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2000年超の祈りと感謝を物語る來宮の杜
ここは伊豆國霊社 熱海 来宮神社
「来宮」は伊豆にある地名で「きのみや」と読みます
来宮大明神さまは来福・縁起の神で、昔から人々に信仰されています
御祭神 大己貴命(営業繁栄・縁結び・身体健康・温泉の神)
五十猛命(樹木と自然保護の神)
日本武尊(武勇と決断の神)
正面右側の坂道に駐車して、鳥居をくぐり右サイドで工事をしていたものの、自然溢れ精霊が漂っていた
それは工事をしていたそばに「第二大楠」がどっしりと鎮座し、周りには木漏れ日が射し込み、大自然に包まれているようで
「第二大楠」
↓
朱色が映え、多分リニューアルしたばかりなのか、授与所も近代的できれいでした
手水舎の左脇奥は「来宮稲荷明神」
こちらは「御神水」
階段を上ると正面が「本殿」
獅子・狛犬は向かって右側の獅子像が「阿形(あぎょう)」で口を開いており
左側の狛犬像が「吽形(うんぎょう)」で口を閉じています
本殿の左側奥に「天然記念物 大楠」
自然に宿る神々に逢いたい
天然記念物 御神木「大楠」
平成4年度の環境省の調査で、全国2位の巨樹の認定を受けており
幹周り約24mの迫力に人々は畏怖し、自然と手を合わせます是非大楠に手を合わせ
悠久の時の流れを感じてください(HPより)
樹齢2000年の大楠を一周すると寿命が一年延びるとか、願い事が叶うと伝えられているそうで・・
神が宿る大楠をぐるっと右回りしました、(正面の後ろ側)↑ 幾重にも重なった樹木の生命力は想像を絶します
ゴツゴツした木肌は人面みたい見えるし精霊が漂っているみたいですね
樹木に手を当て、大楠のエネルギーを頂きました
境内には季節の花<シャガ>
少し離れて人と比べると巨大さが分かりますね
来宮神社のそば、糸川はちょっとした渓谷
この狛犬・獅子は想像上の生物なので、制作者によって人間味が出、ホントに可愛い
(子獅子は母さんに抑えられ踏ん張っています)
「弁財天」
弁財天は秩父神社にあったものを熱海の来宮神社に移動したもの
出世祈願をするためにたくさんの人が訪れる弁財天
(そういえばスーツ姿の人が何人かいた、、かしら)
巨石の上には神使のヘビ?かも知れません
小さな池の前に立つと鯉が石の周りをクルクル回って(´▽`*)
エサはないので「ごめんなさい」
京都伏見稲荷大社から勧請された「稲荷神社」
神様からのお言葉の巻物を銜えています
女狐の首にぶら下げているのは?
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大楠は境内に7本あったそうです
しかし嘉永年間(1848~53年)に起こった大網事件という漁業権を巡る争論の際に
訴訟費用捻出のため5株は伐採されたそうです
そしてこの大楠も切ろうとしたところ、白髪の老翁が現れ木の前に立ちふさがり
大鋸を折って消えたという言い伝えがあります
それ以来この大楠は神木として崇められています