今日は、朝からパパのお世話。
珍しく1日、パパと過ごしました。
夕飯を終えて、お風呂のお湯を入れている間に
どんな事を忘れてしまったのか、
テストする為に色んな質問をしてみた。
人に貸したお金の事は覚えているのに、
自分のした借金の事は記憶に無く(-_-メ)
過去に自分がした事もすっかり忘れ、
私が詳しく説明する話にいちいち感心して
興味深く聞いていたのです。
「お前、色々詳しいな~!」と言うので
「それ、パパが覚えていないだけ!」と。
まるで忘れた記憶を上書きするかのように
私から聞いた自分のしでかした事を
新たな目線で見る事が出来ているのか
自分が間違っていたと気づき始めたようでした。
「もうお風呂、入ったよ!」と言っても
「もっと話が聞きたい」と言い、
2時間近く話をしました。
記憶が無くなってしまったから色々知りたいようでした。
お昼間には、私が激怒してしまう事もあったのですが、
今夜のパパはいつになく素直耳を傾け、
自分のしてきた事を少しは間違っていたと
反省したようでした。
残された時間をどう生きるのか、
そんな話になり、
「もう記憶が出来ない脳の病気になってしまったから、
この先は、何かを学ぶとか成長するとか出来ないのだから、
人のお世話になって生きるしかないから
全ての事に「感謝」して「謙虚」に生きる!
出された食事には文句は言わず感謝して食べる!
常に「ありがとう」と言い続ければいいの!」
「感謝」と「謙虚」それのみ!」とパパに言いました。
珍しく「分かった、ありがとな、お前に感謝しとる!」とパパ。
妙に素直で気持ち悪いけど、
明日になったら、
今日の会話も多分忘れてるに違いない!((+_+))(笑)