昨日の夕方、外から戻ってマンションの入り口付近で、ふと感じる視線。上を見上げると、私の部屋の階の調度私の玄関の前辺りの塀の上に、何かがあるのです。何だろうと思って階段を上り始めて見えたのはハト。グレーに白が斑に入った気持ち悪い模様のハトに「やだな・・・・」と思いつつも、私が近づけば逃げるだろうと階段を上って自分の階までやってきたのですが、こっちを見て目が合っても逃げる様子はないのです。
実は、イギリスに初めて旅行した際に公園で一人でサンドイッチを食べていた時の事。ハトが2羽ほど私の前にいたのでサンドイッチのパンをちぎって「ぽい!」っと投げたのでした。その2匹がそれを突付いて食べ始めたら、何と公園中にいた他のハト(多分50匹ぐらいはいたと思うのですが)の大群がパタパタと飛んで来て私を取り囲んで私の手に持っていたサンドイッチを見ているのです。今にも私の肩にも停まらん勢いで取り囲むハトの大群の恐怖に思わず食べていたサンドイッチを袋にしまって知らん顔をしたのでした。しばらく取り囲まれたのですが、くれない事が分かるとハト達は「ッチェ!」みたいな態度で退散して行った時の恐怖が今もトラウマのようになってハトが怖くてたまりません。
そして階段を上って玄関のドアの前の塀の上にいるハトは、ジーっとこっちを見たまま動こうともせず。私も襲われたらどうしよう(襲っては来ないと思いますが)
・・・・と恐怖で自分の部屋に入る事が出来ませんでした。階段の途中でモジモジしている私を「早くこっちに来な!」っとばかりに冷ややかな視線で私を見るハト。怖くて泣きそうな私を助けてくれる人など、どこにもいません。
ハトの視線を感じながらも、意を決して勢いよく自分の部屋まで走り「誰か~助けて~!」っと小声で言いながら必死になってドアを開け、何とか自分の部屋に入る事が出来たのでした。部屋に無事入れた後は、あまりの恐怖で涙が出そうでした。
それから数時間経って、流石にもういないだろうとドアを開けて見たら、まだ同じ場所に座ってこっちを見ているハトと目が合って「ひえ~!まだいる~!」っとびっくり。その後も寝るまでに何度もドアの覗き穴から覗いて見たのですが、一向に動く様子もなくこっちを見ているのです。
「朝、起きてもまだドアの前にいたらどうしよう・・・・弟を呼んで追い払ってもらおうか・・・・・」っと思案していたら、夜も眠れませんでした。
そして今朝、覗き穴から見てみたらもうハトの姿は無くそこには白い糞が・・・・・。
「あ~、よかった~♪♪」っと思わず胸を撫で下ろし今日も楽しく一日が始まったのでした。ハトごときに・・・・と思われるでしょうが、本当に怖かったのです・・・・。
今日も暖かい一日でしたね。もう衿もマフラーも必要なさそうな・・・(笑)。
Cocoちゃんにも黒にピンクのドットのチョーカーを作ってみました。
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