズを最小限に抑え、音のディテールの再現性とダイナミクスを大幅に向上させている。「音楽は可能な限り原音に忠実に再現されなければならない。」という、モービル・フィデリティ社設立以来の基本ポリシーを文字通り実現した、究極のアナログ盤規格である。
◆「MoFi SuperVinyl」
MoFi SuperVinylは、アメリカ・カリフォルニア州のNEOTECH社とRTI社の共同開発により新たに生み出された独自のアナログ盤素材。新たに開発されたカーボンレス染料(半透明)により、オリジナルのラッカー盤と区別がつかない、より精密な溝の製造を可能にし、マスタリング・スタジオのサウンドに限りなく近い音質を再現する。


Dizzy Mizz Lizzy / Alter Echo (Instrumental Edition) (Transparent Vinyl)

2020-12-18 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/1/29予定

<JAN(規格番号)> 0194398068817

<内 容>
ディジー・ミズ・リジー 4年ぶり通算4作目のニュー・アルバム『Alter Echo』のアナログ盤(インストゥルメンタル・ヴァージョン)

ディジー・ミズ・リジーが、前作より4年ぶりとなるアルバム『Alter Echo』(オルター・エコー)を発売した。通算4枚目となる本作『Alter Echo』は、ディジー・ミズ・リジーの過去作品にはないアプローチを取っている。一言でいうならば1970年代のプログレッシヴ・ロックと現代のポスト・メタルが融合したかのような世界観で、昨年発表したファースト・シングルで5曲目に収録されている「California Rain」(カリフォルニア・レイン)の1曲を除いて、全曲が繋がっている。圧巻は6曲目から10曲目までがひとつの楽曲となっている壮大な組曲「Amelia」(アメリア)。本作のハイライトとなっているこの曲について、フロントマン、ティム・クリステンセン(Vo/G)は次のように語る。
“「Amelia」は自然とこういう長い1つの楽曲になっていったんだ。ただそれが理にかなっていると思ったし、それ以外にはなり得なかったんだ。アルバムはこうあるべき、といったルールがなく、楽曲そのものが発展したいままにしておいて良い状況なら、1つの曲が23分で終わるのもいい“
「Alter Echo」はアナログ・レコードを前提に制作され、全10曲で46分、A面/B面の両サイド共に約23分という構成になっている。今回、インストゥルメンタル・ヴァージョンをアナログ盤で発売する。

収録内容A1. The Ricochet (Instrumental Edition)
A2. In The Blood (Instrumental Edition)
A3. Boy Doom (Instrumental Edition)
A4. The Middle (Instrumental Edition)
A5. California Rain (Instrumental Edition)
B1. Amelia - Part 1: Nothing They Do They Do For You (Instrumental Edition)
B2. Amelia - Part 2: The Path Of Least Existence (Instrumental Edition)
B3. Amelia - Part 3: Lights Out (Instrumental Edition)
B4. Amelia - Part 4: All Saints Are Sinners (Instrumental Edition)
B5. Amelia - Part 5: Alter Echo (Instrumental Edition)

AC/DC / POWER UP (Black Cassette)

2020-12-18 | Rock&Pops
<発売日> 2021/1/15予定

<JAN(規格番号)> 0194398324548

<内 容>
AC/DC、6年ぶりのニュー・アルバム『パワーアップ』のカセット(ブラック)

