中央環状線は2007年池袋ー新宿間、2010年新宿ー渋谷間が開通。総延長47㎞の8割が完成した。
残りは目黒区青葉台-品川区八潮の9.4㎞で、全線開通は2013年度の予定。
3月28日に開通した首都高速中央環状新宿線<山手トンネル>を、開通2日後に利用した
いつも渋滞する3号渋谷線から脱出するショートカットのルートだが、「行きは良い良い帰りは恐い」と言う結果となった。
山手トンネルは環状6号線(山手通り)の地下を走る自動車専用道路でカーナビは山手通り・住宅地や道無き場所を指示している。
大橋JCTから地下に入り螺旋状の急カーブを2周くらい周ります。
行きは空いていたので、「ダブルアクセルだわね」とか冗談言いながら低速で走った。
急カーブ・急勾配です!気を付けましょう。制限速度は40km/h
まもなく池袋→王子→扇大橋から東北自動車道へ
扇大橋では<東京スカイツリー>が見えます。
お天気もよく、少し走ると遥か向こう左側に富士山も見えた。
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さて帰りです。
年度末、事故車もあったが、いきなり渋滞が始まった。
トンネル内大橋JCTまで渋滞となりました。
お陰でトンネル内の設備が目についた。100mの間隔で非常電話、カメラ設置
吸気ダクト・非難通路は350mごと(避難距離はとても分かりやすい)
しかし、都心の電鉄では事細やかに事故・遅延の場合は他社情報をながしているのだが、
渋滞情報がなく、出口に出ない限り延々とモグラ状態で排気の臭いに耐えることになる。
(やはり渋滞ですと換気が悪いです)
大橋JCTに入る手前から、都心環状線(都環)オレンジ斜線、用賀・東名方面はブルー斜線方向へ。
この色分けは良い案だと思うが、カーブで視野に入りにくく斜線のため、初めて通る人には分かりにくい。
実際右側オレンジ斜線を通った車は1台もいなかった。渋滞だったので出ちゃったかもしれないけれど・・
3号渋谷線にようやく出てきました。ここまで慢性渋滞名所に繋がっていたのですから。
首都高全体の渋滞緩和を期待した「山手トンネル」なんですが・・・
開通区間4.3㎞の総工費は約6000億円です。