今年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」は、「絆」と発表されていましたね。
数日前、そのニュースを観ていた父に「お父さんの今年を漢字一字で表すと何ですか?」っと尋ねました。
父は少し考えて、「喜(よろこび)だ!」と答えました。
宝くじが当たるような事があったわけではありませんが、父は私の言葉に少しずつ耳を傾けるようになり、そして、自分自身を振り返り、今おかれている自分の状況を理解し、以前よりも謙虚になり、少しずつですが色々な「気づき」を得た事での心の成長、そして、今まで以上に人との付き合いを大切にしてきた事で、傲慢だったけれど自分が大切にしてきた人との繋がりの中で確信出来る信頼関係の手がかりを再確認出来た事、そして不景気の中、震災後は更に大変な経済の中で、何とか今年も仕事をやってこられた事・・・・・色々な要素があって「喜(よろこび)」と発言したのだと娘は理解しています。
父の漢字一字が「喜(よろこび)」であると知り、娘はとても嬉しかった。
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父から「お前は何だ?」」っと尋ねられ、私は即答出来ませんでした。
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でも次の日の朝、父に「お父ちゃんの一文字が「喜(よろこび)」だと聞いて、私の一文字も「喜(よろこび)」でございます」っと答えました。
父は、笑っておりました。
私が「喜(よろこび)」と答えた理由を答えずとも、父はそれを理解しています。
少しずつですが、親子で共に成長しつつある幸せをそれぞれが実感し、互いの成長を嬉しく思う父と娘です。(*^_^*)
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