2014年の『ロック・オア・バスト』(ROCK OR BUST)以来となるAC/DCのオリジナル・アルバム『パワーアップ』。1973年の結成以来、ただひたすら同じスタイルでロックンロールし続けるAC/DCは、全アルバムの累計セールスが2億枚という圧倒的存在としてロックの頂点に鎮座し続けてきた。メジャー・デビュー後の16作品すべてがミリオンセラーを記録し、中でもこの夏に発売40周年を迎えた1980年の歴史的名盤『バック・イン・ブラック』は、ポピュラー音楽史上においてマイケル・ジャクソンの『スリラー』に次ぐ世界第2位の5,000万枚セールスという金字塔を打ち立てた。
そんな破格のキャリアを歩んできた彼らだが、前作『ロック・オア・バスト』時には様々な困難に見舞われていた。ドラマーのフィル・ラッドがアルバム発売直前に不祥事で逮捕されたことに始まり(代役は元メンバーのクリス・スレイド)、ワールド・ツアー中にはヴォーカルのブライアン・ジョンソンが聴覚障害によりツアー離脱を余儀なくされ(代役は自ら志願したアクセル・ローズ)、さらにツアー終了時にはベースのクリフ・ウィリアムズが引退を表明した。そして何より悲しい衝撃が2017年11月、バンドの創始者であり、弟アンガス・ヤングと二人三脚でバンドを牽引してきたリズム・ギターの天才、マルコム・ヤングの他界である(享年64)。ソングライターで稀代のリフメイカーだったマルコムの死は途方もなく大きな喪失感をバンドとファンにもたらしたのだった。
この6年振りの新作『パワーアップ』は、全曲アンガスとマルコムの共作で構成された1点の曇りもないAC/DC作品に仕上がっている。マルコムが遺していた数々のアイディアをアンガスが中心となって完成させたのである。プロデュースは前2作に続きブレンダン・オブライエン(パール・ジャム、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ブルース・スプリングスティーン他)、ミックスも同じくマイク・フレイザー(メタリカ、エアロスミス、ヴァン・ヘイレン他)が務めている。去る10月1日には、ブライアン、フィル、クリフの正式カムバックも晴れて発表された。アンガスが牽引し、メンバー全員でマルコムのロック魂を引き継いでいくんだという決意表明がアルバムを一段と屈強(パワーアップ)なものとしている。

◆Shot In The Dark (Official Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=xNhn1KOqq8g

同時発売情報
●上記アルバムのPOWER UP (Gray Cassette)盤も同時発売(0194398324647)
●上記アルバムのPOWER UP (Red Cassette)盤も同時発売(0194398324746)
●上記アルバムのPOWER UP (Yellow Cassette)盤も同時発売(0194398324845)

Tribulation / Where the Gloom Becomes Sound (Ltd. CD Mediabook)

2020-12-18 | Rock&Pops
<発売日> 2021/1/29予定

<JAN(規格番号)> 0194398163420

<内 容>
スウェーデンが生んだダークメタルの王=TRIBULATION(トリビュレーション)待望の5thアルバム『Where The Gloom Becomes Sound』

