💓Cocomademoiselleココ・マドモアゼル💓富野有紀子のブログ💓

ビスクドールの制作日記 人形制作する私の紆余曲折しつつも飾り付けない素顔の毎日をご覧下さい

ポキっと折れた・・・

2023年09月20日 | ♥ 私の思う事
私は主婦をしたことがない。
料理をする事は好きだけど、
誰かの為に毎日料理した事はありません。
そんな私が、母が倒れて以来
毎日、両親の為に夕飯を作ってきました。
父は、「育ててやったから親の面倒をみるのは当たり前」
という考えなので、
弟が気を利かせて食事代に万札をくれる時もありますが。
両親の夕飯は私が自分のお財布から出していて
父はそれを当然と思っています。
栄養のバランスと塩分やカロリーも考えて
献立を決める。
お肉や魚、毎日の献立も偏らないように考える。
母を買物に連れて出かけては、
一週間分の食材を考えながら
お値打で新鮮で父が食べそうな物を選んで買う。
4日と9日の朝は、早朝から母を連れて朝市に出かけ
新鮮な野菜をスーパーで買うよりも安いお値段で買う。
夕方4時には夕飯を作り始め、
5時過ぎには実家に届ける。
主婦をしたことが無い私は、
ネットで季節の野菜を使ったお料理を検索して
作った事がないお料理にもにチャレンジしたりする事しばしば。
毎日、毎日、そうやって作って届けてきた。
正直、作った物が美味しかったのかどうか
とても気になるけど
父も母も無反応。
「美味しかった」も「まずかった」とも言わず・・・。
何も言わないので「昨晩のあれ、美味しかった?」と聞けば
「美味しかった」と母。
「昨晩、何を食べたの?」と聞くと
「何だったかな?」と母。
病気だから仕方無い、何を食べたのか思い出せないのです。
作っていても作りがいが無いので、
今までに何度か「美味しい物は美味しかった♪と言って欲しいし、
まずかったら、まずかったと言ってね!」っと訴えてきた。
何も言わないから、作っていても何だかな・・・・と思えてしまう。
それが先日、父の好物の煮豚を作ったのですが
二人で2・3切れ食べただけで、殆ど残っていたのです。
お値打商品だったけど、父が好きだと思って奮発して買ったブロック肉。
それを見たら、心がポキっと折れてしまいました。
野菜も殆ど食べて無く、そのまま。
今までも何度もそんな事があったのですが、
残った煮豚のお皿を見たら、
心が折れて、涙が溢れて止まりませんでした。
一生懸命作ってきたけど、
もう無理。
私なりに頑張って作ってきたけど、
「美味しい」の一言も無く、感謝の言葉も慰労の言葉も無し。
今でこそ、手のアトピーも治りましたが
手がヒビだらけで痛くて水も触りたくない時だって
痛みを我慢しながら、頑張って作ってきたのに・・・・。
母は病気だから仕方無いと思うけど、
何だかやるせない気持ちです・・・。

母はお料理は出来なくなってしまいましたが、
体に麻痺は無く、自分の事はまだ自分でやれるので
私の「介護」は、今の所、お料理する事だけですが
「介護」が如何に大変なのか・・・。
認知症になりゆく母と、
あのどうにもならない頑固な父の面倒みなければならないと思うと
今から心が折れていては、
行く末が本当に不安です。

まだ始まったばかりの「介護」に
涙している場合では、ありませんね。
愚痴ってしまい、失礼しました。

そんな中、昨日のレッスンでもお作りいただいた
苺のうさぴょん♪
私も作っています♪
ビーズを黙々と縫い付けていく作業、
色んな煩わしい事を忘れて没頭できます♪(^-^)