フォ~☆シーズン~☆

思っているんだけどウサギは?からスタート
てくてく山歩き・神社参りを楽しんで、今が一番素敵に過ごせたら・・

☆映画 『消えた声が、その名を呼ぶ』

2016-02-06 | ■スポ・タメ

 

  第71回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門正式出品 ヤング審査員特別賞

若き巨匠ファティ・アキンが挑んだ、知られざる悲劇

声を失いながらも娘を探し続けた父の壮絶な旅

 

ベルリン国際映画祭金熊賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞と、世界三大国際映画祭の全てで主要賞を受賞した、ドイツの若き巨匠ファティ・アキン監督。最新作の本作では、アルメニア人虐殺――100万人が犠牲になり、ヒトラーがユダヤ人虐殺の手本にしたと言われる歴史的悲劇――を背景に、声を失った男が深い絶望を乗り越える壮大な旅路を描く。主演は、『預言者』『ある過去の行方』に出演し、今最も注目される若手俳優のタハール・ラヒム。共同脚本には30年ぶりに復帰を果たした伝説的脚本家マルディク・マーティン(『レイジング・ブル』)。ドイツ、キューバ、カナダ、ヨルダン、マルタと5カ国に渡るロケーションを敢行し、3つの大陸に及ぶ壮大なる物語を7年の歳月をかけ完成させた。

1915年、第一次世界大戦中のオスマン・トルコ、マルディン。夜更けに現れた憲兵によって、アルメニア人の鍛冶職人ナザレットの幸せな日々は終わった。妻と娘から引き離され強制連行された砂漠では仲間を次々に失い、激しい暴行で声も奪われた。やがて奇跡的に死線を乗り越えたナザレットは、生き別れた家族に会うため、灼熱の砂漠を歩き、海を越え、森を走り抜ける。家族への想いはたったひとつの希望となり、平凡だった男を遠くアメリカ、ノースダコタへと導いていく。地球半周、9年。さすらう男がたどりつく先とは....。  

角川シネマ新宿=作品紹介参照

2月12日(金)11:20(~終13:50) まで上映

劇場上映 =コチラ=

 

 

 

 

 

 

<鍛冶職人ナザレットと双子の娘ルシネとアルシネとの幸せな日々>

 

 

<強制連行され、激しい暴行で声は奪われたが奇跡的に・・>

 

 

 <灼熱の砂漠を逃亡中、妻ラケルの幻影で・・・>

 

 

<探しあてた娘はレバノン→キューバ→フロリダ、そしてはるか北アメリカのノースダコタへ>

 

 

 

<絶望の淵で、ただ一つの望みは愛する娘との再会をめざして・・>

 

 

<当時アルメニア人が多く住んでいた地域>

 

↑ 

100年前の「オリーヴ石鹸:アレッポ」工場の場所

 

 角川シネマ新宿で『消えた声が、その名を呼ぶ』を観てきた 

平和な日々、夫のナザレットが何度も歌って!と言って妻ラケルに歌わせていた曲が何故か耳に残る

「アルメニアの短い民謡」らしいが、

エンディングの字幕が延々と流れ表示された後、心に残るあの曲が「*ファド?」のように闇の中から流れた!

*ファド→ ポルトガルに生まれた民族歌謡  立ち上がらないで、じっと観ている価値あり♡

 

ラケル役はなんとモロッコ系フランス人歌手のヒンディー・ザハラが演じていたらしい 

アルメニアの短い民謡を繰り返し歌う声は、哀愁が漂い心に残るのは当然かもしれない

アルメニアの短い民謡とはどんな? ちょっと探したがなく、イメージはこんな曲です <コチラ>

 

評価 ★★★★

 

★ナザレット役のタハール・ラヒムが、黒沢清監督の初海外作品「ダゲレオタイプの女」、今秋公開予定です 

 

 

 

 

 



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