あらゆる固定概念を拒否し、妥協なきヴィジョンをもって確固たる地位を築いたTRIBULATION(トリビュレーション)が、2021年1月に2年ぶり5枚目となるスタジオ作品『Where The Gloom Becomes Sound』をリリースする。スウェーデンの深淵で2004年に結成。デモ作品、EPをリリースした後『The Horror』(2009年)でデビューを果たした。その後、バンドは『The Formulas of Death』(2013年)、『The Children of the Night』(2015年)、『Down Below』(2018年)と4枚のスタジオ作品をリリース。さらに、『Nightbound EP』(2018年)、ストックホルム最古のソードラ劇場公演を収めたライヴ作品『Alive & Dead at Södra Teatern』(2019年)を立て続けに発表するなど活動が活発化している。
今作のテーマである“神話”と“魔法”は、バンドにとって目新しいことではない。しかし、今作はこれまでとは違う視点で、より深くフォーカスした内容となっている。また、メインソングライターでもあるJonathan Hultén は、シンガーソングライターのROKY ERICKSON、MORBID ANGEL、NWOBHM、さらにスウェーデンのフォーク音楽に至るまで、彼が魅了された要素を今作に落とし込み、高い表現力と多様性のある作品に見事に仕上げた。作品を紐解くと、1曲目から作品最長の7分弱を誇る「In Remembrance」で我々は作品の世界に引きずり込まれる。それに続くのはゴシックメタルの要素が色濃く、作品屈指の佳曲「Hour Of The Wolf」、さらに不穏でありながらも美しさも伴った静かなるピアノの調べ「Lethe」を中盤に配置し、作品の空気を一変させる。それ以降「Daughter Of The Dijnn」をはじめとした後半に続いていく楽曲の力強さを際立たせる効果をもたらしている。そして荒々しく躍動する「Funeral Pyre」、「The Wilderness」で作品は幕を下ろす。スペシャル・ハードカバーブックが付属する限定盤には「The Dhampir, Pt. I」がボーナストラックとして追加収録される。作品タイトルは、バンドが数年前から魅了されているドイツのダークウェーブ・アーティスト、SOPOR AETERNUS & THE ENSEMBLE OF SHADOWSの楽曲「Pluton」の歌詞” Down, further down, where the gloom becomes sound On the cell where your love might be found(下へ、さらなる下へ、そこは暗闇が響き渡り、あなたの愛が見つかるかもしれない場所)」”という一節から取られた。バンドは2020年4月にスタジオに入り、プロデューサーのJamie Eltonと共に2か月で作品を仕上げた。その後、グラミー賞ノミネート経験のあるTom Dalgety(GHOST、RAMMSTEIN)の手でミックス作業が行われ、前作に続いてMagnus Lindberg (LUCIFER, DOOL)がマスタリングの総仕上げを行っている。
今作のリリース直前の2020年12月、2004年のバンド結成時から16年に渡りバンドに貢献し、今作のメインソングライターでもあるJonathan Hulténが12月にバンドを去った。ソロ活動にも力を入れているJonathanの今後の活動にもTRIBULATIONと共に注目だ。バンドは、新たにJoseph Thollを迎え入れている。

<TRIBULATION>(Recording Line-Up)
Johannes Andersson - vocals, bass
Adam Zaars - guitars
Jonathan Hultén – guitars
Oscar Leander - drums

◆Leviathans
https://youtu.be/HKRQ0OFHJrg

同時発売情報
●上記アルバムの通常CD盤も同時発売(0194398163529)

Asphyx / Necroceros (Ltd. CD+DVD Mediabook)

2020-12-18 | Rock&Pops
<発売日> 2021/1/22予定

<JAN(規格番号)> 0194398130521

<内 容>
オランダの実力派ドゥームメタルバンド=ASPHYX(アスフィックス)ロックダウン時に制作された10枚目となる最新作『Necroceros』

1987年にオランダで誕生したデス/ドゥームメタルバンド、ASPHYX(アスフィックス)が10枚目となるフルスタジオ・アルバムをリリースする。絶賛された2016年リリースの前作『Incomig Death』に続く『Necroceros』は、ロックダウン中にレコーディングされた作品だ。パンデミック時の恐怖、不満に触発された今作では扇動的かつ野性的で生々しいビート、枯渇することのなく繰り出されるリフを武器とした非の打ち所がないサウンドが展開されている。2000年から7年に渡る活動休止期間を除いて、バンドはコンスタントに良質な作品をリリースしている。そして、常にアルバムのタイトルに「死」、また関連した言葉を使用するという鉄の掟は今回も引き継がれ、今作には古代ギリシャ語で「死」を意味する「ネクロス」を由来としたタイトルを冠している。今作において唯一の変化だとMartinが語るのはミキシング・エンジニアを変えたことだ。ミックスとマスタリングを依頼したのは、自ら売り込みをかけてきたというドイツのメロディック・パワー・メタル・バンドORDEN OGANのSebastian "Seeb" Levermann。BRAINSTORMやRHAPSODY OF FIREの作品を手がけ、ASPHYXのファンだという”Seeb”の能力にバンドは驚かされたという。アートワークはAxel Hermannが手掛けている。限定盤となるCD+DVDのDVDには、バンドの30周年を記念して行われたライヴの映像及びリハーサル/インタビュー映像等を収録。

