
ナイスなチャンスをいただきましたので↑の講習会を受けてみました。
ちなみに、テキスト右側にある小袋は人工呼吸用の補助具で、逆流防止弁付きのマウスピースが入っています。
この講習会にあたっては、「AEDの講習会があるから受けてみれば?」とお誘いをいただきましたので、てっきりAEDとやらに特化した講習会だと思いきや。。。東京消防庁の応急手当講習会のうち色々ある中の、普通救命講習という応急手当としては最初の一歩コースです。
会場に入ると…

いらっしゃいました、いらっしゃいました、本日の主役が…
最初は、テキストを中心に座学を少し…そうすこーしアチラの世界へトリップしながらの基礎知識です。
要は自分の身の安全を確保しながら、少しの勇気を出してほしい。また、頑張ったその先のもしもの時にも法的な責任は追及されない旨の基礎知識を習得しつつ実技に入ります。
まずは、心肺蘇生

最初に↑のように人工呼吸を1秒間を2回試みた後…

↑のように心臓マッサージを30回。
気持ち的に抵抗がある場合は、人工呼吸はしなくてもいいらしいです。
たとえ、AEDがあろうが無かろうが、この二つをマスターすればかなりの場面で役立つそうです。
ちなみにワタクシ、当ブログ初登場だと思います。
…ここまで終えてちょっと休憩。
休憩時間を利用して本日の主役と親しくなるべく少々の懇談を

昔は一人30万円位したとか、確かに需要はほとんど見込めませんから言い値でしょう。
続いてより親密に…

なるほど、こうゆう構造になってんだ…。
肺をシュミレートしたエアバックとその下にはアバラ代わりの部品、触った感じはかなりリアルらしいです。
講師の説明によれば、くれぐれも生身で練習しないようにとのコト。アバラは簡単に折れるそうです。
さて、本日のメインイベントです。
ちなみに、この機会は大きな電気屋さんでも売ってるそうです。

AED。ポイントは 「スイッチを入れろ」 ってことに、尽きるようです。この個体の場合1の横の緑のボタンがスイッチで、その色だけは世界共通だそうです。
こいつのすごいところは、スイッチを入れるとすべて音声で案内してくれます。しかも、人間と違い嫌にならないので何度も同じことを言ってくれます。

音声やパットの案内通りにすると以下のような形になるのですが、ここからもう一つ驚きました。パットにはセンサーが組み込まれているらしく、心電図をとり、電気ショックが必要かどうかの判断もしてくれます。
すべての準備が整うと3番の横のスイッチを押すと電流が流れ、心臓にショックが加わるそうです。その時の電圧は山手線も動くとか…なので、電流を流す際は体に触っていてはいけないとのコト。火傷、感電の可能性があります。
ちょっと意外だったのは、完全な心肺停止の状態はAEDの手に負えないそうで、電気を流して変化がない場合は先の心臓マッサージに戻るところから再び始めるとのコト。とにかく救急車が来るか、自分がシンドくなるまでやってくれとのことでした。
いやー久しぶりに勉強をした感じがしましたが、ヒトカワむけた感じがします。
これで、街中でAEDを見かけても離れて立たずに済みます。