博文(ひろぶみ)通信

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H28.第3回臨時会と全協 詳細その1

2016-05-23 14:36:08 | 日記

第3回の臨時会をまとめましたので、報告します。

今臨時会では、27年度一般会計や5つの特別会計の補正予算など専決処分の承認7件、また、28年度一般会計補正予算と浪江診療所新築工事の工事請負契約の締結についての議案2件が提出されました。

専決処分とは、地方自治法に基づき、本来議会の議決が必要な事項について、議決をせずに首長自らが決めること。緊急で、議会を招集する時間がない場合などに限った補充的手段。専決処分した場合は次の議会で報告し、承認を求めなければならないが、承認されなくても、効力に影響はない。

 

・6つの会計の補正では主に、歳入では交付金や補助金の確定、歳出では事業費の精算見込みの額確定によるものです。

 

・28年度一般会計補正予算

仮設商業施設(仮設店舗)の増設整備費として歳入歳出それぞれ8,200千円を増額補正するものです。

  ・歳入(単位:千円)  浪江町復旧・復興基金繰入金   8,200     補正後の浪江町復旧・復興基金残高  5,934,080

  ・歳出(単位:千円)  土地借上料及び外構工事     8,200

 

 

・浪江診療所新築工事の工事請負契約の締結について

浪江町役場本庁舎の西側(旧浪江高校体育館)に29年3月開所に向けて整備します。

 〇契約方法 指名競争入札

 〇契約金額 307,800,000円

 〇契約の相手方 東北工業建設株式会社

 〇工期 自 議会の議決を得た日から  至 29年1月31日

 

*議案提案後、診療所の所管委員会である文教・厚生常任委員会が開かれました。

メモ書きは私の質疑です。質問は、6点。

・開所時期は→29年3月としている

・診療科は→内科と医大などと連携し定期的に整形外科も診療できないか検討している

・スタッフは→仮設津島診療所の医師1名の内諾を得ている。看護師、事務職は仮設津島診療所からの配置転換も考えているが、勤めたいとの声もある。開所までには確保する。

・医療器材や備品など購入のための財源は→町負担が1/5である

・2次医療は→南相馬市立病院、共立病院、医大と連携する

・投薬は→基本的には診療所で行うが、民間が再開すればそちらにお願いしたい

 

 

明日は、何点か全協の報告をします。