<ASPHYX>
Martin van Drunen – Vocals
Paul Baayens – Guitars
Alwin Zuur – Bass
Stefan “Husky” Hüskens – Drums

◆Botox Implosion (OFFICIAL VIDEO)
https://youtu.be/9zw241m3JRQ

同時発売情報
●上記アルバムの通常CD盤も同時発売(0194398130620)


Wardruna / Kvitravn

2020-12-18 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/1/22予定

<JAN(規格番号)> 0194397247022

<内 容>
北欧ノルウェー発、ノルディック・フォーク/ダーク・アンビエントの旗手=WARDRUNA(ヴァードゥルナ)の新作アルバム『Kvitravn』 心を震わせ、奥深く浸透するジャンルという領域を超越した魂の音楽。

ノルウェーのベルゲンで2003年に結成されたWARDRUNA (ヴァードゥルナ)は、ブラックメタルバンドのドラマーだったEinar Selvikを中心としたグループである。古楽器、そして自然界にある木、石、骨、水、火などを使用しながら、北欧に伝わる伝統音楽を奏でる特異で個性的な音楽性を持つ。今作『Kvitravn』は、『Runaljod - gap var Ginnunga』(2009年)、『Runaljod - Yggdrasil』(2013年)、『Runaljod - Ragnarok』(2016年)というルーン文字を探求したRunaljod 3部作及び2018年にリリースされた『Skald』に続く注目作品である。作品タイトルの『Kvitravn』は“白いカラス”という意味で、魔術や霊魂、北欧神話や概念などを基にしたアルバムだ。北欧・世界中の文化で白い動物たちは予言的で神聖なるメッセンジャーとして世界を結ぶ架け橋のような存在と見なされているという。作品タイトル曲「Kvitravn (White Raven)」では、動物ガイドの伝統と、神聖なる白い動物たちの象徴と伝説を掘り下げた楽曲である。リリースに先駆けて公開されたこの曲のミュージック・ビデオは、壮大で厳しい自然を映し出した「Lyfjaberg」のMVにも関わったRagnarok Filmがノルウェーやロシアなど様々な場所で撮影している。楽曲タイトルにある白いカラス(White Raven)に出くわすことは滅多にないと知りながらも諦めることなく果敢に挑んだ結果、まるで神からの贈り物であるかのような奇跡的なシーンを収めることに成功している。

◆Kvitravn (White Raven)
https://www.youtube.com/watch?v=JhiUacGzIg8

同時発売情報
●上記アルバムのレッドヴァイナル盤も同時発売(0194397247213)
●上記アルバムの通常LP盤も同時発売(0194397247114)

The Pretty Reckless / Death by Rock and Roll

2020-12-18 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/2/12予定

<JAN(規格番号)> 0194397825725

<内 容>
The Pretty Reckless(プリティー・レックレス)ソニー・ミュージック移籍第一弾となる5年ぶり通算4枚目の新作『Death by Rock and Roll』トム・モレロ、マット・キャメロン、キム・セイルがゲストで参加。

