今日は、第5回臨時会が開催されました。
議案は、「工事請負契約の締結について」が5件、「工事請負契約の変更について」が1件、「物品購入契約の締結について」が2件、28年度一般会計補正予算が1件の計9件が提案され、全議案とも可決しました。
詳細は、内容をまとめ終わりましたら後日報告します。
閉会後、全員協議会が開催されました。案件は国から棚塩地区で稼働している仮設焼却施設の処理スケジュールについて。
報告によると、「災害廃棄物などの処理計画では、27年6月から29年4月となっていましたが、現在、帰還困難区域内を含む今後の方針等について、町と相談中の状況であり、29年度以降、新たな除染廃棄物や家屋解体廃棄物、片付けごみ等が発生する可能性があることや、29年度も家屋解体工事やフォローアップ除染等による廃棄物が発生し続けるなどの理由により、期間を延長せざるを得ない状況となっています。今後、関係者と延長について協議を進めさせていただきたい」との事でした。
また震災後、家畜の安楽死処分及び一時埋却が行われましたが、掘り起こしなどをして仮設焼却施設で処理したいとの事でした。今後、①から⑤の手順で処理を行います。①掘り起こし、②消臭資材（おがくず等）とともに土嚢袋に封入、③飛散防止、交通安全対策等を実施しながら、仮設焼却施設に運搬、④仮設焼却施設で他の廃棄物とともに焼却、⑤埋設場所の消毒処理（消石灰の散布）及び掘り起こし前の状態に原形復旧。
「処理時には、掘り起こし作業によって空間線量に異常がないことや焼却で出る排ガス中の放射性物質の監視、敷地境界内の空間線量率のの常時計測など環境に影響のないことを確認しながら作業を行います。早ければ来年早い時期に開始見込みです」との報告もありました。