少し時間があったのでデパートのお菓子売り場をウロウロしていたら、ある行列の最後尾に並んでいた。
デパート内はお彼岸用の和菓子が目を惹き付けていたが、
長い行列に販売員の方がパンフレットを持って丁寧に説明をしている方向へ行ってしまった。
そのお店は「ねんりん家」(nenrinya)焼き菓子バームクーヘンのお店です。
実はワタクシは何も知らずに並んだっていた。(自分でも苦笑い)
この列を抜け出そうか、せっかく並んだんだからとか思いながら頂いたパンフレットを見ていたのである。
↑は<マウントバームしっかり芽>
バームクーヘンのフランスパン。皮はカリッ、内は熟成。
****************************************
菓子職の想念の内だけに 味はあざやかに誕生している。
未だ現実には存在しない、 その先のバームクーヘン。
素材、合わせ、炎、 紙一重の「加減」を たぐり寄せるもどかしさ。
懸命の味つくり。
年輪と呼べる歳月をかけて、今、窯をくぐり抜けた ようやくの味わい。
どうか、ひざを打って 「おいしい」の一言が いただけますように。
****************************************<パンフレットより>
ワタクシはフランスパンに弱いんですよね。
この表面は砂糖でコーティングされており、バケットのパリッとまではいかなくても上等なお味です。
カステラの生地を凝縮し焼いた感じに近いかもしれません。
焼き菓子の香ばしさを味わいながら、お口の中にやさしくとけこみます。
行列して買うって事はあまりないのですが、
情報の少ないワタクシには、並んでいる光景は今を知る参考になるかも知れませんね。