そろそろお腹が空いた頃、小さな看板を見つけ行った「手打ちそば処八十里庵」
県外の車が1台停まっていた。女性2人が切り盛りしていた。
そばはっとうの<季まぐれセット> 先に右上のはっとうが出てきました。
冷めるとまずくなるので先にどうぞ!ということらしい。
甘味のえごまみそを付けて食べます。とても淡白です。
その後ザルソバが出てきたがワサビではなく、えごまみそで頂きます。
素朴な味わいですが関東の人間には少しパンチ?がないかも。
今晩は雪になるかもしれない、とお店の人が言っていた。
岩魚の釣り堀
お蕎麦屋さんの前の道を進んでいくと新潟県です。今は工事中で通行不通。
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昔、只見と新潟を結ぶルートに六十里峠と八十里峠がありました。
八十里峠は司馬遼太郎の「峠」の舞台になり明治の戊辰戦争にまつわる話が伝えられています。新潟の長岡藩が落城した際に傷をを負った家老、河井継之助は戸坂に乗せられ八十里を越え、只見の塩沢で終焉を迎えました。河井継之助が八十里越える途中、お家復興のための軍資金を隠したとされている埋蔵金の話しも言い伝えられている。=お店のパンフレット参照=
六十里峠は天正17年(1589年)夏、水久保城主、山内氏勝が直江兼続の援軍と共に只見を戦闘の拠点としている。当時は秘境にありながら、戦国武士たちの城主を守る精神は今では想像できないですね。