2008年にニューヨーク・シティで結成。メンバーと今は亡きプロデューサーのケイトー・カンドゥワラは、2010年のデビュー作『ライト・ミー・アップ』で初のヒットを飛ばした。数えきれないほどのギグを行った彼らは2014年に『ゴーイング・トゥ・ヘル』でヒューズに火を点けすべてを焼き尽くした。同作はビルボード・トップ200のトップ5の壁を破ったのみならず、プラチナ認定された「ヘヴン・ノウズ」(2014年最もヒットしたロック・ソング)、「ファックト・アップ・ワールド」、「フォロー・ミー・ダウン」という3つのナンバー1ヒットが生まれ、女性がフロントマンを務めるバンドとしては、1984年のプリテンダーズ以来の快挙を達成した。3作目『フー・ユー・セリング・フォー』では「テイク・ミー・ダウン」でメインストリーム・ロック・ソングス・チャートで1位に返り咲き、ビルボードによると「デビューから連続で4作のシングルをチャートの1位に送り込んだ初めてのバンド」としての地位を固めた。4人組が『レターマン (レイト・ショー・ウィズ・デヴィッド・レターマン)』や『コナン』といったテレビ番組を明るく盛り上げ、ヴォーグ誌、ナイロン誌、その他多くの媒体からの賛辞が続いた。5億回以上のビデオ再生回数を誇る彼らは数えきれないほどのショーのヘッドライナーを務めソールド・アウトにし、ガンズ&ローゼス、サウンドガーデン、その他多くの大物たちとツアーを共にした。5年ぶり通算4枚目となる今作『Death by Rock and Roll』は、ソニー・ミュージック傘下のセンチュリー・メディアにレーベルを移籍しての発売となる。アルバムのリードシングルで、タイトル曲となる「デス・バイ・ロックンロール」は全米ロック・チャートの1位に駆け上り数週その座を維持した。同曲はバンドのキャリア史上5つ目のナンバー1シングルとなり、ペーパー誌、ラウドワイヤー(HR/HM系音楽サイト)、CNN、フォーブス誌等で絶賛された。また、彼らはアクティヴ・ロックの(ラジオ)フォーマットで女性がフロントマンを務めるバンドとして初めて連続でナンバー1シングルを獲得し、ビルボード・チャートの首位に5つのシングルを送りこむ快挙を成し遂げ、その存在感を際立たせている。今作には、トム・モレロ(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、オーディオスレイヴ)、マット・キャメロン(サウンドガーデン、パール・ジャム)、キム・セイル(サウンドガーデン)がゲストで参加し、これまで以上に生気に満ち溢れたアルバムとなっている。

<プリティー・レックレス>
テイラー・モムセン (vo)
ベン・フィリップス (g)
ジェイミー・パーキンス (ds)
マーク・デイモン (b)

◆Death By Rock And Roll (Official Lyric Video)
https://www.youtube.com/watch?v=BX6KILafIS0&list=PLdrDVC4Iv18_bz7sEfPTD-jzh6WBxwdKZ&index=2

同時発売情報
●上記アルバムの2LP+CD盤も同時発売(0194398169118)

Joe Lovano / Garden of Expression

2020-12-18 | Jazz他 (FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/1/29

<JAN(規格番号)> 0602435187211

<内 容>
★ジョー・ロヴァーノのトリオ・タペストリーによる2019年デビュー作に続く2年ぶり2枚目のアルバムが登場。■このトリオの音楽的コンセプト--ボストン・グローブ紙は「緘黙の保証、リリシズム、サスペンスの発声」と評されたが本作は次のレベルに引き上げられ、その強烈な集中力が際立つ録音となっている。モダン・ジャズの歴史を超えて活躍するサックス奏者であるロヴァーノは、Trio Tapestryの中で並外れた感性で演奏。彼がこのグループのために作曲した音楽は、優しくメロディックであったりコントラミックであったり、和声的にオープンでリズム的に自由であったり、精神的なものであったりと、彼の創造的なパートナーの微妙で差別化された反応を促している。ロヴァーのは彼らの交流を「魔法のような」と表現している。Carmen Castaldiの空間を意識したドラミングへのアプローチは、彼とLovanoが1970年代から共有してきた即興的な理解をさらに洗練させている。さらにマリリン・クリスペルのソロ、カウンター・メロディ、即興的な装飾のための素晴らしい文脈でもあり、彼女の音色への感覚は、このグループの室内楽的な性格を開花させるのに役立っている。ルガーノのAuditorio Stelio Molo RSIでの録音では、音楽の細部まで美しく再現されている。

同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0602435206387)